この作品でDom/Subユニバースの世界に引きずり込まれました。
表紙がインパクト強すぎてなかなか『ほしい』と思えなかったのですが、帯を読んで購入しました。
この作品に出会ったときにはDom/Subユニバースの存在は知りませんでした。オメガバースに続く新たな設定ものか~程度の認識で読みました。
本編のなかで説明があるものの理解が追い付きませんでした。しかし、キャラクターが持つ性格や本能の描かれ方がうまく、何度もページを戻して読んで、これがこうなるのか!とワクワクが止まりませんでした。
それぞれの過去と今が繋がって、感動でした。
ドムサブの基本的な情報さえ知っていればあとは引き込まれると思います。
表紙のインパクトよりやさしいお話だと思います。
この作品でU先生のファンになりました。
受けがちょっとおバカで行動力があって、でもバカ丸出しとは違い社会人としてはしっかり自立しているところがとてもいい。
先生と徐々に距離をつめていくのに、ただの片想いに辛くなって悩んでしまってるところもかわいくてたまらなかった。
先生が長髪攻めなところも私にはポイントがたかくて、髪をかきあげているシーンは眼福物です。
さきにハマってしまったのは受けだけど、泥濘にはまってしまって身動きとれないのは攻めの方なんじゃないかな?ってニヤニヤしてしまいます。
飾りたいくらい好きな作品になったが、表紙がやらしいのですぐ読めるところに配置しています。