ハルハル0531さんのマイページ

レビューした作品

女性ハルハル0531さん

レビュー数1

ポイント数10

今年度785位

通算--位

  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

恋ひめやも

恋ひめやも…

長月の有明の月夜ありつつも君が来まさばわれ恋ひめやも

きみが逢いにきてくれたならこんなに狂おしい気持ちになることはないのに…我、恋ひめやも…恋などするだろうか…いやしない

この歌はさるかたの和歌なのですね。まるで、文学作品のようなロマンチックなBL小説。この水原、立花さんの心の語りが大好きです。

作品の内容は、元担任教師と生徒とのせつない恋物語。総体的に仲良しな立花さんと日野さんのCVがぴったりで息のあったお芝居、いつ聴いても癒されるし素敵です。ツンデレな教師を立花さんが、彼を愛して変貌していく様を日野さんが好演!とくに日野さんはお見事でした。

人は恋をすると、愛を知ると変貌する。
恋に堕ちるのは卑屈ではなく必然である。

リピート率の高い作品の一つです。

昨日の夜中、なぜか眠れずにこのドラマCDを聴きながら眠りにつきました。今の私の心情と重なります。

先生、素敵な作品を沢山、世に送り出してくださってありがとうございます。私は、先生の描かれる世界観が大好きなのです!

私にとって大切な大切な宝物、ずっとずっと大切にします。

追記、まだ原作は未読なので早速購入しました。また改めて、その感想を綴りたいと思います。

もっと聴きたかった

ちょうど、タイミングよく、こういった関連のドキュメンタリーを見たあとに聴いたドラマCDだったので、色々と考えさせられました。内容もCVも良かったので、原作も即購入しました。既読済です。

まずは、ストーリーについて、中原先生の世界観、こういうやさぐれた男臭い、人間味のあるお話が初めてだったのですが、とても面白くてハマりました。特殊な世界で、簡単には心を許さない、信用しない。人に言えない過去があったり、病気であったりでまともに就労できず生活に困窮している人たちが大勢いて・・・何のしがらみのない、逃げ場所を求めて辿り着いた場所。俗にいう人生の落伍者、自己責任かもしれないけれど、皆、プライドを持って生きていて、なぜか憎めない人たち。

そして、最期は誰にも看取られることなくたった一人で・・・そんな境遇の男達の面倒を見る医師、坂下先生を見守る謎の多い斑目さんと双葉、人間くさい男達の熱い物語。

"人間らしさ"や"自由"を求めつつも、孤独は辛いし、根本的に人間は1人では生きられない。こういった世界だからこそ."繋がり”を求めている。

この坂下の親切、思いやり、お節介が、凍った皆の心を溶かしていく・・・皆、坂下先生が大好きなんですよね。対峙して坂下自身も彼らの存在に癒されていたりする。

この一生懸命な坂下を支えるのが斑目さんと双葉、一方でこの二人がおふざけで坂下をからかう絡みが絶妙に面白い。一方で変わり身の坂下と斑目さんが強く求め合う濃厚なHなシーンもすごくいいのですよ。

CVについて、坂下先生の水島さん、最初、もう少し落ち着いた声(クールビューティ)の方の方がいいように思ったのですが、何度も繰り返し聴いているうちに、水島さんは振り幅が広いので、意外と良かったです。和彦さんの斑目さんは言うまでもなく最高!どエロ満載!ただ、30代には聞えなかったですが、お芝居が上手すぎでとてもよかったです。双葉のちーくんは、ドンピシャでお芝居のうまさに感心させられました。そして、おっちゃん!もすごくよかったです。いい味を出していて可愛らしくて、最期は泣いちゃいました。

斑目さんが坂下にポツリとささやくような思いやりのある言葉があったかい。とくに好きなのが、坂下がやらかした度に自暴自棄になったときに言う、"嫌いじゃないぞ"ってやつ。この優しい声の和彦さんの斑目さんが大好きです。

BLあるあるか、お医者さんは、手術後は興奮するって本当なのかな。双葉のケガの術後のHシーン、なだれ込む感じ、和彦さんの斑目さんにジンジンきましたよ。

総括すると、ときに現実を見せつけられて辛い場面もありますが、ほっこりしたり、笑いありの、たまらんHありの大満足のBLでした。

命の価値、お金に代えられないものがある。そして、互いにないものに惹かれ合い、尊敬し合う二人、それぞれの医師としての生き方、何が正しいかなんて人それぞれ。私もこういった方々のために何ができるか・・・考えるいい機会になりました。

★4つにしたのは、制作側、尺のせいかもですが、原作の後半部分のお話が聴けなかったのがとても残念でした。2枚組にしていただきたかったです。

全作CD化して欲しかった。このCVですべてのお話が聴きたかった。そして、また、同人誌でもいいのでこの三人さんに会いたいです。

囀る鳥は羽ばたかない 56話 待ちに待ってました!

