こちらは本編と同時発売された、ヨキとバドルの甘々な新婚生活を描いた番外編集。
本編巻末にお知らせがあり、これは読まねば!と購入しました♪ 電子で70ページ。
3つの短編を収録。なるべくネタバレ控えめでレビューします。
【初夜アフター】(描き下ろし)
本編はページの関係で描き下ろしがほとんどなかったので、その代わりの描き下ろし。
本編ラストの初夜のすぐ後のお話。
本編も最後はバドルが甘っあまでしたが、もちろんこちらも甘〜〜いです♡
バドルの「かわいい」発言、良き溺愛です〜♡
濡れ場も短めながらしっかりあります♪
【はなれないで そばにいろ!】(商業未発表作品)
本編連載開始前の同人誌作品。
Ωは「発情期前になると肌寂しくなったり、体が疼きはじめる」という独自設定で、イチャコラするヨキとバドルを描いています。同人誌なのでエロしっかり。エロ可愛いヨキと煽られるバドル、最高!♡
【バドルさん、拗ねてますよ】(商業未発表作品)
連載中発行の同人誌作品。
約2週間の里帰りから戻ってきたヨキに、構ってもらえなくて拗ねちゃうバルドのお話。
かなり長めの濡れ場がもうえっちえちです♡
「エッチ描写の練習がしたい」と先生のコメントあり、なるほど納得の内容です。う〜む、白抜きなのがつくづく残念無念!w
バドルがヨキを焦らしたり、ヨキが煽ったり、二人の色んな表情が見られる、こちらも甘々〜なお話でした♡
3話だけでなく、各話に先生のコメントがあったり、おまけや小ネタ(合わせて2ページ)もあったりと、読み応えがあります!
小ネタで特に気になったのが、バドルの世話係のシオンについてのコメントで、ひょっとするとスピンオフあるかも?!という内容があったので、ぜひ読んでみたい!と思いました。
本編がお好きな方は、絶対楽しめる必読の番外編集です♪
電子 ライトセーバー(白抜き)修正(エロエロなので本当に残念!(血涙))
こちら初コミックスですね、おめでとうございます♪
表紙の攻めのイカつさに怯んでいたのですが、高評価で試し読みしたら面白そうだったので読んでみました。電子で263ページとボリューミー!以下少々ネタバレあります。
タイトル通り、部族もののオメガバース。
でも第二性のことは把握されておらず。受けのヨキ(Ω)は男性だけど妊娠できる特異体質と言われている。そのヨキが和平のため、敵対する村の次期族長バドル(攻)の元に輿入れすることとなり…というお話。
ヨキはΩで、バドルはヨキの匂いに発情するのでαですね。他に明らかにΩやαっぽい人物は登場しません(実はいるのかもしれないけど)。
バルドは19歳、ガタイのいい年下俺様攻め。ヨキは21歳、朗らかでさっぱりした性格で健気さもある男前な受けです。
バドルはヨキの村に恨みがあって、初めこそヨキを嫌っているけど、ヨキに助けられたり、発情でセッしちゃったり…ヨキの性格の良さにすぐに絆されちゃいます。態度はつっけんどんだけど、ヨキを無自覚に好ましく思ってるのがダダ漏れで可愛いです。ヨキが鈍感さんで、その気持ちに全く気づかないのも面白いw
ヨキが村人数名に襲われそうになり、バドルが救出するシーン。ヨキについた他の男の匂いに逆上するバドルのモノローグ。
『誰にも渡さない 汗の一滴も』
キターーー!俺様攻めのド執着だーーー!!
