電子書籍は通常版と特装版(28ページ小冊子(描き下ろし漫画24p入り))両方が売っているのでご注意ください。表紙が違います。特装版の表紙の方が好きだな。小冊子の時間軸は本編後でエッチシーン有り。
試し読みを読んだらまんまとすぐ買いたくなりました。罰ゲームで付き合うパターンは最近倫理観NGなのか減ってきましたね。ちょっと捻った勘違いスタート。ストレスなく可愛いを摂取できて満足。特に陽翔くん(受け,思わず君付けしたくなってしまう)のピュア受けなんだけど卑屈すぎない、明るい良い子なところが癒し。碧くん(攻め,思わず君付けしたくなってしまう)のイケメン俺様系ではなく、恋愛に憧れる男子高校生っぷりも可愛い。
萌2〜神
有償の10P小冊子付きが売っているのは(少なくとも現時点では)rentaのみです。自分はすんでのところで気づきましたが、通常版買ってたら後悔してたのでとにかく伝えたくて。ちなみに竹書房だけど修正は白抜きです。この巻では本番なしで、白抜きだなぁってコマもそんなに多くないです。
さて、非常に良かった!!!これは今年1の可能性が十分ある。現代のBLの旨味があるところも好き。大っぴらにこそしないまでも同期数人にはゲイと言えて、会社内でも特に不利益は受けず(小林もそう。上野は実家極太の安心感からくるカムアウトかも知れないが。)、でも本質的な部分はさらけだすのをためらう。これは性的指向とは関係無く誰だってそう。神田には父親の存在がある。実家極太の相手にこの父親の存在をああいう風に受け止められて卑屈にはならない神田が本当に愛しいし、互いが互いを好きになる説得力がある。そこがリアルだと性愛に及ばないこともあるかも知れないけれど。大人だし会社では頼られてる男が、弱ってるの最高。完璧超人みたいな2人じゃ無くて、欠点もある人物描写に弱い。
ストーリーも作画も地に足がついている感があり丁寧で、全てを伝えきらず描ききらず、表情だけで見せたり、第三者を通して見せたり、デフォルメで表現したり…あぁ漫画がうまい!顔の描きわけもうまい!続編があるですって!無論買う。
読み返したら小林スーパーファインプレイよね。あと「そんで生まれ変わったら〜」のセリフがヤバい。早く抱きしめろ。抱きしめてた。