10年前、私がはじめてであった商業BL作品です。
たまたま表紙が目に入り、タイトルとあらすじを見て即購入。帰りの電車待ち中に待てずに読んで涙をこらえるのに必死で大変だったことを思い出します。
嶋君の生きづらさも外川さんのさみしさも繊細に描かれていて胸がギュッとなります。
10年経ち、彼らと同じ年齢になったことで改めて読み返してさらに胸がギュッと苦しくなるけれど温かい作品だなと改めて感じました。
たまたま何の気なしに検索したら実写化を知り、映画を見てそこから舞台俳優に興味を持ち、2.5次元へ…
大袈裟に聞こえますがこの作品に出会えたことで人生が変わったんです。
引っ越しの関係で持っている本を手放すことになったけれどこの本だけは思入れが強くて持っています。これからも大切にしていこうと思います。
先生のX出た飯読みをして、私はこういうのが読みたかったんだ!!と即ポチリ。
Ωらしくないこーすけとαらしくない遥。
そんなことないじゃん!!と一人でわーわー言いながら楽しく読ませていただきました。
たしかに、αといえば圧倒的なオーラを放ち、強そうに見えるしΩは小さくてか弱いというイメージが私にもあったので最初は確かにらしくないなと思いました。
遥は女性っぽい見た目をしているしこーすけはお仕事柄ガテン系の見た目。
でも、お互いが自分はこうあるべきという考えをちゃんとわかって尊重したうえで支えあっているのがとてもすてきだなと、私も二人のような夫婦になれたらなと思いました。
子供ちゃんたちもかわいい!男の子っぽいものにあこがれるまりんに一番共感したかもしれません。
大きな事件に巻き込まれるとかはないけれど自分がしんどい時に読んで元気が出るなと思う作品です。
上下巻合わせての感想です。
前作はお兄ちゃんズが結ばれるまでのお話で三輪と慎二は??となっていたのですが、二人もゆっくりと彼らのペースで進んでいるんだなとほっこりしました。
もちろん兄たちも変わらず仲良しで本当によかったなと。
意識のない三輪のことをずっとおもって動いていたり、仕事上言えないことも多く紀人を待つことしかできないながら信じ続ける慶臣の献身は本当にすごいなと。
ぎゅっと締め付けられます。
そして、個人的にお気に入りキャラの慎二は不憫な扱いを受けながらもいっぱい活躍していたのでそれも嬉しかったです。
下巻発売までに3か月ほど空いたので知らずのうちにハードルが上がっていたのか、三國をはじめとした尼爾村の人たちがなぜ余命宣告を受けたのか、協力者はその後どうなったのか等気になってもやっとしてしまった部分もありましたが全体としては本当によかったなと感じています。
続編があればぜひ期待したいなと思うところです。
初めてレビューします。
まず、私がギヴンに出会ったのはアニメの第1話でした。
眠れなくて何気なくつけたテレビから流れてきたのがきっかけでした。
何話か見てそのまま暫く離れていたのですが数年後、改めて1話から見直してから気づけばあれよあれよと原作全巻購入し(当時は7巻だったかな?)あっという間に引き込まれました。
私も音楽をやっていた頃もあり、夢と現実で沢山悩みました。
いちばんしんどかった時にギヴンに支えられました。
本編が完結し、終わってしまった寂しさと物足りないなと感じていたので10th mixの連載が決まった時はとても嬉しかったです。
10年経ち、成長した彼らを見ることが出来てとても幸せです。
自分もこの10年を振り返ることがあり、とても共感できました。
こんな素敵な未来を見せて下さったナツキ先生ありがとうございます。
願わくばもっと彼らの未来が見たいなと思いつつ、集大成としてもとても素敵だったと思います。
どうかこの先も彼らの音楽が続いていきますように…