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いいカップル

ド直球勇者×ツンデレいい人魔王の2巻、待ってました!!
山田2丁目先生の作品はほとんど読んでいますが、やっぱりこのカップルが一番好きです。何と言ってもキャラが素敵。

特に受けの眞王ですが、容姿性格共に決して男らしさを欠くような受けではないのがいい。感情表現も豊かで、でもおバカなキャラではなく、個人的にどストライクです。前巻ではひたすら神子(攻め)に翻弄されている印象でしたが、この巻では認めたくないながらもそろそろ神子への気持ちが行動に無意識に出てしまう眞王がいます。そういうところが神子にはたまらないんだろうな。

お話の展開としては大きな事件はないのですが、神子側になにやら隠されている様子で、こちらは次巻にて明らかになりそうです。
また、新しいサブキャラが二人出てきましたが(恋愛方面には絡んでこなさそう)、せっかく個性の強い性格をしているので3巻ではもっとそれぞれの立ち位置から活躍してくれればいいなあと思います。

そして何と言ってもHシーンがいい。特に口の中に性感帯があるという設定が前巻以上に活かされていて最高です。普通ありえないのにどうしてこんなにエロくみえるのか。
挿入は一回しかないですが、なぜか1巻と比べてもかなりHなことになっています。表情も素敵!!

3巻で終わりかな?二人は勝負抜きでHできるようになるのでしょうか 笑
また楽しみにしてます。

一気に進展!

1巻ではまだただのカウンセラーと患者の関係だった黒瀬くんと城谷さんが、2巻で一気に進展します。
とにかく黒瀬くんが毎回着実に城谷さんの領域に入り込んでいき、城谷さんもなぜかそれを許してしまう。汚れてしまうとわかっていながらも黒瀬くんに侵食されることを拒みきれない城谷さんが非常に色っぽいです。

エロ描写皆無だった1巻だったので今回そういう描写が多めにあるのは驚きました。表情や身体の描き方など、非常に官能的です。そしてtnkの修正が控えめで、きれいな形が晒されてしまっているのもよかったです 笑
tnkといえば黒瀬くんと城谷さんのモノの差が…差が…笑

城谷さんが書き込めなかった10項目目についても、「もしかしたらこれかも…」と伺えるようなシーンがありました。また、黒瀬くんの方にも過去になにかあったのかも、と思える描写が。3巻あたりで明らかになるのでしょうか?

また装丁も帯含めとても美しいです。1話ごとの扉絵も対になっていたりして、とても素敵でした。

確実に何かが形成されていっている二人の関係性が、次の巻でまたどう発展するのかが今から楽しみでなりません。正直、1巻を読んだときはこの二人にここまで萌えるとは思わなかったです。それくらい破壊力のある2巻でした。

なんだかんだで手放したくない作品

山田2丁目作品の中でも主人公(受け)が特に魅力的だと思います。
…とはいっても、魔王を受け継いでいるということ意外は特筆すべきことはないように見えるフツメンなのですが、

・男らしい。なよなよしていない
・身体も結構がっしりしている
・それなりによく喋る。
・攻めに流されながらもそれにがんばって抗おうとする(でも結局流される)。

こんな受けが個人的にはツボなので、眞王は自分にとって理想的でした。
現実によくいそうな男性という感じで、喜怒哀楽も豊かですしビジュアルも◎。見ていて楽しかったです。可愛げがありまくりでした 笑

攻め(神子)も攻めで、ちょっとずれていてたまにお茶目なところがありますが、炊事洗濯など家事全般をこなし、男前度もかなり高い人物です。

話の流れとしては全体的にコメディタッチで、気軽に読める作品となっています。日常系よりのファンタジーです。
ただ、攻めが受けに惚れるのが早い早い(笑)。自然に恋に落ちるお話がお好きな方、リアリティーを特に重視される方には突っ込みどころが多いかもしれません。でもなんだかんだで二人ともお互いを大好きなので、安心して読めると思います。

ですが二人の関係性が自分にとってはちょうどよく、迫る攻め×抵抗しながらもどきどきする受けという構図がよかったです。そして、恋愛感情の有無に関わらずお互いが唯一無二の特別な存在であるというところに非常に萌えました。
本来なら周囲にも影響する勇者・魔王としての力が、お互いにだけは作用せず、ありのままの姿で接することが可能だという、普通でありながらの特別…というところがすごくいいです。

そして口の中の魔王の印が性感帯…これはナイス設定です。新しいですね。
山田先生の描かれる表情も相まってとってもエロい!!