もうズキューーーンときました!良き独占欲です♡
ヨキを襲おうとした村人達をバドルは罰しようとするも、ヨキが寛大な気持ちで許す。
ヨキは光属性というんでしょうか、まるで天使みたいに優しい人ですね。
この辺の描写は、ヨキの心が本当に美しいんですが、ちょっとひねくれ者の私には眩しすぎました…。
終盤の一波乱も乗り越え、最後はしっかり心も体も結ばれるバドルとヨキ。めでたしめでたしなハピエンでした。
濡れ場は数回でえちですが、ライトセーバー修正で真っ白で残念!バドルの立派な巨○を良修正で見たかったw
ラストは、最初はあんなにツンツンだったバドルが、甘っあまにヨキにチュッチュしてるのが大変良きでした♡ これからはヨキを溺愛する夫になるに違いないw
作画もストーリーも、デビュー作とは思えないクオリティの高さを感じました。素晴らしかったです。
今後の作品も楽しみにしています♪
(甘々な新婚生活の番外編も電子で同日発売されているので、読んでない方はそちらもぜひ見てみてください♪)
電子 ライトセーバー(白抜き)修正(真っ白で残念!)
(こちらは下巻のみのレビューです)
1巻(上巻)に引き続き、電子で2巻(下巻)を読みましたのでレビューしてみます。242ページ。以下少々ネタバレあります。
上巻では、両が自ら階段から飛び降りて大怪我を負うという衝撃展開で度肝を抜かれました。自分から離れていきそうな幸太郎を、命をかけて繋ぎ止めるとは…ヤバさ全開!見事なヤンデレっぷりでした。
正直、上巻がかなりセンセーショナルな内容だったので、下巻もどうなることかと、少し身構えて読み始めたのですが…。
下巻は予想に反して、かなりストーリーに救いが感じられる内容で、ちょっとほっとしました。
冒頭こそ両の行動に闇を感じて、ホントこの子大丈夫か?(汗)、と思いましたが、幸太郎と距離を置くことになり、何年も一人で自分と向き合った結果、普通の人間らしさを取り戻せたのかなぁ。
数年後再会してからの展開はちょっと予想外でした。幸太郎から連絡してくるとは。
離れる前幸太郎は、自分が弱いから両がすり減ってしまうと言っていたので、もう大丈夫と思って再会したのかな。年月を経ても気持ちは変わらず強く求め合う二人に、なにかほっとさせられます。あと幸太郎のツンデレ可愛いw
両が教育実習先で、つらい境遇の生徒に寄り添うシーンも素敵でした。幸太郎に過去の気持ちを聞き、生徒に『普通』に寄り添って…。両がやっと以前のような、ただただいいヤツだった優しい両を取り戻せたような…。それによって生徒も気持ちが救われた…ちょっとグッとくるお話でした。
最後は、二人が本当に愛し合って信頼しあって、なんでも話せるようないい関係になれて、本当に良かったです。
幸太郎母との再会シーンも救いを感じられてよかった…。
読み始めた時には想像もしてなかった、あたたかい救いのある展開で、時にはちょっとコミカルで、ほんわかする下巻でした。
読みながら、少しストーリーが綺麗すぎるかな、と感じてしまう、斜に構えた自分もどこかにいました。でも上巻のストーリーを考えると、下巻がこういう救いのあるお話なのは、バランスが取れているかなと思いました。
両が元の自分を取り戻せて、幸太郎も本来の自分であろう明るく朗らかな大人になれて、本当に良かったなぁと思いました。
上下巻あわせて、大変読み応えのある作品で、素晴らしいデビュー作でした。
先生の今後の作品にも期待しています。
シーモア 修正箇所なし(濡れ場は少し、修正不要な描き方)
小説のコミカライズとのことで、お二方とも初読み作家様です。「姉の恋人たちは姉ではなく俺を…」という帯に惹かれて読んでみました。電子で171ページ。以下少々ネタバレあります。
まず読みながら、なんとなくずっと違和感を感じまして…。特に洋介(受)と壬紀彦(攻)の関係が家族にバレた時、同性愛とはいえなんで別れさせられなきゃいけない??二人とも成人なのに?って思ったんですが…。
