ピコとガラシャさんのマイページ

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女性ピコとガラシャさん

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秘め婿 コミック

芹澤知 

細部のこだわりが好き

この先生の作品4冊読んだ中で一番好きだった。
儀式や衣装、刺青とか細部にこだわりが見える。
最後の赤子が気になるけど続編は連載中なのかな?それとも一巻完結?
もし続編が出るなら読んでみたいな

瞞 -ばん- コミック

長船 

完全にバドエンではない

最終的にハピエンではないけど完全にバドエンでもない、けどまとまってない訳ではない感じで終わった。
良くないことをしている主人公の磐吉だけど、許せる余地を与えるような要素も程よく用意されてて、最低限話寄り添って読めるお話になってる。主人公クズすぎてどういう感情で読めばいいか分からない問題はたぶん起こらない。
女目線で読むと辛いだろうし、どっちつかずな状態の磐吉を責めるような人物も出てこないから少しもやる部分も出てくるかも。
個人的には磐吉の過去がサラッと説明されただけで終わったように感じたので、父親や京極との(昔からの)関係性も深堀されてたら嬉しかったな。1巻完結なら難しいところだろうけど…。あと終盤で磐吉の父親が急に良い奴感出してくるけど、あれは要らん。最後まで最悪な父親のままくたばってほしかった。

良い意味で難しすぎなくて読みやすい

作者さんが最後まで読んだらもう一度読み返して欲しいと書いていたので2周してみた。特に序盤の方は大河が印象的に感じたであろうシーンが同じカットで再現されていたり、大河の表情にも1周目とは違う意味が読み取れたので、2度読むのは確かに正解だと思った。ついでにタイトル回収も綺麗だったし、絵も綺麗。
ただ若干最初の方からヒントはあるので、読みながら展開が推測できる頭の良い人は1回目と変わらないのかも。私はなんの疑問も持たずに読み進めてたので2周目も退屈しなかった。

過去の話端折りすぎって指摘も多いけど、1巻完結で読める作品として描いてるならこれでいいと思う。過去の恋愛も深堀りした上で2人の恋愛も…って感じのお話はどっちも中途半端になってる事多いし。
あと個人的には文字数が多すぎず、吹き出しの配置も読みやすいようになってたのが良かった。

濡れ場は多くないからエロ目的の人には不向き。
女の子とお泊まりまでする?あまりにも鈍感すぎない?」とか「恋愛には懲り懲りって言ってる割にはチョロすぎない?」とか、言われてみれば確かにそうかもと感じる部分もあったけど、読みやすくて綺麗なハピエン作品で良かったと思う。

謎に本編より好きだった()

本編であまり書かれていない、けど私が1番見たかった小さい頃の琥士郎と源慈の日常が見られて大満足。
マジで本編より満足度高かった。特典付きで買ってよかったと心の底から思いました。

良かったけど…

ヤクザものだけどヤクザものすぎないし、ストーリーも普通に良かった。
ただ琥士郎が大人になってから話が始まったのが少し残念。琥士郎が大人になっていく間に源慈への恋愛感情が芽生えていったはずなのに、そこが詳しく書かれていないせいで最初から感情がおいてけぼりになってしまった。拾った当時のいきさつもちゃんと回想という形で入ってたけど、ふたりが出会って大人になるまでの様子も最初の方に入れて欲しかった。

天使の2人に関してはあまり詳しく書かれてなかったけど、人間離れしたあのビジュだし、ふたりが恋仲になるまでの話とかスピンオフで出す予定があったら読んでみたい。

スカベリ子先生の作品で1番好き

この先生の作品で1番好きな神作。
設定とか世界観は物語の世界って感じだけど、お互いの愛情の温度感とか形みたいなものがすごくリアル。2人とも好きだ好きだとストレートにガンガン言うタイプじゃないから、言葉以外の部分からお互いを想いあってるのを感じられてきゅんっとくる。
1巻完結の作品はそこまでストーリーに期待せず読んじゃうけど、これは心情とか背景描写少なすぎて感情置いてかれたり展開早すぎてモヤッとしたりって事が一切なかった。複数巻正義のスト重さんにも向いてると思う。
BL漫画400冊は読んでるけど、唯一1巻完結の中では作者買いし酔うと思った作品だった。

ドロドロしたのとか無いし、基本的に皆ある程度常識的で良い人達ばかりだから純愛ハピエン系好きな人向きだと思う。

ビジュ重視な人は、ジェラシーの櫓木好きなら受けの志田も絶対好きだと思う。(私がそうだっただけ)
えろメインの作品じゃないけど、志田さんすごく色っぽいし先生の表情の書き方が神だった。なんかエロいんじゃなくて色っぽく書かれてるのが凄い。

良さが分からなかった

個人的には、ハッピーエンドにするならもっとすっきり倫理的に纏まってて欲しかった。
環への子供産まれた報告の直後に「子作りしよう」となるのにはは?となってしまったし、長年酷い扱いをされていた割には旦那様をあっさり許して謝っちゃう伊月にも違和感。せめて心情をしっかり書いて欲しかった。
ハピエンもバドエンも好きだけど、これは本人たち以外からはバッドエンドにしか見えない状況を無理やりハッピーエンドにした感があってスッキリしなかった。

受けの独特な雰囲気

この先生の長髪受けはどうしてこうも私好みの雰囲気のあるキャラばかりなのか…
表紙の櫓木にピンと来た人は絶対買うべき。

ヤクザ系は嫌いでも好きでも無いけど、ストーリーも結構しっかりしてると思う。ただ登場人物は多い方かも。

やばいぞこれマジで神作

YouTube見てたらコミックシーモアか何かの広告で流れてきて、普段は気にせず飛ばしてるのに見入ってしまった。
最初の10ページで一気に引き込まれて電子書籍まで飛んで読んだけど本当に神作。泣けるって言われる作品で全然泣けないのに、これは気付いたらポロポロ涙出てる。スト重さんにも大ウケすると思う。
本当にピュアな2人だから、歪み系やドロドロ系の話が読めない時にもピッタリだと思う。

不憫な受けが幸せになっていく話

男運の悪すぎる面食いな受けが、新たな恋をして幸せになっていく話
1巻完結だけど展開が早すぎて置いていかれる、ということも無く、攻めもストーリー全体も受けに寄り添ってゆっくり進んで行くので、落ち着いてじっくり読めます。
包容力のある攻めや不憫な受けが幸せになる話が好きな人には合うと思います。
ただ主にふたりがくっついてからのお話なので、付き合う前段階でお互いの好意が深まっていく様子をじっくり読みたい方には向かないかも。