毎月、囀るを読むために購読しています。

千代崎先生のライヤーも楽しみでしたが、前月号で終わってしまって寂しい。そして、前月号の囀る・・・の終わり方が・・・次話が気になって気になって、毎回、電子発売までひたすら我慢の連続、待った甲斐もあって、久々に胸に突き刺さりました。囀る・・・超最高でした。

先にお詫びします。他にも様々な作品がある中で、囀るのみの感想をこちらで綴ってしまうことを心よりお詫びします。9巻発売まで待てず、少しだけ、失礼させていただきます。

今話は、百目鬼目線のモノローグからの始まり・・・
前月号での井波とのやりとり後、百目鬼は矢代に確信をついてきますが、やはり、頑なな矢代、でも、ちょいちょい感情的になったりするのが可愛いかったり。

互いに、守りに徹し、芯の所で感情を抑えつつ、かけひきをしながらの・・・本心をぶつけ合えない、あえて互いを突き放す二人がとても切なかったです。

面白いのが、矢代は自身で酷くされるのが好きだと豪語しているくせに、それを今、百目鬼にされるとイライラして反発し、わざと自虐的で意地悪な言動をする。

対峙して、百目鬼は矢代の気持ちを尊重しつつ、彼に合わせて、わざと突き放したような軽口を言う。それが、お二人さん、セックスになるとスイッチが入ったように本性をむき出しにして互いを求め合う。これがめちゃくちゃいいんですよね。所謂、身体は正直ってやつ。

万が一、百目鬼が「そばにいたい」なんて言ってしまうとまた、矢代は逃げてしまうから、当分はこのままの状態、関係性が続くのかなと。とにかく、私は大好きな矢代を、矢代の艶やかな姿(百目鬼との)をずっと見ていたいです。次号はどうなるのか・・・ワクワク、楽しみすぎます!

孤独なおにいさんと豹のお子様のかわゆいお話

以前にも触れましたが、基本、私は人間と獣人のお話は少々苦手でして・・・
ですが、この物語は・・・もちのろん、大好きです!ナツメ先生の描かれる豹、とても可愛くてかっこいい!

源慈さん、そして私も、琥ちゃんが猫であろうと、豹であろうと、天使であろうと、何であろうと可愛くて愛しいのです!

いつもいつも元気でいたずらっ子でどこか健気な琥ちゃん。子どもながらに、源慈さんの心の闇、心の傷に気付いていて寄り添おうとする。だから、いつも源慈さんのそばにいて、源慈さんを笑顔に、源慈さんに喜んでほしくて・・・

琥ちゃんが、つばきさんとの結婚指輪を源慈さんに渡した所までは切なくてキュンとしていたのに、指輪を落っことしてからの・・・さすが、野生の琥ちゃん、ペロペロ舐めて汚れをおとす・・・この下りにギャップ萌え&大爆笑しちゃいました。

”ずっとそばにいてやる”
二人は固~い絆で結ばれていますが、琥ちゃんがいないとダメなのは、源慈さんの方なんですよね。

もっともっと読みたかった。不器用なおにいさんとかわゆいお子様二人のわちゃわちゃほっこりする姿を。もう寂しくて、寂しくて・・・連載が終了したばかりですが、ナツメ先生、また彼らをメインでカンバックトゥミーです!

さすがのナツメカズキ先生!

ナツメカズキ先生のやんちゃな魅力溢れる男子達と世界観が大好きで、毎回、連載が始まるとワクワクしてしまう。そして、ずっと心待ちにしていた今作のラストストーリー~上下巻の感想となります。

どんなに辛いことがあっても"人は誰かを愛さずにはいられない”

独りぼっちだった二人(人間と獣)が、縁あって出会い、というか、きっと二人は出会った瞬間から離れられない運命だったのですよね。当初は、源慈さんも琥ちゃんを親のような愛情で包み込んでいたのが、琥ちゃんの発情期騒動でドキマギしちゃって、自身が琥ちゃんに不純な感情を抱いていることに困惑し始めて・・・