それから「ホモ」って言葉が出てくるのも、ちょっと古い感じを受けました。
それで調べてみると、原作者の塔栄先生は2017年に永眠されていまして、原作が書かれたのは結構前なんですね。商業出版されてない作品として原作は2022年に電子配信されています。(執筆年は不明ですが、小説の挿絵から察するにかなり前そう…)
それから原作の洋介の年齢は、実は15歳なんですね。まだ子供ってことですね!それなのに大学生と性行為しているということで、背徳感ムンムンな原作なんですね。
夏目先生の後書きによると、“世間の事情”で漫画は洋介の年齢をやむを得ず変更したそうです。さもありなん…。
という事情がわかったら、漫画を読んで感じた色々な違和感に納得がいきました。
そんなわけで、本来原作にあったであろう年の差の背徳感がかなり薄まっています。大変残念!仕方ないけど…。
漫画の洋介の年齢の記載が見つからないけど、初めは高校生かな?途中で大学生になり社会人になります。壬紀彦も初めは大学生なので年の差はあまりないです。
とはいえ序盤は、洋介が純情で少し幼い印象なので、ピュアな高校生が大学生のお兄さんにグイグイ迫られてイケナイことをしてしまう、そんな背徳感はちょっぴり感じます。
ただ漫画では二人とも大学生なのに、親に無理やり引き離されるので、令和の作品としてはどうしても違和感がありました。
全体的に時代を感じさせる内容なので、開き直って古い時代の作品として描いた方が、しっくりきた気がします。
あとやはり年の差がこの原作で重要なポイントだと思うので、そこは変えないでほしかったですが、大人の事情であればやむを得ませんね、残念ですが。
内容の感想ですが…。
序盤に壬紀彦が洋介に迫るんですが、決して無理やりではないけど、強引さもあって、事後に「俺のものだ」とぺろりとするシーンが、ゾクっとする執着が感じられて良きでした。あと二人ともかなり色気がありました。
後半に洋介が、壬紀彦に会えない辛さを抱えながら当て馬の佐伯(姉と壬紀彦の友人)に会いにいき、キスまでしちゃうのは、ちょっとイラっとしました。
あと洋介の姉(ミスに選ばれる美人)がちょくちょく出てきますが、壬紀彦と佐伯を手玉に取るような人なので、そんな女性キャラが苦手な方はご注意です。
原作が古い作品で、年齢設定も変更しているので、中途半端さを拭えない感じですが、作画や人物は綺麗で好みでした。
あと後書きを読んで、夏目先生の原作への愛情を感じてほっこりしました。
なので評価はちょっとおまけで萌2とさせていただきます。
原作が気になった方は、電子サイトで配信されていますので見てみてください♪
(私は読んでみたくなりました!)
電子 白抜き修正(真っ白で残念。時々カウパーなど濡れ感あります)
原作が大好きで、キャストの江口さんのファンなので、発売を楽しみにしていました!
ちょっと偏りのあるレビューかもしれませんがご容赦ください(汗)(長文で失礼します)
【キャストの演技について】
●雀役の阿部敦さん
阿部さんの某有名小説原作CDの美形アナ役が好きです。本作も安定の演技で聴いていて安心感がありました。
マイペースな慶司に振り回されてワタワタする感じはまさしく雀ちゃんだ〜と思いましたw
濡れ場の声も抑えめで聴きやすくて良かったです。
●慶司役の江口拓也さん
元々原作を読んだ時、なんとなく慶司は江口さんというイメージだったので、CD化発表時には歓喜しましたw
クールで落ち着いている低音が慶司にぴったり!慶司が降臨した〜!と天を仰ぎました…。
要所要所の決め台詞がかっこよくて身悶えております。例えば「気まぐれじゃないですよ」「行く」「抱きます」「でもまたしたい」などなど(他多数w)
江口さんの攻め作品の中で、一番くらい好きかもしれません。これからも何度も聴きたい!!
