普段は美形×平凡派なのですが、これは全然ありでした!とてもかわいらしいお話です。平凡な攻め・慎太くんの唇を奪うのではなく、奪わせようとする美形な受け・司くんにはくすっと笑ってしまいました(^^)慎太くんはヘタレなのでほっぺにちゅーしかできず、結局司くんが唇にキスしてましたが(笑)共学なのにクラスメートのみんなが2人の(主に司くんの)応援をしていたのには驚愕しました(←ちょっとしたギャグです)。表紙や展開から、本番は無しだと思っておりましたが、ぬるくですがそういうシーンもありました。このお話のほかにも3カップルのお話がありましたが、今回は表題作のみのレビューとさせていただきます。ほっこりしたい時に読むといいと思います(^^)
イラストは可愛らしいですが、辛いお話です。高校生の克哉くんは自分を養子として育ててくれている透さんのことが好きですが、実は透さんは克哉くんに償っても償いきれない過去を持っています。その事実を知ってしまった克哉くんはどうするのか…まだ1巻しか持っておらず、2巻を本屋で買わなかったことを非常に後悔しています。全体的には重い印象ですが、ところどころキュンキュンさせていただきました。男前でポーカーフェイスな克哉くんが、頭の中では透さんにキスしたり押し倒したり、透さんの友人の平井さんに嫉妬したり…高校生らしくていいです!透さんもかわいい!30歳って本当ですかね(笑)1巻がとても気になるところで終わっているので、早く2巻も読みたいと思います!
表紙で感じた予想通りの高校生同士のピュアなラブでした。絵もとてもかわいく、話もギャグテイストで面白かったです。途中にちょこちょこ入ってくる4コマがナイスでした。とにかく公助がかわいい!ハムちゃんってあだ名がぴったりすぎました。髪型がデフォルトがハネてて寝癖がつくとストレートだったりするところも愛らしい(笑)楽もマ○オネタのところで笑いました(笑)こういったギャグテイストなものこそ、抱き締めたり顔が近付くハプニングなどでドキドキするな〜としみじみ思いました。正直この流れだとキスもしないかもな…と思っていましたが、キスはしました。雰囲気もふざけたムード無しでよかったです。プラトニックな面白いBLが読みたい方にオススメです!
緒川千世先生の作品ははじめて読みました!
【世界は君で廻ってる】
表題作です。美形ヤンデレ×地味男子。美形な人にあまり好感を持てない受けと、そんな受けが大好きな攻めのお話。美形×平凡が好きなのでおいしくいただけました。攻めがヤンデレといっても痛々しい表現が無かったところもよかったです。
【エセ床屋物語】
床屋の息子×クセ毛男子。これも美形×平凡でした。受けが前髪を切ってもらおうと目をつぶってる姿に欲情してキスしてしまう攻めが、高校生っぽくてよかったです。表題作よりこちらの作品の方が萌えました。
【おろかしくもうつくしく】
世話焼き×性悪美人。攻めのことが好きだけど素直になれない受けがかわいいです。教室で普通にキスって…(笑)結局は攻めも受けが好きなんですよね。萌えます。この本の中で1番好みでした。
他にも2つのお話がありましたが、特に面白かった3つのお話をレビューさせていただきました。総合的にオススメなので、神評価です!
緒川千世先生の本は2冊目です!
【誤算のハート】
表題作です。恋人ごっこのはずだったのに、気付いたら相手のことを本気で好きになっていたというお話。受けの三城くんがただのチャラ男かと思いきやとてもかわいかったです。攻めの烏童くんも男前でかっこいい。緒川先生の描くキスシーンはエロいと思います…。
【ラストサマーブルース】
(キス含めエロ無しだったので不確かですが)野球部の後輩ピッチャー×先輩元ピッチャー。後輩は自分の目標であった先輩が野球部の練習に顔を出さなくなったことに怒りを感じますが、実は先輩はもう野球ができなくなっていたという切ないお話です。野球部のBLは青春って感じで好きです。このお話もとってもよかったです。
【無防備な午後】
同期の営業マン×企画部主任。キスのみです。いつも厳しくみんなに恐れられている主任ですが、ものすごく目が悪くメガネがなくなると心細いのか子供のようになってしまう主任が最高にかわいかったです。これは営業マンが主任を好きになっちゃう(なってた?)のも分かります…とても萌えました。
すべてよかったので神評価とさせていただきました!