あまり好みではありませんでした。
2人ともキャラとしては好きだし、絵柄は可もなく不可もなくといった感じなのですが、どうもCPとしてはハマりませんでした。
どちらかというと、『それでも、やさしい恋をする』の方が好みです。
ここまで健気で大人しめな受けが得意ではないのもありますが、現実味がある題材にやや現実味がない受けキャラが組み合わさったのがダメだったのかもしれません。
もし世界観が学生物であったなら、受けキャラにも現実味が帯びてきっと今より面白く読めたと思います。
ある意味、学生ものと比べ社会人ものはキャラの性格に多様性を出しづらい、または違和感が出やすいのかもしれません。(個人的な、意見です)
表題作が神、同時収録が萌なので間をとって萌2です。
ひねくれがかったロマンチストな主人公にかなり感情移入しました。
主人公は自分なりのコンセプトの解釈をしっかり持っています。自己犠牲についての語りシーンはその内容にも背景にも作者さんとの感性の一致を感じました。
芸術方面や小説を好きな人にもおススメですが、なにより自分で小説やマンガを描いたりタイトルを決めたりしてる人が見たら最後のコマにビビッと、くるかも。(私はイィ…!ってなりました)
短編としてよくまとまっています。
役場シリーズは「僕の神は役場にいる」以外あまり好みではありませんでしたが、見せるのが上手な作者さんで苦労なく読めました。
最後に収録されているいい子でごめんね!はその…主人公が金髪のまま受け攻め逆だと好みでした。
期待しすぎました。
うーん、いまいちでした。
表紙や一枚絵はとてもお上手だけど、中は少し筆タッチが強く感じられます。
よいしょよいしょで使うのならいいけどずーっとこの描き方だとページが見づらいです。
でも、夏の暑い時期に狭いアパートに二人暮らししてて扇風機を回してるような描写にはとても合う絵柄だと思います。
個人的に表題作はいまいちピンときませんでした。
2人の関係性が始まる前に終わってるっていうのは、それが「それから、君を考える」だからいいんですが…
単純にキャラの魅力が伝わりませんでした。
なんだかなー、そんな高評価な作品かな?という感じです。
ただ、主人公のタカシが電車の中で泣いているシーンはかなりグッときました。
線も表紙や一枚絵のように比較的細めで綺麗だし、髪はトーンが貼ってあって見やすい。きれいなシーン。
「夜明け前が1番暗い」の要ちゃんがかわいい。
攻めはタイプじゃありませんでしたがストーリー的には合ってると思います。
(余談:個人的には、要ちゃんは受けじゃなくて金髪童顔キャラへの攻めに回ってほしい容姿でした。)
高校生の日常感がハンパないです。
試し読みして「黒髪受けなんだろうなぁ、茶髪受けだったらいいなあ(淡い期待)」ってちるちるさんを覗いたら黒髪攻め茶髪受けじゃないですか…!
迷わず購入しました。
ゆるく嫉妬したりもあるけど、敵キャラも出てこないし、友人は面白いし、日常かつバレンタインなどのイベントのお話もあるので楽しい。
2人がカップルとして安定してるので安心して読める一作です。
ほかにもいくつか短編が収録されていて、「みかん」が良かったです。
こちらも高校生らしくて、想いを伝え合うシーンがとても可愛らしい。
きゅんとしたのは表題作よりこっちかもしれません。
俺が攻めだろ!って自信満々だった受けが、つい感じじゃって、その姿を見て攻めが開花していく…!なお話し。
くしまが可愛い。金髪大好きです。
後ろが刈り上げ〜なキャラは攻めでも受けでもちょっと苦手でしたがくしまはいけました。刈り上げ部分がよくいるキャラより少なめなのかも。
肝心のストーリーですが、ちょっと物足りないかなって思いました。
くしまは可愛いい。すごく。けど康太にかっこいい!って感じるシーンが少なかった。もちろん、攻めとして開花するまではそれでもいいんですが、開花してからのストーリーがそもそも短いし、康太の表情にもう少し手を入れて欲しかったな。
初めて康太にフェラしてもらってる時にくしまが康太の前髪をかき上げて顔を見るんですけど…
ごめんなさい、そのコマの康太は(生気抜けてる?)としか感じられませんでした。
次のコマは良かったのにな。そのコマだけ目の白抜きとトーンの濃度がミスマッチ…
くしまはいつでも可愛いい。かわいいよくしま。
康太くんはまだ「年下隠れスパダリ」ってほどまでいってないです。
一冊まるごと表題作で康太の大学生編が描かれて入れば、康太スパダリになっていたと思うし評価も萌2か神作品になっていたと思います。
あとくしまのストーカーに煽るような言葉をぶつけるのはどうかと…。話広まったらどうするんだろう。
少しそのシーンで冷めましたが、そこは二次元だし仕方ないかな。
「ビーマイダーリン」が結構良かったので、もっと描いてくれたらよかった。かなり短いです。これは他の巻に続き収録したりしてほしいな〜。
「こんな恋になるなんて」は全体的にかもなく不可もなくでした。黒髪短髪受けです。