お二人とも、雀と慶司がここにいる!と感じる、素敵な演技でした♪
【作品について(感想など)】
収録時間:約77分(1枚)
音声のみで数回、原作片手に数回、聴いてみました。
原作からのカットは全くありません。描き下ろしまで全て音声化されています。音声だけでもわかりやすいように、ちょこちょこセリフ追加されています。丁寧な制作で嬉しい♪
原作が大好きなんですが、全体的に原作の世界観を損なうことのない雰囲気と思います。聴きやすくて何度も聴きたい感じです。
中盤、雀の家でのキスシーンはかなり長めの尺で、とってもえちでドキドキしました。特に慶司の攻め喘ぎっぽい声がエロくて良きです♡
濡れ場は原作と同様、終盤に2回。
雀の人形のすず子の声は、可愛い系で来るのかと思ったら、結構落ち着いた女性の声だったので聴きやすかったです。雀を温かく見守る母か姉みたいな声です。すず子はおかんかお姉だったのかw
音声だけでも十分楽しく聴けますが、原作を片手に聴くと、やはり解像度が上がると言いますか、漫画もCDも相乗効果でより楽しめました♪
【その他、特典など】
・描き下ろしマンガ小冊子
表紙を入れず8ページ。慶司がキスマークをつけようとしてきて雀が困っちゃうお話。濡れ場もちょっぴり。ラブラブで良き内容でした♡
・キャストトークCD(約16分)
二人とも明るいお人柄で、始終明るく朗らかな雰囲気の楽しいトークでした。
・WEBにキャスト2人のインタビューがありますので、興味のある方はぜひそちらも♪
ちょっと評価が振るわないですね。原作が大人気作なので、イメージと違うと感じてしまう方も多いのかな?
私は原作ファン、キャストファンとして、大好きな原作を大好きなキャストさんの素敵な演技で聴ける幸せを堪能できました♡
これからもたくさんリピして聴きたいと思います♪
原作未読の方も、少しコミカルでちょっと切なさのある歳の差ラブストーリーです。音声だけでも聴きやすいと思うで、おすすめしたい作品です。
⚠︎このレビューをあげた時点では、エロ度がエロエロになっていますが、原作同様少なめです。どなたか修正依頼されたかな?
以前より気になっていた作品。紙本発売と同時に電子の2巻も発売されたので、あわせて読んでみました。電子なので他の方に倣って、こちらに1巻(上巻)のレビューをします。電子205ページ。
(ちなみに紙本の上巻には描き下ろし漫画10Pが収録されているそうです。)
特に1巻は、前知識少なめで読まれた方がいいかなと思うので、決定的なネタバレはしないようレビューしてみます。
高校生の両(攻)が美人の幸太郎(受)に恋をして仲良くなって、一緒に楽しくお昼を食べる仲に…とアオハルっぽくお話が始まるんですが…。
両が同級生から幸太郎のある噂を聞いて、幸太郎の家を訪れてから、ガラっとダークな展開になります。
幸太郎の家ではある儀式が行われ、両は幸太郎の母に招かれ、それを目撃することとなる…。この母が狂気じみているというか…あまり読んだことのない強烈さで怖いです…。
そしてなんなんでしょうか、あの儀式…。どんな宗教なんだ…。まさに両の言う「頭おかしいわ」なんですが…。カルト宗教ということか…。
また幸太郎の事情を知りながら、結局何もできない養護教諭。幸太郎が自傷したくらいで引き下がるってあなた…それは違うでしょう、何かやりようがあったでしょうに…。と思ってしまうんですが…う〜ん。
とまあ衝撃的でかなりダークなストーリーですが、引き込まれて先を読まずにはいられません。
特に中盤、両のある行動に驚きます。表情も虚ろで、両もおかしくなって闇落ちか?!となりますが…。この辺りからはぜひお読みいただきたいので割愛します。
それにしても両は初めは全く普通の高校生だったのに、こんなことになってしまうというのは、やはり幸太郎に人を狂わせてしまうような魔性の魅了があるということなのだろうか…。
でもただただ親の愛を渇望しすぎて従ってしまうだけで、中身は普通の子のようにも感じる…。
やっぱり元々両自身の中に、ダークサイドへ堕ちてしまうような素質があったということかなぁ。
かなりダークで重たい内容ですが、そのような作品に惹かれてしまうところがあり、最後まで一気に読んでしまいました。この言い方が相応しいかわかりませんが、大変面白かったです。
1巻は不穏な雰囲気で終わりました。
2巻(下巻)もレビューします。
⚠︎ダークな作品に免疫のない方にはかなり重たい内容なので、地雷持ちの方は事前に確認されることをおすすめします。(陵辱に似た親による性的搾取シーンがあります。親子間ということではありません)
シーモア 修正箇所なし(性行為ありますが修正不要な描き方です)
大好きな作品の続編!
