今回も内容が重く、濃い展開でした。
ミカによって、島は閉ざされていない。領主に島民は騙されている事。黒海は人を乗っ取る事が出来る。既に乗っ取られた人間が密かに島民に混じっているかも知れない。という話を聞き、島民は疑心暗鬼になっている様子は、「屍鬼」という小説を思い出しました。ミカの最期は本当に、人間が鬼になってしまったと思える様な恐怖に駆られた人間の集団心理はとても恐ろしいです。
そして黒海の正体も未だに謎なんですが、とにかく人間になりたい何か?という事は分かってきました。
私はどうもニナが好きになれません。人間らしく振る舞うのはとても上手いのだと思いますが、心は人間というよりは自分の欲求を満たす為なら仲間の命も人間の命もどうでも良いという様にあっさりと決断できるのは、欲深くなったバケモノにしか感じられないのです。
それに対して、アルトはには葛藤がありました。不安がありました。そしてエルヴァを愛する強い気持ちが伝わって来ました。
エルヴァも、アルトの不安を知り、とうとう2人は愛を確かめ合うのですが、なんとも、切ない気持ちになりました。そして二人の強い決意が伝わって来ました。長い時間を掛けて培ってきた絆があればこその愛の確かめ合いがじわじわと泣けて来ました。子供アルトの姿をエルヴァが思い出すシーンはとても温かく幸せな気持ちを思い出させてくれるんです。
離れ離れになった二人ですが最後までこの壮大なストーリーを見届けたいと思います。
こちらの先生の絵柄がとても好きで手に取りました。
表紙絵から何となく三角関係かも、と思っていましたがギスギスした三角関係ではなくやんわりとした三角関係でした。そして三人とも顔が良い!!
ファーストキスの相手を探して色々な人と付き合ってみても、どうしても、思い出のキスの相手とは巡り逢えずにいるかずほ。全寮制高校で、かずほと同室の七瀬。七瀬は生徒会長なんです。そして学校の理事長の息子で、素行が良くない生徒の中では浮いた存在の緋悟。この三人でお話が進んでいきます。
幼なじみで同室の七瀬は、かずほの事をずっと前から好きなのですが、かずほに気持ちは隠しているのです。ですが、たまたま出会った緋悟を急にファーストキスの相手かも?!とかずほが言い出すと、その隠していた気持ちから一転、急に気持ちに余裕が無くなってしまうんです。
ファーストキスの相手が誰だったのか?そして、かずほがずっと探していたのは本当は誰だったのか?は伏せますが、
緋悟も七瀬もかずほが探してるのは自分なんじゃないか?と思いながらかずほに接しているので、三人で顔を合わせた時には…七瀬はクールであまり感情を顔に出さないタイプなんですが、緋悟もちょっと捻くれたところがあって素直に気持ちを伝える感じではないので、かずほは二人に振り回されるんです。緋悟と七瀬。お互いに顔を合わせた時の視線の描き方が、なんとも色々な感情が入り交じっていながらも、平気を装った顔をしていて面白かったです。視線、目の表現をじっくり見てしまいます。
ただ、最後まで読むとかずほが探していた人は最初から決まっていたのかな?と感じる結末になっていて安心しました。恋としてはこれからな感じです。緋悟と七瀬は対立しそうな感じで終わっていたのですが、かずほは案外、寂しい人に寄り添ってあげたい人なんだと思うんです。なので、恋愛としては落ち着いたけど、まだ何かしら七瀬とも出てきそうだし、緋悟にもっと慣れていくかずほを見てみたいって思いました。かずほのお顔はちょっと女の子な感じが強いですが、それでもやんちゃな所も可愛い所もそして美人な顔もあって見ていて満足感がありました。
好みとしては緋悟のお顔が好きだったのですが、七瀬の顔もかなり良くて、この1冊で終わってしまうのは勿体ない位のキャラクターでした。
今回、私は特装版を買ったのですが、特装版は表紙タイトル文字がオレンジ色で、、通常版は青文字。私は通常版のが夜の2人にマッチしてると思ったのでどちらを手に取るかはなかなか悩みました。
