CRダメ人間さんのマイページ

レビューした作品

女性CRダメ人間さん

レビュー数124

ポイント数602

今年度36位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

No Title

あらすじ通りのストーリー展開です。
資産家の婚約者(故人)の息子を名乗る男が四人集まり豪邸に軟禁状態で本物かどうか見極めるという殺人事件でも起こりそうな設定にテンションが上がりました(起こりません)。

しかし、ミステリーやサスペンス的な面白さはそれほど感じませんでした。
主人公が天然キャラかつ真相を探る強い意思が感じられなかったことや、直接的に主人公が狙われるような状況では無かったことで、緊張感が薄く感じられてしまいました。

主人公がわかりやすく不憫な境遇で応援しやすくて良かったです。
恋愛面かなりモダモダしていますが主人公の絶妙な天然具合のおかげでそれほどストレスを感じずに読み進めることが出来ました。
恋愛面もミステリーもそれほどハマらず読み終えてしまいましたが、純粋にハッピーエンドを喜べるキャラクターで良かったです。

魔王×勇者(王子)

波乱も一応起こりますが基本的にとても平和なストーリーでした。
かなり早めに両想いになり、付き合ってからのイチャモダが半分以上をしめています。
世界観やキャラ設定はかなり緩いです。あまり細かいところは気にせずゆるふわな雰囲気を楽しむ癒し系作品かなと思います。

キャラクターも可愛らしかったです。
メインキャラ二人とも概ねタイトル通りのキャラクター属性だと思います。
しかし受けの勇者要素は魔王城に単騎で侵入しただけで大義名分的な何かはありません。一応王子様設定ですがそこら辺もかなりフワッとしていました。

私はキャラクターがそこまで刺さらずこの評価となりましたが、カップルのあまあまが好きな方であればキャラが刺さらずともある程度楽しめる作品だと思います。
可愛かったです。

No Title

幼なじみに片想いをする主人公と、そんな主人公の気持ちを知って寄り添ってくれる同級生のお話です

切ないけれども優しい雰囲気の漂うお話で良かったです。
特に高校時代のお話が良かったです。片想いの切なさがヒシヒシと伝わって来ました。

しかし終盤にかけて主人公の言動にモヤモヤする部分が多く、読後感が悪くなってしまいました。
かなり受け身の主人公だったので、最後の最後は自分から行動して欲しかったなと思います。

とはいえ悪人らしい悪人は登場せず、狭い範囲で話が纏まっているのでとても読みやすい作品でした。
当て馬が苦手な身としては、主人公が片想いをしている幼なじみにしっかりと決まった相手(女性)が居たところが読みやすくて良かったです。

No Title

表題作の他に短編が一本収録されていました。

表題作は好きそうな雰囲気でしたが、あまりストーリーに入り込むことの出来ないまま読み終えてしまいました。
喧嘩別れした(一方的に距離を置かれた?)幼なじみの再会もので高校生同士のお話です。
受けが家族に抑圧されている(病弱な兄の世話をすること=自分の存在価値と思い込んでいる?)設定なのですが、受けの心情も家族の心情も分かり難く、受けのとった行動と上手く結びつけることが出来ませんでした。
おそらく兄ではなく母親(両親?)によって現在の性格が形作られたのであろうということは伝わって来たのですが説得力はありませんでした。
描写によるしんどさ不足(?)のような気がします。
しかし青春は感じました。描き下ろしの二人が可愛かったです。

同時収録作品はケンジが大渋滞していました(笑)

癖になるテンポ

ヤンキー(高校生)×伝説のヤンキー(社会人)

面白かったです。
アホアホヤンキーの片想いラブコメかと思いきやそれだけではありませんでした。
話が進むにつれ少しずつ真面目な雰囲気になり、能天気だった主人公(ヤンキー)が一歩ずつ成長して行くストーリーでした。
周りだけ大人になって行くことに悩むシーンが特に良かったです。
しかしコミカルさは常に存在しており、真面目さとのバランスが絶妙で癖になる作品でした。

登場人物全員面白かったです。
メインキャラはもちろん、周辺人物も邪魔しない程度にしっかりとした存在感がありました。

ギャグはわりと静かめだと思います(落ち着きのあるツッコミが多い)。
間合い(余白)の取り方がかなり好みでした。
しかし場面転換など分かりにくい部分も多く、そこで上手く笑いを摂取出来るかが重要な作品だと思います。
私は終始楽しく読むことが出来ました。

それ程重要ではありませんが、エリートサラリーマン要素は薄ぼんやりしています。ファミレスで仕事をするタイプのエリートサラリーマンでした(笑)

No Title

終始雰囲気の良い作品で、特に序盤の攻防が面白かったです。
しかし中盤の展開が苦手でした。

会社経営者の攻めとインテリアコーディネーターの受け。受けが攻めから仕事を請け負う所から始まる物語です。

物語中盤、案件終了後に音信不通になった受けを探し出し、家まで押しかける攻めがかなり怖かったです(そうでもしないと関係が終わっていたであろうとは思う)。
攻めがもっと昔から受けに執着しているようなキャラクターであれば受け入れられたかもしれません。今作の場合は恐怖が勝ってしまいました。