楽しみにしていた本ほどすぐに読めないという謎なクセが出て、やっと読みました(汗)
紙本で厚み約1.8cmとボリュームあります。
以下少々ネタバレあります。
1巻の途中で恋人同士になったので、恋人編の続き。とっても読み応えのある続編でした!
序盤は春虎の変わらぬ溺愛っぷりと、スイの健気さにキュンとします。
春虎がうっかり焼いたヤキモチに、スイが友達に衝動的にカミングアウトしちゃうのはちょっとドキドキしてしまった。相手がいい子でよかった〜。春虎は「夜爆発させる」発言ww
スイが3年になるので部屋が別々になることに。ちょっとギクシャクしてしまう。大人目線だと部屋が別々になるだけじゃないって感じだけど、若い二人にとっては大きな出来事なんだよな〜。
春虎の少し切ない過去が出てきて、春虎にとってスイの応援に大きな意味があったことがわかり、キュンとしました。ニコニコで一生懸命なスイの応援、ずっと嬉しかったろうなぁ。
コミカルなシーンも多くて、クスクスしちゃう作品ですが、特に体育祭の障害物走の飴のシーンには爆笑してしまった〜ww 春虎の爽やかな笑顔!www
後半には二人の親が登場。読みながら感情が乱高下しました…。
まずは春虎の家族があったかい!てか兄弟多くて賑やか〜w
父の伝言「歓迎の準備はできてる」というセリフには、キュンとしてちょっと泣けてしまった…素敵なお父さんだなぁ。賑やかであったかい家族電話にも泣けちゃった。
そしてスイの母も登場。
カミングアウトはちょっと衝動的すぎたのでは。おそらく不妊治療の末ようやく授かった一人息子に、突然言われたらそりゃあ驚く。春虎にも八つ当たりちゃうし、ここはちょっとスイが自己中だったかな。でも高校生だもんね…。
春虎の試合には気づけてよかった〜!
試合後、春虎の「スイ先輩のいちばん近くは…」のセリフ!!もうズキューーーン!ときました!!春虎の可愛さにキュン死するかと思ったよ…w なんつー可愛い年下ワンコなの〜。二人のハートサインも可愛い♡
部屋で春虎に打ち明けるシーンではボロボロ泣けてしまった…スイの気持ちが切なくて。春虎の優しさにキュンとします。
実家に行ったスイへの、春虎の写真メッセージにまたまた爆笑!スイの解読スゴイww
スイの母、ちゃんといい親でよかった。相手が春虎と知って喜びすぎだけど、気持ちはわかるw
ほっこりしたり、キュンとしたり、しんみりしたり、爆笑したりと、感情が乱高下するような、読み応えのある、そしてとても素敵な続編でした!楽しかった〜!
とうとうスイが卒業して離れてしまう二人!遠距離になってしまうのかな?
スイの友達のだいちゃんがソワソワしてるけど当て馬になったりする?!