3巻では、藤永が役者として注目され始めて順調に仕事に邁進しています。ケイトからは、ちゃんと付き合おうと気持ちを伝えられた場面がありました。このシーンは本当にこの2人じゃないとこういう表現は出来ないだろうな!という言葉で表現されていました。いや、本当は言葉で理解する感情じゃないんだと、好きって気持ち、相手を解りたいって気持ち、そしてそれら全てを全身で感じ取ろうとする覚悟の様な物がビンビンと感じられて、とても素敵でした。
ただ、今回もちょっとしたコミュニケーションの誤解などが出てきて、そういう場面で「間違えたかな?」と不安になったり。気持ちが近づいてはちょっと不安になったりして…ゆっくりした二人の恋が丁寧に描かれていました。時には理解出来なくたって、間違えたっていい!二人でいる時には目で感じ取ろうとするって。本当に好きだと思える人にしか言えないですよね。言葉を超えてるんです。
ケイトが藤永に手話のサインネームを考えてあげた場面は、、これは絶対に直接絵で見て欲しいのですが!手話が分からない私ですが、それでもキラキラしてるサインネームなんです。藤永のサインネームを使うのはケイトですよね。藤永を呼ぶ時はケイトまでもがキラキラなポーズになっちゃうじゃぁないですか?!
このキラキラの相乗効果を考えた厘てく先生天才です。
前に進む藤永に触れて、自分も自立しようと思うようになるケイト。次巻がとても楽しみです。
藤峰式先生のお話はいつも笑う要素がたっぷりなと所が好きなのですが、今回もとても楽しい作品でした。
このお話、ゲイ風俗店でキャストとして働くカイくんのお○ンポをレビューして欲しいという依頼が来て、貧乏ライターをやっている遊里がレビューをする訳なんですよ、、
このレビューというか、遊里目線のカイくんのお○ンポの表現が、もう凄いんです。凶器を感じさせる様な表現をしている時もあれば、悠久の時の流れを感じさせる様な御神木に見えてしまったり。毎回毎回繰り出される遊里の表現力には驚かされます。初めてキスされた時に出てきた感想も何故か和歌になっていたり、言葉の語源のくだりは傑作でした。
風俗店で出会った二人が恋に、、というシチュエーションは私はあまり好きになれない時があるのですが、この二人はどちらもお金に困っていて、必死に暮らしている中で出会ったのが好感持てて、すんなり受け入れられました。
カイくんは無愛想で淡々とした顔をしながらサービスしてくれるんですが、それを受ける遊里はもう表現力は凄いし、お顔は整っていて可愛くて。二人の顔のギャップも面白かったです。
お互いに好きな気持ちが生まれると、カイくんは風俗店の仕事に支障をきたしてしまうのですが、、
ラストは上手く締めくくられていたのが安心して読める作品です。
綺麗な作画と、洗練された笑い!!を求める方には是非オススメです。
すぎちよ先生のオメガバース作品は、オメガバ設定に更にひと工夫された世界観が付け加えられていて、前作好きでした。
今回は新月の度にαの相手が記憶喪失を繰り返す、というお話でした。
それってΩにとってはとても辛い事なんじゃないの?と、思って読んでいました。
Ωで小説家の佐久は、、佐久の家にお手伝いに来ているαの有間が自分を忘れるんじゃないかと、常に不安を持っているんですが、それでも有間がちゃんと覚えてくれていると、とても安心して可愛らしい顔になるのがいじらしかったです。でも、何度も有間が自分を忘れてしまっても、受け入れるしかないと、有間を責める様な事をしないのです。
一方、有間も、忘れてはしまうものの、結局は佐久と何か以前にあったのではないか?と、僅かな手がかりからまた佐久の所へ戻って行くのです。
この二人は運命の番だと思えるのですが、それなのに1番大切な人を忘れてしまうという、なんだかとても悲しい設定なんですよ。
大切な人を忘れたくない!と、様々な工夫をして、記憶喪失になってからも、覚えてるよ!という偽装をする為に努力している有間を見ているとやるせない気持ちになりました。
ちょっと意地悪な運命の元にある二人なんですが、何故こんな事が起きたのか?
