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萌×2作品

アドバンスドレビューアー

女性maguboさん

レビュー数34

ポイント数308

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なつめさんは今回も頑張っている

ピュア可愛い35歳のなつめさん、今回も頑張っていて可愛かったです。
若く見えると思ったけど、今回登場した幼馴染の胡桃も35歳には見えないなぁ(笑)
ツリ目イケメンな胡桃はカッコ良かったし、良いキャラ&良い立ち位置でした。

攻めの鴻くんも冒頭からスーツでキメてくれるし、裸体は美しいし、さすがのマミタ先生でした。
年下だけどカッコよくて余裕があって…なスパダリ鴻くんも、なつめへの小さなモヤモヤが積み重なったことで大事なところで余裕のないミスった対応しちゃったり、実は自宅では…なんて、完璧じゃない一面を見せてくれて可愛い年下攻めでした。

付き合いたてでまだちょっと初々しい空気が流れており、とにかく優しくて甘くてお互い一生懸命な1冊だと思います。

滝沢作品で1,2を争うくらい好きなキャラクターですが

冒頭から「公爵家の恥」「愚弟め」と事ある毎に侮蔑の感情をぶつけてくる攻めにゾクゾクしましたwww「嫌い、不仲からの溺愛」いいですね!大好物です。

まずは本を開いた直後の口絵の衝撃が強くて…外で本を開く際はどうぞお気を付けください。そして攻めのおしりが好きな方は必見ですww奈良先生のイラストとキャラデザは今回も神でした!

お話は滝沢先生らしい明るさと軽やかさがあり全体的に楽しく読めました。
クールで愚直な攻めラファエルの態度が変わっていく様やデレに可愛げが詰まってて好きでした~。男らしくてかっこいい攻めの可愛げ最高です!受けのユリウスもオニキスと称されるだけあって華奢な黒髪美人ぷりが良かったです。ゴテゴテよりシンプルな衣装の方が絶対映えそう。

受けの発情期のお相手登場には驚きましたが、個人的には新鮮な設定で必要以上には絡んでこなかったので良かったです。心ない相手より攻めの上着が良いと言われたらねえ!もう!!

好きなキャラでしたし、物語としては一冊十分楽しめたのですが…執着溺愛の攻め×素直で鈍感な受けという構図がややワンパターン?
攻めの一言を受けがひたすら真面目に実行しようとして、攻めが訂正もできず周りを牽制しながらあからさまな好意を向けているのに受けが鈍感で何も気がつかずもだもだする感じ。(前にも読んだことがあるような~~)
そのもどかしさを楽しめるかどうか…ですね。
攻めの噂の件や幼少期の2人の関係性も匂わせた時点で大体予想がついてしまうので、物語の意外性が少なかったかなと思います。

あと受けがキャラ変してからの侍女の態度がさすがに距離近すぎる気がして…。
作中時々でる現代的であえて崩した反応や言動に親しみを覚えつつ違和感が。公爵や伯爵、それに仕える者というならもう少し世界観を徹底してほしいように思います。ラノベはこんな感じなのかな。

獣人の事件に関しては想像以上に卑劣な真相で純粋に怒りが…。解き明かされる様が爽快でした。
ティモも可愛く、子育てBLはあまり得意でないので程よい出番だったかなと思います。この2人に愛情たっぷりに育てられて、かっこいい獣人に育ちそうですね^^
なんだかんだ言いつつ、滝沢作品で1,2を争うくらい好きなキャラクターたちでしたし良作だと思います!

冷徹すぎて胸がギューーっとなるけど、そこがいい。

KindleUnlimitedにて読了~。
キャラクターがあまり好みでないかなと思いましたが、攻めが傲岸不遜な俺様でちょっとした攻めザマアもあってそこが良かったですww

それにしてもタイトル通りで、攻めが本当に冷徹すぎて。読んでて心がギューーっと苦しくなりました。この攻めの魅力が分からない…序盤から攻めの思惑は分かっていたことだけど、受けの気持ちを考えると…ばかやろうっっっ

なんだけど。でもね、それがいい。小中作品で時々見られる胸がギュッとするツライやつ、実は大好物なんですwww最後はハピエンですし!