ぜひともこの続きが読みたいです!!
先生、続編をどうかお願いします〜!(ツ _ _)ツ))
紙本 白短冊修正(本の厚みにしては濡れ場少なめ。攻めのtnはほぼ挿入されていて、ほとんど見れなかったのが地味に残念w )
初読み作家様。試し読みして続きが気になったので読んでみました。以下少々ネタバレあります。
幼馴染の柊吾(攻)の誕生日に、ふざけて婚姻届を渡した大成(ひろなり)(受)。いつもの許嫁ごっこのつもりが、柊吾にキスされてしまい…というお話。
5歳からの幼馴染で仲のいい二人。
5歳の時に結婚の約束をして、大成はずっと許嫁ネタとしてふざけていたけど、結婚できる18歳になった柊吾は、「ずっと本気だった」と真剣に大成に迫ります。
面白いのが、柊吾が告白してから手繋ぎを求めたり、膝に大成を乗せたりするんだけど、それを大成が自然に受け入れてるところ。受け入れ体制万全w
あと友達二人がたくさん登場するけど、大成が柊吾とのことを赤裸々に二人に相談するのも、あけっぴろげで面白かったw
柊吾が大成を落とすためにグイグイ迫って、隙あらばキスしようとしてくる、その時の表情に雄みがあって好きです。特にじっとりした黒目の目力がいい!
柊吾はずっと大成を好きで執着も強いんだけど、裏工作なんかは全くしなくて、大成の気持ちを尊重して、真っ直ぐな気持ちで大成に迫ります。
「大成が他の人を選んでも側にいたい」「大成の特別になりたい」と真摯に気持ちを伝えるシーンには、柊吾の誠実な気持ちにキューンとしました。なんてピュアな執着攻めだろう!
無事付き合うことになっても、柊吾の大成ファーストは変わりません。とうとう初エッチしようとするも、しんどそうな大成を見て「今日はやめよう」と中止する。柊吾に大切に想われて大成も幸せそうだな。
ラストはとうとう二人の初めてが。
丁寧に準備して「愛してる」と大切に大成を抱く柊吾。
最後、大成の「ずっと好きでいてくれてありがとう」には、またキューンとしました。
笑顔の二人が本当に幸せそうで…。なんというか、本当に気持ちがピュアな素敵なCPだなぁと思いました。
卒業して別々の大学に進学予定の二人。
どんな恋愛をしていくのか、今後の二人も読んでみたい気持ちになりました。
続編読めたらいいなと思います。
電子 薄い枠つき白抜き修正(常々白抜きにはせめて枠つけてほしいと思っているので、良き白抜きでしたw)
好きな作家様。『みーくんと5回のおねがい』『まどかさんは別れたがり』などいくつか好きな作品が。こちらは試し読みして、二人の思い違いが面白かったので読んでみました。電子で187ページ。以下少々ネタバレあります。
バイトの新人基(もとい)(攻)が、実家のハスキー犬の福田にそっくりで、密かに可愛く思っていた花山(受)。飲み会でうっかり基が好きな人(ほんとは犬w)に似てると話したら、基が落ち込んでしまい、成り行きでホテルで慰めてあげることになり…というお話。
とにかく1話から面白くて面白くて、ずっとクスクス笑いながら読んでましたww
確かに基は福田にそっくりだww
しかし花山は基が犬に似てるとは言い出せず、思わず好きな人に似てると嘘ついて、基はとんでもない勘違いを。
一方花山も、基が自分に似てる子に失恋したと思い込み、お互いに勘違いしてしまう!