最後まで読むと、昔からのある言い伝えが関わっていた事が分かってきます。
子孫を確実に残して行く本能的な行動に起因しているという設定なんですが、それでも、仕組まれた運命の元にある二人が一体どんなきっかけで記憶喪失を克服していくのか?という過程の説得力が少し都合良い展開に感じてしまいました。
それでも、やはりとても悲しい運命を時間をかけて克服した事にはじわじわと心に嬉しさが溢れました。
今回の佐久と有間はお互いを思いやる気持ちがとても切なく描かれていて、その表情がとても心に刺さってきました。
こちらのお話、まだ続く物語で一巻まで読んだ感想になります。
とても古いボロアパートに住む朔夜の隣に住み着いた蒼士。二人の最初の出会いは、蒼士が外国人の男を連れ込んでいた場面に出くわします。
朔夜はとても苦労して勉強中の医学生なんですが、それとは対照的に、隣の蒼士は仕事は無職、それなのにお金には困っていなさそうで、目が離せなくなるほどの美しさと妖艶な色気があるのです。
ボロアパートと言っても、造りは古いけど丸いステンドグラスが嵌められた窓がある、気の利いたアパートなのです。
そのステンドグラスが美しいボロアパートの中で、朔夜は蒼士の魅力に引き寄せられて身体の関係になってしまうのです。アパートの中では欲望に負けてセッ に耽ってしまうのですが、一歩外に出ると、勉強、バイトに追われる日々。そして蒼士と二人で外に食事に出た時には、様々な人から向けられる蒼士の美しさ故の好奇の目。蒼士が何故このアパートで過ごしているのか?人目を避けて静かに過ごしたい以外にもなにか秘密がありそうです。
後半では、朔夜が医学を目指した経緯が語られています。かなり壮絶な人生を朔夜は送ってきたのです。あちこち骨折した話が、ラストのストーリーにとても関わって来て、まだぼんやりとしか分かりませんが、この二人は案外運命的な関係性があるのではないか?と感じながら読みました。
最終話、想像力豊かな蒼士の妄想話は、どこか朔夜に対する執着や、そして蒼士のこれまでの苦労を踏まえて、理想の世界を探求している様に感じました。
二人の身体の関係は凄く深いものだけど、Loveについてはまだこれからの進展が出てきそうな、ラストのストーリーがとても斬新な表現に思いました。
蒼士はどこかの富豪の愛人というのも、これから朔夜とはどんな心の変化が出てくるのかな?と、とても続きが気になるストーリーでした。
受けの蒼士は美しいし、朔夜はとてもイケメンで美しいステンドグラスの窓辺で過ごしているシーンは幻想的で耽美な雰囲気を感じました。作画がとても好きです。
なんだかぼんやりとした感想になって的外れな事を言ってるかも知れませんが、朔夜と蒼士、とても魅力的なキャラクターでストーリー的にはこれから核心に入って行く感じでとても楽しみな作品だと思いました。それと、タイトルの意味も、、まだ謎のままなので、このタイトルの意味とても興味あります。
蜜谷と侑一郎が付き合う事になってから半年後の二人の様子が描かれていました。
半年経ってもまだ二人は致して居ないのですが、蜜谷は白水兄弟とジムに行ってモヤモヤを発散したりしていました。
今回、ちょっとビッチなオトコの娘が出てきて二人を引っ掻き回す表現があったのですが、私はあまりこういうビッチなキャラクターはちょっと苦手でした。。。まあ、でもこの新キャラのおかげで、ようやく、侑一郎が二人の関係を進めようと言う気持ちになったので、良かったです。