今まだ続編を書いていらっしゃるようですので、続巻が楽しみです。まだまだ眞王が素直じゃないので、神子にはもっと彼をめろめろにしてもらいたいと思います。そして、神子が眞王に翻弄されるところももっと見たいです。

カラメルの苦さもありつつ、プリンのような優しいお話でした

普段あまり作家さん買いはしないのですが、赤星先生の作品は出たらすぐ買ってしまいます。
今回も楽しみにしていました。装丁がとっても綺麗。

恋をして、その人と結ばれないと帰れない町に迷い込んでしまった弓雄が、忘れられない味だったプリンを作る少年・竜と出会って恋に落ちるお話です。

★弓雄について
赤星先生のサイトで告知を見ていたときに、パーマだったので十分に萌えられるか少し心配でした。ですが何の問題もなかったです。エロいお顔に適度な筋肉、表情も最初の印象よりもころころ変わる人だったので、とても魅力的でした。
自然に竜と恋に落ちてしまっている印象があったので展開が速いかな?とも思ったのですが、書き下ろし部分を読むと弓雄が恋心を自覚するのは物語後半に当たるので、読み返してみると確かにしっかりけじめをつけつつ気持ちの整理ができるキャラクターなのだなと思いました(身体の関係は早いですが笑)。

★竜について
弓雄が言うことにしょっちゅうぐらぐらさせられている感じがあります(笑)。色々大事なこと、優先させなければいけないことを自覚している、いい男だと思います。基本的に大人っぽいですが、実はリードしているのは弓雄なので、年下っぽさが出ていてなかなかかわいいです。

彼には引きずっているという設定の相手が出てくるのですが、その相手に対する気持ちの動き方はもうちょっとわかりやすく描かれていればいいなあと思いました。いつ踏ん切りをつけて弓雄に本気になっていたのかが若干わかりにくかったです。

★源・徳寿について
この二人の関係も描かれるのですが、もっと見たい!と思える二人でした。徳寿の学ランがエロい。
それから、「もちお」という小鳥がいつも徳寿のそばにいるのですが、めちゃめちゃかわいいです。読み終わった後にもちおだけ追って読んでみると、いつも徳寿の肩なり頭の上なりで何かしら可愛いことしてます 笑


プリンのほかに「時間」が主題に組み込まれています。もともと町と弓雄のいた現実世界では時間の流れが違うので、それが弓雄と竜にどう関係してくるのかということが終盤でのキーになっていました。ちょっと切なさも加わりますが、こうやって二人の愛情が本物!ということを見せられるのには弱いので(笑)、とっても素敵なお話だったと思います。

幼い頃の弓雄にプリンを食べさせてくれたゆうこお姉さん、ちょっとしか出てこなかったですが底抜けに明るくて素敵なキャラでした。弓雄と竜の関係に絡んでくるというわけではありませんが…いや、彼女がいなかったら二人は出会えなかったのか。

赤星先生の作品は何と言ってもエロがいい。お話ももちろん素敵なのですが、個人的にものすごくツボなエロを描かれます。表情がいいです。受けも没頭しちゃうし、攻めも適度に余裕なさそうで。

普段日常系のBLを読むことが多いためか、ハラハラはないけれど不思議な世界のあったかいお話は新鮮でした。深いと思われる言葉もいくつか出てくるので何度か読んで理解を深めたいと思います。

余談ですが赤星先生のブログの方で特典についてのお知らせの中で「同じ本を何冊も買わなくて済む方法は~」とさりげなく言及されていたので、なんとなく読者思いの先生なのかなあと思い少し嬉しくなりました。次回作も楽しみです。

3p苦手だった私にとって革命的な作品

3pが苦手でした。なんで苦手かと言いますと、受けの子が攻めのどっちも選べずずるずる体の関係が続いて…「二人とも大好きだし選べない」というようなのを見るとなんだかなあ…と思ってしまうのです。
そんな3pものじゃないのもたくさんあるんでしょうけれど、そういう先入観でついついこの作品も長らく食指が伸びませんでした。

こちらでのあまりの高評価の多さの誘惑に負け、手にとって見ました。
すごいですね。もはや今では絶対に手放したくない本の一冊になっています。

受けのミネは拾が好きでタケはお邪魔虫だと思っている。まずそこだけでも私にとってはおお!と思うポイントになりました。揺るがない受け。

攻めの二人は別にミネを取り合うわけではなく、二人の間にも相当な強さの絆ができている。3pって3人の気持ちがこんなにも複雑に絡んでいるものなんだなあと、或る意味当たり前のような、でも私にとってはとても価値ある気づきになりました。

物語の中盤から徐々に構築されていく、タケとミネの関係性。これがものすごいツボで、それが3人のセックスにも影響していく。ただ2人に攻められてドロドロになっていくという単純な快楽の面だけでなく、そもそも3pのもつ肉体的な場面の本来の良さは精神面があってのことなのかと思わされました。

そして、後半で明かされるミネの或る意味あっけらかんとした本音。ここでタケと同じく何もかも(と言うわけにはもしかしたらタケは行っていないかもしれませんが)がストンと落ちて納得してしまいました。なんて説得力のある言葉。

拾の気持ちもタケの気持ちも、そしてミネの気持ちも、決して100%明るいものではないですが、複雑で繊細で、3人ともゆがんでいながらも読者には相当訴える何かがあったと思います。

色々と3pについて考えさせられました。私にとっては本当に革命的な作品です。

余談ですが、tnkが書かれていないのにエロがどエロでした 笑
バリエーションも豊富で満足。特に3pだからこそできるテレフォンセックスのエロさよ。

久々に迷わずに神評価できる作品に出会えました。
すごかった…

後半からは近藤君のターン!(軽めのネタバレ)

待ってました!発売日までが、長かった~…!

