何年か前の作品ですが、今初めて読みました。
私、なんで今までこんな神作を読んでいなかったのか。めっちゃくちゃ久しぶりにBL本でボロ泣きしてしまいました。
とにかく、ほんとに司と佐季幸せになれお願いとひたすら願いながら読んでいたのですが、この事件この2人絡んでるんじゃ...と思うシーンが多々ありすぎて。読者側の心臓がえぐられるのではと思うほどのドキドキハラハラ。緊迫感尋常じゃないです。濡れ場ですら私はハラハラしていました。
3巻の最後のシーンの、佐季の司への想いと、司へのあのあれ(ネタバレを今更避けようとしてます)....。最期に佐季が流のおかげで少し救わて、良かったです。泣かない人、多分いない....。この本のタイトル、そういう意味なのか、と知って号泣しました。読み終わった後に、他の本なんて読めない、この本の余韻に浸りたい...ってなります。余韻に浸りながら、また号泣です。
レビュー打ってる最中でも、登場人物の想いをいろいろ考えてたら、ガシャーンなって泣けます。
笑えるシーンもあり、泣けるシーンもあり·····。
絵の上手さが···すごい。しかも内容にあった表現の仕方がもう。重いシーンでは読んでる方の胸が締め付けられる感じで。コミカルなシーンでは、笑ってしまうようなコマがあったりと。
言葉では言い表せない····とにかく読んでほしいです。ほんと、すごいから······。
幼い頃の有馬を助けたのがお見舞いに行く途中だった大河の父だったシーン、そんな繋がりが!と驚き。もう一度読み返した時に有馬はこんなことがあってこの花を捨てずに持ってたんだな、と。話を知っていたらまた違う読み方ができて楽しいです。
あと、有馬が1輪だけ花を持って去った次のコマの取り残された3人と落ちてる抜いてきた花二輪、が好きです笑。
大河の表情がとても豊かで、大河の顔を見るのが楽しいです。
赤面有馬は可愛すぎて悶えます。
エロ重視ではなくストーリー重視の本で。ストーリー重視のbl本の中でもまた違った雰囲気の本です。こういうBL本待ってた!と思いました。
どこで見かけたか忘れましたが題名がなんとなく気になって購入しました。
最近ハラハラする本しか読んでなかったので、この本を読みながらこういう雰囲気の話いいな〜と思っていました。いい意味で穏やかな感じ。いつも読んでいるBLとはまた少し違う感覚でした。なんか、上手いこと言えないんですけど。心を落ち着かせたい時に読みたくなるような。
あとイラストの紀伊カンナ先生と雰囲気がバッチリあってて素敵でした。
一途なヘタレ攻めはやっぱり最高ですね。好きです。あまりにも一途でこっちがにやけてしまいます。
口下手でなかなか上手いこと喋れないのにたまにやることが大胆で、そういうとこもまた良くて、最後の最後まで応援してました笑。
高校時代と今とで話が交互になっているにも関わらず、分かりにくいと全く思わなくてスラスラ読むことができました。
佐竹ガム先生の他の作品も読んでみようと思います。
葵居ゆゆ先生の新刊ということで、気になって購入しました。
明希が素直にアレクシスの気持ちを受け止められないのがもどかしくていいですね·····。せっかく両想いなのに!と思いながら読んでいました。
アレクシス、はじめの印象あんまり人前でくっついたりべたべたしたりしなさそうだな〜と思ってたのですが、結構キスしたり抱き寄せたりしてて驚きました。でもその意外なところが好きでした。
こういう不思議な感じのする学校やっぱりいいですね。実習おおいな、何してるんだろう·····笑
なんといっても一番気になるカップルはジークとエリオットですね·····。この2人のお話もっと知りたかったです。ジークは優しそうですし、つんつんしてるエリオットに2人きりのときはどんな雰囲気何だろうな、とにやにやしながら考えていました。
公開儀式が実行されたら薔は神子とバレてしまうのでは、とはらはらしながら読みましたが、今のところはバレなくて安心しました。
いつも抱かれる椿さんが攻めとして薔を抱くのをみたい!と期待しましたが、そうですよね。まず常磐が許す訳ないですよね。楓雅さんも許しませんよね。そりゃそうですよね笑。
でも·····攻める椿さんもみてみたかったです笑。
話が進む度に椿さんが好きになっています。だんだん椿さんの人間ぽさがでてきて嬉しいです。椿さんも楓雅さんの事が好きな素振りが増えて最高ににやにやします。
車の中の寄り添うシーン、満月の夜に約束してなくても会える2人、もうほんと、焦れったいですね。あの2人の今後が楽しみすぎます。
常磐と薔の安定のいちゃいちゃっぷりも最高でした。純粋な薔、かわいい。
榊さんが儚すぎて出てくる度に涙が出そうになります。剣蘭に会えて、本当に良かったです。あの方も、幸せになって欲しいですね。
次巻も、楽しみにしています。