実際、二人がこの巻でどこまでの関係になったのかは実際読んで欲しいですが、侑一郎もちゃんと蜜谷の気持ちを考えていたのだなぁと思うと、いじらしさを感じました。
お酒が好きで、庶民的なお店の料理を食べながら晩酌する二人を見ると、この二人はこれからもゆっくりと絆が深まって行くのだろうなと、温かな気持ちになりました。自分の事に臆病な侑一郎と、侑一郎と出会ったことで今まで知らなかったお花やお茶などの世界に蜜谷がどれだけ順応していくのかなぁと、心の中で楽しみになりました。
このお話の中で侑一郎のお姉さん的な存在で出てきていた由里子さんの過去の事が語られていました。クラブのママという事で、いつも綺麗にしている大人の女性だと思っていた由里子さんの若い時の姿がとても驚きました。とてもかっこよかったです。由里子さんに憧れていた雪柾が自分の憧れていた気持ちを恋心だったと理解するまでの葛藤が読めてとても満足でした。
ここまで描いてくださったジル先生ありがとうございますという気持ちになりました。
一巻で大活躍の、涼と雪柾が今回も出てきて大変歓喜しました!
ところで蜜谷と侑一郎の関係は、、
侑一郎のふんわりとした平和な日常生活の中で少しずつお花の事や侑一郎さんの役に立つ為に頑張っている蜜谷が描かれていました。告白したくて仕方ない蜜谷の行動を遮ってしまう侑一郎。二人の関係が壊れるのが怖い。未だに蜜谷の気持ちを受け入れる決心がつかない侑一郎。それでも侑一郎を諦められない位に蜜谷は侑一郎に惹かれてる姿が可愛いです。恋に悩む蜜谷の良い相談相手になってくれるのが涼なんです。涼のひょうひょうとしたキャラクターがとても良いんです。
しかし、蜜谷は元兄貴分の菊島と再会してしまいます。また蜜谷を都合良く使いたい菊島ですが、白水兄弟が連携して菊島から蜜谷を救い出す場面はとてもテンションがあがりました。
蜜谷と色々な出来事がある中で、少しずつ侑一郎も蜜谷を意識し始めていて、菊島の登場で改めて蜜谷を失いたくないと自覚する侑一郎。
難攻不落の侑一郎の心が恋心を自覚しただけでもこれは凄い進展の様に感じました。
侑一郎の精一杯の告白シーンは、意味が分かりにくくて、ギクシャクしてるのに、それがこの二人にとっては優しくて温かい気持ちになってる世界でした。この二人にしか出せない少しだけの触れ合いなんだけど、それが心の深い所まで今までは許さなかった侑一郎の精一杯の愛情なのだと思うと、ラストはじんわり泣けてしまいました。
ラストの雪柾の好きな人…気になります、
以前に読んでいた作品ですが、再読。改めてこの作品が面白いと思ったのでレビューします。
元ヤクザの下っ端の蜜谷と、花屋の店主侑一郎という組み合わせ。夜のお店が多い(ちょっと治安が悪い)場所で花屋を営む侑一郎が病弱でとても儚さのある美人なアラサーなんです。蜜谷は元ヤクザという設定ですし、このお話の中にはヤクザや柄の悪い人達も出てくるのですが、そこまでダークな闇社会のお話にはなっていなくて、あまりダークなお話は好きじゃないという方にも安心して読めるお話だと思います。
蜜谷は組から使い捨てにされて行き場がない所を侑一郎の花屋で働く事になります。そこで侑一郎の優しさに触れる事になり、人生で受けたことの無いような温かな気持ちになるのですが、同時に美しい侑一郎を好きになってしまうんです。早い段階で蜜谷は侑一郎への恋を自覚するんですが、まずは仕事をくれた彼への恩を返したいと、仕事に専念しています。
そういう生活の中で、侑一郎のお店に現れる2人の人物が(どういう人物なのかはネタバレしないでおきます)一人一人とても魅力的で、一体侑一郎と、その知り合い達はどんな関係なんだろう?とヤキモキする蜜谷が読んでいてとても面白いです。そして、侑一郎と、その人物たちの正体が分かった時にはちょっとした驚きがあります。