お互いに愛しているのに、求め合うことに"怖れ"が・・・そして、愛する人を失うかもしれないという不安と葛藤。

"愛する人を命懸けで守る”源慈さんと琥ちゃん。互いを愛しているから、相手が大切だからこその決断、別れからの・・・

"愛は奇跡を起こす”
それにしても、琥ちゃんの源慈さんへの愛、一途さにはウルウルきます。
この二人を垣間見ながらイオから出た言葉にジーン~、そして、”生きることは選択の連続”だと、つばきさんが、源慈さんの背中を押してくれた。

パラレルワールドの中にも芯が通っていて、時に笑い(とくに琥ちゃんの性のお勉強が面白かった)あり、涙ありで、全体を通して、とても良作だったと思います。

琥ちゃんの明るくて可愛くて、ひたむきな姿と対峙して、不器用で無愛想なんだけど熱い情熱を持った源慈さん。とにかく、二人が超艶やかで、超素敵で、愛しくてたまらない!二人の筋肉の肉付き、ヘアスタイルやファッション、スタジャン姿もかっこよすぎで萌えた!

ラストは、源慈さんが可愛くて・・・”拾い上げられたのは俺の方だった・・・"ってホントに泣かせるよ~いまや、琥ちゃんの方が、かかあ天下っぽくて甘えさせてやるぜ的な感じもほっこりします。

時雨さんや雪鷹も出てきてくれて、とても嬉しかった。また、皆に会いたいです。

もうナツメ先生には脱帽です!こういったヤクザな世界観とファンタジックなお話とを上手くコラボさせてしまうとは・・・コマの使い方から何から最高で、当分、この素敵すぎる世界からは抜け出せない!

PS・・・私の個人的な願望ですが、本作、ドラマCD化していただきたいです!そして、源慈さんは川原慶久さんに!琥ちゃんは・・・迷うなぁ。是非に2枚組で販売を。よろしくお願いします!

素敵すぎる

原作未読、この作品は何度もリピしている作品の一つですが、やはり、ちーくんと小西さんのお芝居が素敵すぎるので、今回、レビューを綴りました。時代ものはいいですよね。時代背景や縛りがあるのも新鮮で切なくて。

奈津(CV鈴木さん)×日高(CV小西さん)同級で敵同士の関係性。だけど二人は…私がちーくんと小西さんのファンになったきっかけの作品です。

私の中で受け1位はちーくん、攻めの1位は小西さん、ちーくんは健気で切ない男子を演じさせたらダンドツ、ピカイチで、毎回、フリトとのギャップがすごいです。小西さんは、演技力が高いのは当然のこと、素晴らしいセクシーな低音ボイスに、皆さんがおっしゃる小西ブレスが最高!毎回、耳が痺れます!

なにより、ストーリーが素晴らしかった。ただ、娼婦のようなことをして利益を得ていると思っていた奈津が、実は"日高が初めての相手"だと知ったときの彼のリアクションがなかったのが少し残念でした。ですが、エンディングはようやく誤解もとけ、二人の思いがひとつになり、ラブラブな雰囲気でとてもよかったです。

最後の日高、小西さんの"もっと"に激萌えでした!小説も読んでみようと思います。PS…大川さんの悪役、とても嫌味で陰湿なお兄様、好演でした。

デキる男達の駆け引き

浜田賢二さん、ハマケンさんのドラマCDを探していたら…なんと新田先生の作品が出てきた~♡さすが、先生、素晴らしいです!アッパレでございます!そして、帝王森川さんが、もうキャーですわ!ハマケンさんもあまーい~♡新田先生の世界観と男性として成熟された魅力溢れる声優さんたちの融合~かっこよくて魅せられて聴き入ってしまいました。

デキる男たちのお話、大好き~♡吉永公使(CV森川智之さん)、超エリート、インテリ中のインテリの外交官の地位で上から2番目の役職の公使、仕事がデキてかっこよくて美人で艶やかで、存在自体が神!私はあなたに跪きたい!(笑)そんな麗しの吉永を森川さんの美声と演技がより一層、優美に魅せて下さっています!吉永ってクールなんだか、いや、クールな中にも熱い情熱を持っている危うい男、麗しの吉永、大好きです~♡

白石(CV浜田賢二さん)もあまーくて素敵~お顔がタイプです!吉永の前ではナイトになって勝ち気で可愛いんですよ。吉永に煽られちゃって、堕ちちゃうんですよね~

こういった難しい設定を先生は見事に表現される。私もこの作品を読んで外交官のお仕事をより理解した次第です。国家の未来を背負う、国と国との重要な繋ぎである外交における吉永の完璧な手腕、実績とカードの切り方、対峙して、後先考えているようないないような刹那な恋愛を好む吉永、そして白石との駆け引き、掛け合いが面白いのなんのって。

