趣味じゃない を選択しましたが
もともと私はこのシリーズの1巻を読んですごく感動した人間です。
商業でガッツリ「潔癖症」に向き合ってくれるのだと思って2巻を期待していました。
読んでいる方はご存知の通り2巻~性描写が入ります。
「潔癖症」は何も解決していないのに、それでいいのか?と思いながらここまで来ました。
『黒瀬くんだから許せる』という流れは私が最も危惧していたもので、そのとおりになってしまったことがとても残念です。
『ある特定の人なら許せる』というのは、今までの商業漫画と変わらないじゃないですか。
私はもっと、好きになったけどこの人に触られるのも怖い、くらいの重さを期待していました。
今は宝井先生の絵柄が好き、というのと、進んでいけば私の納得するラストを迎えるかもしれないという小さな期待で買っています。
ただ、今回の5巻で、黒瀬くんのバックグラウンドが少し判明して、黒瀬くん側の動機ややりたいこと、願望が少し読めてきて、そちら側には期待と共感ができるかな、と思っています。
色々な意味で6巻を待ちます。
新装版で出ると聞いて買いました。
とりあえず、りっちゃんがかわいい!
健気なのにえろくて、これは中垣さんもオトされるね!なんて思いながら、読んでました!
お話的には比較的ライトめで、重い話が好きな私としては物足りないような気もするんですけど、
まあでもえっちが濃かったからいいかな?なんて(笑)
あと宮本さんたちの話にもいましたが、比良方さんがかっこよい女性だ!すてき!きゃー!(笑)
劇団の公演見に行きたいですよ……。
佐藤八重子氏は、崎谷さん特有の女性キャラだ!ってすぐわかる感じで。
賛否あるみたいですが、私はこういう話を引っ掻き回してくれる迷惑なイカれた女すきです。
最終的にいい人だったんだよ、にすると全部都合のいい話になってしまう気がして、最初から最後までバカみたいに騒いでくれた佐藤さんには感謝です(笑)
です。(笑)
最近ララ子さんが好きで、一気にいろいろ買ったのですが、
ララ子さんの本てだいたい一冊で読めるので、続くの!?と驚いてしまいました。
ゆずるさん、ふわふわしていてかわいいなあ、から、
おお、自分の意志もあるのね、から、
えっどうしたの!?
という感じで、本当に続くが早く読みたくなります。
本当にたべちゃったんですかね
完結してないのでほんとは☆みっつにしようと思っていたのですが、
よっつにしたのは、読み切りでついてた羊の楽園が超絶私の好みだったからです。
わたし本当に売春モノがだいすきで……(笑)
ゆるちゃんのために、ってがんばってるのに空回りしちゃってっていう操がかわいいです。
何度も読み返してます。
この本について、いろんな評価を見て回ったのですが、
「すっごくおもしろかった!」という人と、「重すぎて辛かった」の二つに分かれていました。
まあそれもそうかな、とは思うのですが、痛い・重い・暗い・辛い話が好きな私にとってはご褒美のようなお話でした。
ただ、読む人の好みに本当に左右されるかな、と思います。
これの前二つ「アオゾラ」と「オレンジ」はまあまあ色々な人が読めるかな?
あまり話の核心に触れないようにして話すのは難しいのですが、
やはりみなさんがおっしゃっている「相馬家の家族構成」がひとつのキーだと思います。
「理解できない家族構成」は、私もちょっと残念だなと。
ただ、そのことを感じさせないような心理描写・話の進行はさすが崎谷さん、といったところだと思います。
私が一番キュンと来たのは、終盤「しんどくても昭生がいいよ」と伊勢が言うところです。
「しんどくても」というのはなかなかないですよね。愛を感じます。
あと、昭生に伊勢の浮気がバレたときの、昭生の動揺っぷり。
ヒステリックになった昭生が可愛くて可愛くて、何度も読み返してしまいます。
重たい話が好きな人なら、すらすらと読める一冊です!
(話を全部理解するには前2作品を読むことをおすすめします)