ちょっと治安の悪い場所でのお話なんですが、それでも花屋を営む侑一郎が、花の事を丁寧に蜜谷に教えてあげたり、そして儚げな侑一郎を「俺が守る!」という意気込みで仕事を頑張って社会人として自立していこうとする蜜谷の2人の関係はキラキラとした優しさがある物語です。
お店に来る客の1人が侑一郎を食事に誘った話は蜜谷の心の叫びがとても面白かったです。ヤキモチ妬く蜜谷が可愛いです。
そして、侑一郎はただ病弱で儚い美人ではなかったというのもとても面白い展開でした。侑一郎と脇役2人のキャラクターが皆カッコいいし、とても強くて、、あれ?元ヤクザで侑一郎を守ってあげたい蜜谷の立場は?というまさかの立場逆転状態だったのが面白かったです。しかも見た目もみんなイケメンだったり美しかったりで。作画がとても綺麗でそういう点もとても読みやすい作品です。
蜜谷は一人でドキドキしているのですが、侑一郎は恋とという感情はまだ全くないみたいなので、これからこの2人の関係がどう変化するのかが楽しみです。ふわふわした侑一郎を囲んで脇役で出てきたキャラクター一緒に今後もお話を楽しくしてくれそうで、楽しみになります。
二巻、楽しみにしていました。「セッ した人数より殴って伸した人数のが多い」龍之介が、晃太と恋人になったことで、安らぎの顔を見せている場面が何度もあって、とても良い雰囲気の二人を眺められて嬉しかったです。晃太の肩に頭をもたげる所とか、晃太のマフラーを取り上げて自分の首に巻いて嬉しそうにしているシーンなどは、もう、龍之介がミ○サに見えてしまいました。とても可愛らしい龍之介。
しかし、特異αの性質からか、元からのクソ真面目な性格からか、晃太は番になる事をまだ早いと考えています。晃太にとっては龍之介以外の人には目が行かないから焦らずに龍之介をとても大切に思って傷つけたくないという気持ちが強いのかなと思って読んでいました。龍之介も晃太を好きだし、早く番になった方が身体が楽になれるのは分かっていても、晃太の意見を尊重して番にはならずに恋人関係を続けています。
二人の関係は順調なんだけど、実はこの番にはならないで恋人関係を続ける事は晃太にとっても身体のデメリットがあったようで…
晃太の体に不調が起きて、晃太が弱った部分を見せた場面。これがまた可愛らしい年下攻め様になってて読んでる私も晃太へのキュンが止まりませんでした。龍之介にダイレクトな言葉で甘える晃太の破壊力が凄いです。
龍之介も晃太と離れた時に、ふと、もし事故が起きて晃太以外の人に頸を噛まれたらと、そんな事を考えた時に恐怖心が起きていたりして。
もう、二人とも自覚無くても一緒に居なきゃダメな体になってるんです。晃太の「噛みたくない」って気持ちを尊重しながらも龍之介はそんな晃太の言葉に寂しさを覚えていたりしているのが切ないー涙
しかし、そこは強いΩの龍之介。晃太が異常行動で我を忘れて頸を噛みそうになった時、晃太を後悔させたくない!という気持ちから晃太の行動をバシッと遮ったのは心も身体もとても強くてかっこ良かったです。
相手を好きな程、自分の気持ちだけを優先させる事は出来ない苦しさがとても伝わってきました。
ラストはちょっと不安になるセリフで終わっていたので次の巻を早く読ませて!ってなりました。特異αの謎をもっと知りたいですね。
かっこいいし可愛らしい龍之介と誠実に龍之介を愛する晃太をまた読みたいです。