この相互の思い違いから始まるドタバタしたラブコメといったところでしょうか♪
1話目、花山がホテルで基に抱かれる覚悟決まるの早過ぎて笑っちゃいます。BLファンタジーだww
2話は攻め視点に。やっぱり基がとんでもない勘違い。福田をDV彼氏と思い込み略奪しようと決心する!花山は基と一緒に帰るのを犬の散歩気分でのんきだな〜。温度差よww
そんな感じでしばらくお互いに勘違いしながら進んでいく恋模様。楽しいシーンが多いですが、お互い他に好きな人がいると勘違いしてるので、ちょっぴり切なさもあって、ストーリーに緩急があってよかったです。
読んでいて気づいたんですが、こちら『みーくんと〜』の世界と繋がっていて、キャラが出てきて面白かったです。宮本さんグッジョブだったな♪
最後はしっかり誤解も解けてめでたしでよかった〜。基くんやっと「好きです」が花山に伝わってほんとよかったわ〜。(何度言ったことかw)
濡れ場が数回ありますが、先生の描く濡れ場はゾクゾクくる色気があって好きです。人物の表情がいいんですよね、エロチックです♡
あと基がちょっと強面な長身男前な年下ワンコで、花山はほんわかした美人で、ビジュアルやキャラクターも好きでした。
カバー下に脇役の北さんの意外な事実が!!
めちゃくちゃ笑いましたww
この二人のスピンオフをぜひ読みたい!
先生よろしくお願いします!(シ_ _)シ
とっても楽しい作品と出会えて嬉しかったです♪
今後の先生の作品もチェックしていこうと思います。
シーモア 白抜き(一部トーン)修正
(こちらは下巻のみのレビューです。ネタバレあります)下巻は196ページ。
下巻も表紙が美しくて素敵です♡
季節は冬に。
上巻で気になった元カレ西村登場。なんとなく過去に何があったのかわかって、今回はいい雰囲気でお別れできて良かったな。桔一の余裕は哲平の存在によるところがあるのかな。
家に帰るとベッドがきていて誕生日の哲平とキス。そして哲平を意識しだす桔一。
哲平を避けてなかなか家に帰らない桔一。
一方的に避けられちゃう哲平かわいそう。連絡もらえないでクリスマスも過ぎちゃって、傷ついてそう。゚(゚´ω`゚)゚。
後半にとうとう二人の馴れ初めが、攻め視点で語られる。そこ気になってた〜!
桔一を見つけて一生懸命な顔や、恋する哲平の表情が可愛くてキュンとします。
桔一がかなりやさぐれてるというか、自暴自棄になって適当な相手と寝ているみたいだけど、なんでそこまで闇が深いのか…。西村とのことでそこまで傷ついたのかな。
哲平の回想を読んで、なぜ彼がかなり時間をかけて桔一との関係を築こうとしていたのか、少しわかったような気がしました。誰とでも簡単に寝るような桔一だったからこそ、自分はそうせず、まずは桔一の心を落とそうとしていたのかなと…。う〜ん、哲平ってば一途で可愛すぎる♡
本編は二人がいい雰囲気になったところで終わりで、うわ〜〜〜と思ってたら、描き下ろしで濃厚なキスシーンと、色っぽかったり赤くなって可愛いかったり(一生分のキス!)する哲平が見れたのでよかった〜!
でも桔一が魔性な雰囲気で哲平を煽ったところで終わってしまうとは!!この先読みたかったな、クスン。゚(゚´ω`゚)゚。
あと同じく描き下ろしで、バイト先のオネーさん達がウブな哲平に色々教えてあげるシーン(上巻冒頭に繋がるんですね、読み返しましたw)面白かったです。色々参考にしちゃったのかな〜w
上巻ではあまりにもゆっくり進む関係に焦れたんですが、下巻を読んで良かったです。
特に後半の哲平の一途さや、いろんな可愛い表情ににキューンとさせられました♡
このあと多分恋人になって、哲平は桔一に翻弄されたりしちゃうのかな〜、と妄想が広がります。そんな二人も読んでみたいな〜。
評価は萌2と神で迷いましたが、哲平がすごく可愛かったので、少しおまけで神といたします。
修正箇所なし(濡れ場なし)