表紙の絵とピンク色のタイトルが印象的だったので購入。
・みっともない恋(4話)
・恋しいこぶし
・誰にもなれない
・青少年流シリーズ(3話)
の4つのお話が入った短編集。
読み終わっての感想はただ一言、痛い!
執着攻めも監禁物もSMも嫌いじゃない、設定によってはとっても萌えるんです。
でもでもでも暴力描写は萌えないんだなー。
『みっともない恋』
一見人当たりが良くて優しそうな黒川先輩の受けの和泉に対する執着が怖い。
そんな風になってしまったのは黒川の家庭環境によるものだとあとでわかるんですけど、もう少し和泉の話聞いたげてーって言いたくなる、そんな黒川先輩の表情が秀逸なお話。
『恋しいこぶし』
ホントは痛くされないと満足にイけないドMなのに、ついつい上から目線でわがまま、自己中な態度をとってしまう受けが、ひょんな事からそれがばれて・・・なんだかんだでバカップルなお話。
こちらも暴力描写はあるけど、4つの話の中で一番好きかな。
『誰にもなれない』
このお話は切なくて救いはないです。
これはツライ。
『青少年流バイオレンス・レジスタンス・モノポリー』
攻めの終平がケンカ売られている所を受けの鳩が助けたのがきっかけで付き合う事に。
Sな終平と叩かれたり痛くされたりするのがだんだん気持ち良くなってくるヤンキー鳩のドタバタ青春LOVEなお話。
受けの鳩が単純で愛すべきおバカって感じで可愛らしいです。
緒川千世さんの作品は何冊か既読済み。
攻めの事が好きで好きで忘れられず拗らせてる受け大好きなので、久しぶりに緒川さんの作品読んでみました。
攻めの清竹の事を好きで、だけど自分は男で背も低くないし可愛いくもないと初めから恋を諦めている受けの烏童。
この烏童の気持ちは良く伝わってきて受け入れてもらえて良かったと思えたし、タチ専門なのに攻めにだけ受けというのもとても好きなシチュなんですが、個人的にはそんなに萌えなかった。
攻めの清竹の気持ちがわからないんですよね。
中学の時に付き合ってた彼女を奪われて、それ以来恋が出来なくなっていたのに8年振りに合コンで再会して。
合コンで酔いつぶれて烏童に介抱される、介抱してもらったお礼に烏童の家に行く、バスケしてるのを観てるのに気付いて追いかけて、とこの程度の接点でどこで烏童の事を受け入れようと思うに至ったのか。
私にはよくわからなかった。
タイトルが重く切ない話を連想させるだけにあっさりくっついたなって感じもしたので、そこの部分もしっかり描写があるともっと話に入り込めたのかなと感じたので高評価の中、中立にさせていただきました。
せんみつさんの初コミックス。
他のダリアコミックスに入っていたチラシを見て気になっていたので購入。
5作品の短編集+3作品の番外編(内1つは裏表紙にあり)です。
普段短編集は読んでいて物足りなく感じたり、この話は好きだけど、これはちょっと・・・という感じで好き嫌いが分かれるのですが、この作品はどのお話も切ない、キュン、クスッのメリハリがバランス良くあって、絵もシンプルながらも表情豊かだし、体つきも肉感的で私好みだったので満足感のある1冊になりました。
進め方によってはすごくシリアスだったりマニアックになりそうな話も二人の恋愛の良いスパイスになっていて、ありきたりな話ではなく、せんみつさんのセンスがキラリと光っているなーと。
個人的ツボ(萌えだったり、笑いだったり)を押されまくりで、「ホテル☆エトワール」の騎乗位でいたしてる時のシオさんのチ○コにさりげな~く顔が描いてあるのを見つけた時は、「まあまあシリアスなシーンなのにっ!?ここでそんな遊び心だしちゃう!?」っていうそんな所がツボで次回作も買おうと心に決めた瞬間でした。
ヨネダさんの作品の中で1番好きな作品です。
何度も繰り返し読んでいます。
「どMで変態、なおかつ淫乱」
て言葉だけ見るとちょっと嫌悪感がわきそうなんですが、この矢代という男は嫌悪感を感じさせず、それどころか美しいとさえ思わせてしまう不思議な魅力のある男だなぁと。
そして登場人物の表情仕草がイイですね!
シンプルな絵でありながら色気が漂って見とれてしまいます。
この巻は
「Don't stay gold」
「囀ずる鳥は羽ばたかない」
「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」
の3話構成で、3話目の「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」で、普段飄々としている矢代が影山の顔が見れないって赤面する場面があってなんか貴重だなーって思いながら読み返しました。
お話はもちろん、表紙・タイトル共に秀逸な作品。
皆さんのレビューをみて興味がでて購入した作品。
これは購入して良かった!
特にミネがイイ(*´∇`*)
3人の中で1番背が高く、目つきや言葉使いも悪いのに受けでHの時にカワイイっていうギャップがたまらないです~。
3Pのシーンもエロくて好きなんですが、タケちゃんとミネ2人でお互い文句言い合いながらHしてる所が萌えました。
女の子みたいに可愛らしく「あんあん」喘ぐのは好きじゃないので文句言いつつも合間に喘ぎが漏れちゃうのが最高。
描き下ろしの「あまく、あまくない?」で仕事から帰ってきたミネにタケちゃんはただいまのチューを後頭部にされて「拾がいないときは別にしなくていいから」って言いながら耳と首を赤くするっていう所があるんですが、この赤くなってるっていうの最初読んだ時は気付かなかったんですけど、気付いてからはタケちゃんもカワイイなって思うようになりました♪
前から気になりつつも絵があんまり好みじゃないし、今から集めるのって大変と思っていたんですが、久しぶりに古本屋に行ったらなんと全巻あるじゃないですか~!
これは買うしかない!
ここで買わないで後々欲しいと思った時になくなってたら後悔すると思い全巻購入。
買って正解。
絵が気になったのは最初だけですぐに気にならなくなりました。
映画「春を抱いていた」のオーディションをきっかけに話が始まります。AV男優の岩城と香藤はお互いを最初はライバル視(特に岩城が)しているんですが、香藤が岩城の事を好きになって、岩城にも好きになってもらおうと強引にも岩城の家へ引っ越してきちゃいます。
1巻ではまだ二人はくっつきませんが、1話毎にHあり、リバありで濃厚です。
Hはしていても甘々な所がないので早く甘々な二人が見たい!
それにしても発行されたのが1999年なので今から14年前。14年も経っていれば確かに絵は時代を感じさせる部分はあるけど、話の内容は古さを感じさせない面白さがあります。
本当にこれを売ってくれた方に感謝です。あの時に全巻そろってなければ読んでいなかったので。
初レビューです。
阿部あかねさんの新作を読んで、まだ持ってない本買おーと思い本作を購入。
買って満足。
書き下ろしの話が最高でした。
「愛だなんだというまえに」の中2の時の宗馬は素直で可愛いくてちょっぴり切ない部分もあったけど、ほのぼのいい話。
そして、「泣かないでよ、小鹿ちゃん」で可愛かった宗馬が超イケメンに成長!
この成長っぷりがはんっぱない♪ヽ(´▽`)/
でもそこは阿部あかねさん、イケメンだけどアホの子でした。(そこがイイんですけどね)
そしてそんな宗馬がなんだかんだで可愛くて結局甘やかしちゃう真美が男前で最高~!
ホント阿部あかねさんの絵は色気があって好き(特に阿部さんの描くロン毛が好きなんです)だし、話も面白いのでニヨニヨしながら読みました。