受けの行動も社会人として褒められたものでは無いと思うので(請負った仕事は終わらせていたとはいえ)、どうしてそのような行動を取ったのかキャラクターのバックボーンをもう少ししっかりと知りたかったなと思いました。
過去に何かあったのであろうことを変に説明的にならず匂わせてくれたこと自体は良かったです。

萌評価ですがもし続きの出ることがあれば読みたいと思える作品でした。

No Title

幼なじみ同僚の両片想い。

恋愛部分のストーリーは基本的に王道です。両片想いでセフレのような状態になってモダモダするお話。
全体的にコミカルで読みやすい作品でした。
ツッコミどころは常にあると思います。二人のモダモダやエロ展開以外にも気になるところがたくさんありました。しかしありすぎて頭を空っぽにしやすかったです。ツッコミを入れながら楽しく読むことが出来ました。
仕事要素はかなり薄め。
取引先の女性が終盤に当て馬の役割を果たすのですが、その展開だけ少し苦手でした。

エロに至る場所が地味に豊富で面白かったです。
満員電車で押し付け合い(意図せず)、職場での合体(初エッチ)、があるので苦手な方は気を付けた方が良いかもしれません。
エロコメなので深く考えずに読むべきだとは思いつつも、初エッチがオフィスはわりと気になりました(笑)
しかし自宅でのエロを終盤に温存してくれたのは良かったです。両想いになってからのイチャエロがしっかりありました。

エロの量がちるちるでは標準になっていますがわりと多いと思います(笑)
しかしエロエロでは無いですかね……? シンプルに一話一エロもの。
電車内で意図せず陰茎を押し付け合ったり、職場のデスクの上でセックスしますが、それ以外は特段変わったプレイはしていないと思います。
玩具を使うのは描き下ろしのみでした。

No Title

表題作四話、同時収録作品三話。
同時収録作品含めて主要人物全員好感の持てるキャラクターでした。
特に表題作の二人が良かったです。

・表題作『会いたくなかった』
不良×野球部員。再会ものです。
不良の金子と野球部員のケンちゃん。
金子の過去回想が良かったです。
何か抱えている攻めと太陽のような受け(あとがきより)、というのが良く現れている過去回想でした。
全体的には良かったのですが、序盤唐突にエロが挟まってそこだけ悪目立ちしていたかなと思います。
教室エッチです。
突然のキスまではあらすじに書かれているので分かっていましたが、そこからエッチなところまで発展するとは思わずとても驚きました。
この作品についてはそこまで無い方が良かったかなと思います。
しかし尻上がりに面白く感じた作品で、読後感はとても良かったです。青春を感じられる終わり方でした。
描き下ろしはその後の二人。可愛かったです。

・『恋に落ちたコペルニクス』
ノンケ×哲学青年。大学生ものです。
勉強したいのにままならないノンケの将吾とゲイで哲学青年の孝臣。
哲学青年というだけあってモノローグが多くて少し疲れました。表題作の方もモノローグ多めでしたが、こちらの方がよりコッテリしていると思います。
二人とも学びに真剣なキャラクターで応援しやすかったです。
攻めの勉学や主人公に対しての葛藤がとても自然で良かったです。

どちらの作品も面白かったです。

No Title

グイグイ迫る攻めと絆され(?)受けです。
攻めのラウルにもっと頑張って欲しいストーリーでした。

一応ネタバレになるのですが、過去に一瞬だけ会話したことのある二人の再会ものになります。
物語冒頭、旅行中にテロ事件に巻き込まれ怪我を負った主人公と、そんな主人公を助けた謎の男(ラウル)。
主人公は顔も名前も覚えていない男を心の支えにしており、恋愛感情のほとんどがその感謝の心でした。
刷り込みに近いというか……助けられた感謝の気持ちを恋愛感情と勘違いしてるとしか思えませんでした。
そう感じてしまったのもラウルの言動に魅力を感じなかったからだと思います。

ラウルは物語終盤、再会したての自分を覚えていない主人公について、「これからまっさらな立場で口説けばいい」と語っているのですが、口説けていなかったと思います。
ストーリーの色々なツッコミどころよりも、その事実がとても残念でした。
とにかく強引なキャラクターで、主人公に過去のことが判明したあとのエロなどは、今やるの……? と思ってしまいました(笑)

個人的に冒頭(八年前の回想)が一番ワクワクしました。
劇的な再会が味わえたらまた違ったかなと思います。

No Title

オーナー兼ショコラティエ×ホールスタッフ

元彼に裏切られて傷心中の主人公をオーナーが溺愛して癒して行くお話……を期待していたのですが、癒せているのか微妙なところでした(最終的には癒えている)。
そもそも甘すぎると言うほど甘々なストーリーではありません。
とはいえ描き下ろしが短いながらもイチャ甘なので、甘い気持ちで読み終わることは出来ました。読後感は良かったです。

しかし全体的に気になるところの多いストーリーでした。
オーナーの態度や主人公の元彼、当て馬のような存在など色々な要素が中途半端で話の軸が定まっていないように感じてしまいました。
色々なところで気が散った結果、仕事要素の雑さが最終的にとても気になってしまいました。
スパダリならば仕事には誠実であって欲しいです。