そして、そのシーンの直後から攻め視点が始まります。
攻めの想いや考え方、あくまで国王として育てられ生きてきた彼ならば…と納得してしまうんですよね。国の危機に直面しているわけだし、私人としての感情と板挟みになり苦しみながら、なお国王としての責を全うする姿はむしろ立派な王様だと思います。

受けはとにかく健気ワンコで、正直なんでそんなに好きなの??という気もしましたが(一目惚れだけだと弱い)、彼の純真な心と献身が「国王として」が第一だった攻めの気持ちを徐々に変えていきます。最終的には溺愛ルートなのですが、全体としてはそんなに甘さはないかな。

どちらかと言うと、挿絵にチラリと出てきた受けの従兄弟がめちゃくちゃ好みでしたww王弟くんとのお話が読みたい~。

本編の後日談&SSが「商業誌番外編集まめぼんⅠ」に収録されており、こちらもアンリミで読むことができました!過保護になった攻めと相変わらずポヤっと可愛い受けのやり取りが微笑ましいです。

年下ワンコ攻めの猛アタックがすごい

作家買いです!佐竹先生らしい頑張り屋の美人受けと年下ワンコ溺愛攻めのお話。
真面目で一途な年下攻めがそれはもう純粋に猛アタックしてくるので、そういう属性が好きな方にオススメです!甘〜〜い。

自分はS系攻めのが好きなのでちょっと好みとは外れていましたが、全体的に楽しく読み進めることができました。

以下、ネタバレ感想です。

今回特に受けのセノが周りに現れるオジサマ達を次々とメロメロにさせていくのが小気味よく(笑)長年娼館で働きながらもキスも後ろも許してこなかっただけあるなとw

攻めイルネドはとにかく受け溺愛一辺倒で、求愛が実って結婚してからは、受けの帰りが遅いと心配したり発情を促すために毎夜の営みを頑張ってる印象が強く。セノの奮闘に対してちょっと薄味なような…出番が少ないような…(笑)

ただお話が進むにつれ、純粋真面目だけでなく、策士な一面や強かさも出てきて、そこはセノと同じくドキッとしました。この先の人生すべてにおいてセノ第一主義なのでしょうね。頑固さや一途さ諦めなさがお父さんから引き継がれた性質で結局そっくりなのも微笑ましい。

読んでる中気になったのは、セノさんやイルネドくんなどの敬称がつくと違和感があり(特に「くん」)、そこは違う形で表現してほしかった気がします。

本編最後まで明かされなかった受けの秘密は初回限定の特別SSペーパーで読めました。(紙本購入)なかなかの衝撃(笑)ほっこりエピソードが良かったです!

ケンカップルDD、ここにいます!

KindleUnlimitedにて読了!
清々しいくらいにデリカシー皆無のクズ攻めと、面食い&恋愛不要セフレ求む!なクズ受けのお話。
2人とも強気なクズのケンカップル。なんか新感覚w

2人とも軽い気持ちでセフレになるんだけど、セフレに求めるスタイルが少し噛み合ってなくて、相手の気持ちお構い無しな攻めと「お前はディルド、俺はオナホ」と言い切りつつも、セフレなりの気遣いを求める受けですれ違い。

受けが何度も「もうセフレやめたい」と訴えるのに、清々しくスルーする攻め。人の都合聞かずヤリたいときにヤッちゃう攻め。行為後の受け放ったらかして合コン行く攻め。
アンタ…見目がどんなに良くても許されませんよ…。振られ続けるのも当たり前。

とは言え、合コン行ったくせに結局受けのところに戻ったら…な展開がありますのでご心配なくw

結局のところ、2人ともまだ本気の恋を知らない不器用さん達でした。攻めのキスに対する件も良かったな。
少〜しずつ自分の気持ちに気づき、素直になってからのデレがまた良かった!

お話としては王道だけど、絵もきれいだしテンポもよく想像以上に楽しく読了しました!オススメ!