仕事は仕事でしっかり成果、結果を出しつつ、恋愛は奔放で自由~これも大好きな設定です。本来、人間は、仕事ができるからこそ、遊びや恋愛も楽しめる。こういったデキる男達の貪欲さがかっこいい!こういった面白みのある男性が、この世の中にはいないから、いつも新田先生の作品で夢を見させていただいています。

お二人さんの大人でメローな絡みもとてもよかったです。もっとたっぷり長く聴いていたかった。吉永、森川さんが艶やかで神~もっと激しくてもよかったかも。

「お互いにとって必要不可欠な存在」

この作品、私の中のベスト5に入りそうです。1つ言わせていただくと大好きなCVのお二人の絡みがもっともっと聴きたかっです。最後に、義理の兄弟になってからの二人の関係はどのように変化していくのか…二人の行く末は…どうか続編を…また、吉永と白石の二人を見たいです!先生、よろしくお願いします。

鳥さんがすごい!

ハマケンさん目当てで聴きましたが、鳥さんの艶やかさに魅了されてしまいました。喘ぎ声がたまりません!

華藤えれな先生の作品、前編、後編と楽しませていただきました。ストーリーもBGMも異国情緒溢れる、とても神秘的で甘美で素敵でした。

こういう異国の設定いいですね。スペイン語もいい。舞台は南米アルゼンチン、ブエノスアイレス〜冷酷なマフィアレオンと日本から異国へ行方知れずの兄を探しにきた美しい刑事朔弥、朔弥はある事件に巻き込まれ、レオンになぶられ、凌辱され、ペットにされてしまう。

ストーリー的にはよくできていて、孤独や兄弟間の嫉妬など、情緒的な要素も兼ね備えられ、CVについてもハマケンさんと鳥さんがとてもうまく表現されていました。朔弥の兄の幸成が遊佐さんだったのも嬉しかったです。

剛健で高圧的、かつ男前なハマケンさんのレオンがかっこよすぎたのも大満足でしたが、鳥さんの勝気でツンデレな朔弥がレオンに懐柔されて、快楽に溺れ、変わっていく様、いやらしくレオンを求め、懇願する様が萌え萌えで最高でした。

レオンの二択、質問、言葉攻め、ささやきもたまらなかったです。

「一緒に死んでやる!」全体的にはストックホルムシンドローム的な内容かと思いつつ、身体だけの繋がりから、終盤、二人の肌と肌が触れ合い、二人の思いが通じ合った際にはグッときました。二人の吐息混じりのスペイン語の愛の告白が…♡

「人を愛してはいけない…」愛する人ができると強くもなれるが、対峙して、弱みができ、弱くもなる…ヘミングウェイの一節の喩えも素敵で…朔弥の「お前(レオン)に破滅させられた…だが、人を愛することを教えてくれた」と。甘々な二人なのですが、互いの確固たる信念、潔い男らしさが入り混じっていて、なんともたまらないエロスなのです!

とにかく、ハマケンさんの二面性(レオンの甘さと高圧的であったりの抑揚のある表現)と吐息に漏れた息づかい、鳥さんの朔弥のツンデレエロが超絶色っぽくて、お二人の演技力に脱帽~ホントに大興奮、大満足しました。エンディングは意外とあっさりでしたが、それはそれでよかったです。とても素敵な作品でした。

とにかく面白い!

大好きなおのゆーということで…とりあえず、聴いてみようで聴いてみたら、神、神、神!この作品とハマケンさんと出会うことができて感無量です!

心に残ったシーンは数え切れないほど…キュンキュンしまくりで書き切れないほどです。何度聴いても飽きないし、何度も聴きたくなる。

まず、ハマケンさんの槇さんに♡撃ち抜かれました。調べてみるとハマケンさんは福岡出身!もうハマケンさんの博多弁は最高、最強でした。萌える萌える~☆槇さん、外面は愛想も素っ気もないけど、内面は好きな人の前ではスペシャルナイーブで可愛くて優しくて…いやいや、槇さんは、なんやかんやでみんなにとても優しい。私にとって、こういう槇さんのような男性が理想中の理想の人、そして、ガッツリ仕事のお話も組み入れられていて、ボーイズたちの二面性の設定も私の大好物なので、文句なしの神作品です!