知賀と国斉がカップルになってからもう3巻目なんですね。知賀くんは国斉さんとのカップルイベントを楽しもうと、始終そわそわしていました。

最初のお話では、国斉さんにただ欲望のまま襲い掛かってはいけないと(笑)…もとい、やさしくしてあげたい!という、いじらしいんだかなんだかわからない知賀くんが見られて面白かったです。二人はしっかりお互いの素直な気持ちを吐露するようになってますし、信頼しあっているので安定感がやはり目立ちますね。そして国斉さんはやっぱり癒し系の魔性でした 笑

Wデート篇、意外な展開でびっくりしました。新キャラは悪い人には見えなさそうだけど、どう絡んでくるのかな…?そしてまさかの山城さん登場で、先がまたまた見えない展開になりました。そういえば類家先生の件もまだまだ心配です…ラブラブ一色になるかと思いきや暗雲はまだ感じさせる展開。

後半部分はがっつり雛森×近藤のパートとなってました。
知賀たちとWデートということで早速ちゃっかり二人きりになってしまった二人ですが。

10代の男子の性欲ってこんなにすごいのか、というくらいエロエロ展開 笑

もしかしたらこのあたりの展開は賛否両論なのでは?二人ともずっと盛ってます。
6巻から片鱗は見せていましたが近藤君がかなりエロい子で、今回も妄想やらなんやら、もしかして国斉さんと同レベルかそれ以上にHな子なのでは?と思ってしまいました 笑

ただ今回は今まで以上に、近藤君が強く雛森さんを意識していて、実際に雛森に触ってもらった後にかなりの罪悪感が芽生えています。ここでエロいことしてもらってすっきり!後はバックれよう…とかだったらただの性欲で済むんでしょうけど、そうでない辺りを見るとだんだん近藤の気持ちも変化していっているようです。
個人的にはエロシーンも大変おいしかったですが、迷路の中でのキスに一番萌えました。前回とは全く違うキスだったので…ぜひご確認ください!

欲を言えばもうちょっと知賀・国斉ペアも見たかったな!でも雛森・近藤ペアもとってもおいしかったな…という感じでした。
とはいえどちらのカップルもこれから波乱がありそう!
次の巻まで一年半くらい…と考えると早くも気が遠くなりそうです 笑

あっ、カバー下もかわいかったです^^

興津さんの今後の作品が楽しみになる作品

原作未読です。私も、「だってまおうさまは彼が嫌い」で森川さん×興津さんにやられ(興津さん受けを聞くのが初めてでした)、この作品に出会いました。

★お二人の演技について

さすがお二人とも安定してらっしゃいます。個人的に、今まで聞いてきた森川さん攻め作品では、攻めが落ち着いているものが多かったので、受けに翻弄される様子を演じていらっしゃるのを聞くのがとても楽しかったです。興津さんの演技は、「だって~」から思っていましたがエロい。キャラクターのせいか更にエロくなっている…!


★キャラクターについて

作中でも言われてはいたのですが、受けも攻めもどっか壊れてますね 笑
常人にはない感覚を持っているような、そんな二人です。ですからキャラクターに共感する、というよりは、ちょっと外れた二人の大人の駆け引きを楽しむ…みたいな感じだと思います。


★ストーリーについて

ストーリーの中盤で中だるみすることもなく、飽きずにラストまで聞けました。
攻めはもう受けにぞっこんですし、受けは受けで無意識的に攻めに対する独占欲が湧いているようでしたが、最終的に好き同士のカップルになるところまでの言葉のやり取りなんかがありきたりでなくてよかったです。「好き」というシンプルな言葉になかなか落ち着けない関係が新鮮でした。

受けがまだ攻めに対しての感情を認めたがっていないのがまたじれったいですがかわいい笑。いつか攻めも「カモ(受けの照れ隠し)」からちゃんとした「恋人」に転身できるといいなあ。萌えたり落とされたり…攻めと一緒に自分も翻弄されていました 笑
ただ甘いBLに飼いならされてしまった自分としては、もっと二人がラブラブになったのを聞きたい!キャストトークでもおっしゃっていましたが続編はあるんでしょうか?今後二人がどういう風に関係を深めていくのかぜひ知りたいです。


★その他
上に色々と書かせていただきましたが、決して甘い雰囲気がないわけではなく、むしろありのままの姿を隠さずに関係を作る二人はある意味理想的なカップルなのかなと思います。Hシーンは短い時間のものが何回かはさまれる、という感じでしたがまあエロい笑。興津さんの喘ぎ、とってもお上手だなあと思います。


続きがあったら絶対にこの二人の関係性の行方を知りたいです!そのときはぜひ、受けの視点からももっと見てみたいと思います。マンネリやありがちでない中に安定性があり面白かったので、ぜひぜひ続編を!