丹下作品の水々しさ完全再現!?

原作既読、大好きな作品です。
初めてドラマCDを予約し楽しみにしていたのですが、レビューに悩み悩んでいつの間にか月日が経っておりました。

全体的にゴージャス&ノーブルな丹下作品の雰囲気やキャラクターたちでCDもそのままの世界観だったと思います。
朱允の色気に思わず反応しちゃった摩宗の耳のピコピコ音は可愛かったし、合間の幼少期のエピソードは愛らしさ満点。
そして、何より想いが通じ合ってからの丹下流エッチシーンはさすが凄かったです。SEではない声優さんが奏でる"水々しさ"が特に。(伝われ)
ここだけでも聴きごたえがあるかもしれないw

ただ、神評価にできなかったのは、主人公2人のお声が自分的に少しだけズレていてハマりきれなかったからです。
本当に主観であり個人的感覚なのですが、攻め29歳×受け31歳なので、もう少し大人びて…雲の上感のツン声や大柄なアムールトラのやや低め(太め?)な声をイメージしていたようです。自分が思っていたよりもCDの2人は可愛さがある現代的な若者ぽい印象を受けました。
あくまで自分の解釈違いなのですが、大好きな作品だけに無念です。(試聴大事)

また、途中いい仕事してくれる朱允のおじさんも随分個性的な仕上がりになってて、こんなキャラいたっけ??とw
これはこれで良いキャラクターになってるかなとは思います…(笑)

ブックレットの書き下ろし漫画でくっついてからの2人の様子が垣間見れて、2Pではありますが読めて良かったです!

アメリカ編。旅の途中。

原作既読
大好きなシリーズです!

赤僕で少女時代を過ごした自分としては、今なお羅川先生の新作が読めること、そしてそれが木原先生原作だということに日々感謝です…(感涙)
羅川先生、小説のコミカライズとしても過不足なくしっかり読ませてくださる手腕で…ほんと絵も漫画もお上手なので安心感しかないです。

本作はラブ要素薄めだけど、しっかり底に流れる愛情が感じられ、なによりキャラクターが魅力的!

人間アルの可愛さもウザさも(笑)、
こうもりアルの愛らしさと表情の豊かさ、
アキラの仏頂面と繊細さ、
周りの脇キャラも一人一人が人間味があり、大好きです。

今回はアメリカ編の旅の途中…という感じで、大きな出来事もアルの受ける災難も変わらずにあるのですが、何となく序章的な位置づけのように感じました。

しかし改めて漫画で読んでもアルはトラブルメーカーで、そりゃアキラもため息つくわ(笑)
なんだかんだと情の厚いアキラがアルを見放さないでそばにいるところを見るにつけニヨニヨしてしまいます。

物語はまだまだこれから…引き続き続刊も楽しみにしています!

1冊完結ならば…

試し読みでワクワクしたのですが、皆様のレビューを見て、もしかするとダメかも…とドキドキしながら読みました。

結果、私は許容範囲でした。
最初の敦くんの態度は周りにいた人たちを傷つけるものだったし、その後の展開も致し方ない面もあると…。

通常の甘いBLだとそうした場面で、受けに惹かれてる攻めが庇ってくれたり仲間を止めてくれるのだろうけど、日高さん(攻め)の中でまだセフレの域を超えてなかったので…自分は参加しないけど傍観というのがリアルな気がしました。

というわけで、個人的にそこはクリアだったのですが、続き物でなく巻数表記されていないからこそ、1冊で完結ということを踏まえると「攻めが受けを溺愛する」ところまで見せて欲しかったなぁ〜。
作者様もあとがきでおっしゃってますが、これからだ!で終わるのでちょっと萌え不足でした。付き合う前段階を丁寧に読めるのも良いのですが。

続刊が最初からあるというならばこの先の展開を期待して神評価にしたかもです。この先続くかもですが、1冊の評価として萌2にしました。

色んな作品があるのがBLの奥深さだけど、
やっぱりBLには愛を求めたい!