おのゆーもさすがでした。生真面目で控えめでクールで人嫌いの幸典、それでいて槇さんとのえちシーンでは妖しいエロさ爆発。そして、彼は人徳、先見の明があるというか、不思議な魅力の持ち主ですね。毎回思うのですが、おのゆーはどんな役どころも器用に演じられるのが本当に感心します!

この作品でのお二人はすべてに相性ぴったり〜お二人の互いのキャラの二面性、ギャップの演じ分けが巧みで素晴らしかったし、お二人のえち、今まで色々なCDを聴いてきましたが一番好きかもです。とくにハマケンさんの槇さんの吐息やあえぎ声がたまらなくいい感じで大人のエロさ爆発~かっこいい男であり、反面、ヤキモチ焼きの可愛い男であったり…とくに聞きたがりの槇さんが可愛すぎ~♡

仕事場では幸典を支え、元気づけ、プライベートは幸典の言動に翻弄されっぱなしの槇さん~「あんたがおったら安心できるのやけど…」からの「俺が全力で支えるけん」とくるあたり、あなたに堕ちないわけがない!堕ちない人間なんていない!番外編の「ほんとに帰したくなか…」なんて、もう最高、最強!

甘々なようで、互いの仕事に対する姿勢が紳士的で、とくに槇さんの幸典への叱咤激励のシーンもいいなぁ。この作品は、お仕事のお話もしっかり描かれていて、私が幸典と似たような立場だからか勝手に親近感を覚えて、色々な意味でとても参考になり満足しています。職人、仲間っていう響きがいいですね。適材適所、「量才録用」もそのとおりだなと思いました。

仕事、家族関係、恋愛とすべてに楽しめた温かい作品でした。今後の二人の関係性も楽しみですし、続編や短編ものを楽しみにしたいと思います。作者様、何卒よろしくお願いします。

号泣しました

この作品のことはまったく知らず、たまたま、このドラマCDを聴く機会があり、演技者、声優の方々の演技に引き込まれ、感動し、最後は号泣でした。

中々のヘビーな内容ながら、不思議とすっと話に入っていけました。設定が設定なので、ラブな感じではまったくなかったのですが、当初、なぜ、真面目な裕介がまったく生きる世界の違う深見にここまで執着し惹かれるのか…と思いつつ…まぁ、人が恋におちるときの理由なんてないのだろうと。あの有島に立ち向かっていく裕介には驚いたし、愛の力は偉大で、なりふり構わず、周りが見えなくなってしまう。恋愛って、基本、素敵なことなのですが、対峙して、人をいい意味でも悪い意味でも変えてしまうものなのですよね。

裕介にとって深見は純粋に愛するひとであり、深見にとっても裕介は特別な存在で、何かあるごとに裕介は深見の歯止めになっていた。あることから、ふたりは身体を繋げるようになる…一方で、それは裕介の願望であったはずなのに、行為が終わると虚しさしか感じられない。それでも裕介は深見との繋がりを求めて…いつかは心身共の深い繋がりをと願う…裕介の深見への愛が切なかった。

裕介のCVの鈴健さん、深見のCVの吉野さん、工藤のCVの三宅さん、有島のCVの花田さん、皆さん名演技でした。鈴健さんは裕介のイメージにぴったりで、吉野さんは怖くて渋くてかっこよくて、細かい表現力が素晴らしかった。花田さん(個人的に好きなお声)もあの嫌味な役を見事にこなされていたし、三宅さんはすべてにおいて素晴らしかった。三宅さんのおかげで号泣~改めて、三宅さん、声優さんは偉大だと思った次第です。

「願い叶えたまえ…」という題名をみたときに、こんなに深い意味合いが凝縮されていたとは思いもよりませんでした。最終的に幸せの形は人それぞれで、どんな状況下におかれていようとも幸せになりたいと願う気持ちは皆、同じだということなのだと。

本来、「願い」とは、誰かの幸せを願うことですが、一方で自身の思いや願いが叶う、相手が幸せになれると自身も幸せになれるということに気付かされた作品でした。そして声優さん、声が入ることによって作品に深みが出てくる。本当に素晴らしいドラマCDでした。

流れからこのままいくとバッドエンドかもと予想をしていたのですが、作者様の読者の想像に任せるようなエンディング…私も「皆の願い」が叶い、裕介と深見が幸せになれることを切に願いたいと思いました。

PS…あまりに素敵な作品だったので、コミックスも購入しました。こういった特殊な男社会の関係性、繋がりは独特な世界観で濃厚だと改めて感じました。そして、深見は美形だけでなく、不思議な魅力の持ち主で、彼を愛さずにはいられない男たちが大勢いたという事だと。