愛してないと云ってくれ【BLCD】

愛してないと云ってくれ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×27
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
42
評価数
12
平均
3.6 / 5
神率
8.3%
著者
イラスト
媒体
CD
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
mee-Maker
シリーズ
愛してないと云ってくれ
収録時間
72 分
枚数
1 枚
ふろく
なし(ブックレットに書き下ろしSS有り)
フリートーク
なし
発売日
JANコード
4988102511029

表題作 愛してないと云ってくれ

斑目幸司 → 井上和彦

坂下晴紀 → 水島大宙

その他キャラ
双葉洋一[鈴木千尋]

レビュー投稿数3

井上さんのエロオヤジっぷりに神!!!

原作も大好きな作品なんですが、
これ!!井上さん!!!
34歳役にしては渋すぎなんじゃないかとも思いましたが
言い回しが本っっっ当にエロオヤジ!!
「ぶふっ!」とふきださずにいられません!
かと思えばしっとり聴かせてくれる箇所もあり、
素晴らしいーーーーー!!
先日『春を抱いていた』で井上さんのオネエ言葉を聴いたばかりなので
尚更温度差がありすぎて悶えました!プロって……!!

水島さん、29歳にしては若すぎなんじゃ…と思いましたが
(いちゃもんじゃないです;あくまでも最初の印象です;)
純真で正義感あふれる、ちょっと世間知らずの町医者、素敵でした♪
そして斑目さんのセクハラに耐えつつ、
でも徐々に惹かれて後半には体を開いていくあたりとか
い…色っぽい…!!
でも精一杯の抵抗がまたいいんですよ!!
この、真面目な青年がエロオヤジによって乱されるというのにも
私は弱いんです…。
普段とのギャップ…激萌え…。

慕ってくれていた患者のおっちゃんが亡くなった事で巻き込まれる事件。
斑目さんにいつものセクハラでふざけられているかと思いきや、
励まされて先生が自分を取り戻そうとしたり
双葉の怪我の縫合手術を、斑目さんが先生の代わりにおこなって
実は憧れていた伝説の外科医だったのが判明したとか…。
結構聴きどころが盛りだくさんなんです!
勿論、私には斑目さんと先生の言い合いとHシーンがメインのような感じですがw

鈴木千尋さんは、怪我をしたシーンがすごく真にせまっていて
本当に痛そうでしたよー;
軽そうで、でも情のあるいい役どころを好演されていました♪

亡くなったおっちゃんの「しゃかたしぇんしぇー」がイメージぴったりでびっくり!!
前歯、マジで抜いてるんじゃないですか?っていうくらい…。

いつもふざけている斑目さんが
更に声を落として先生を誘うシーン…ものすごくドキドキしました!!!
その吐息交じりの声、凶器です!!!
…かと思ったら、双葉の邪魔がぁぁぁぁ!!
思わずちゃんとHしてるシーンと
最終トラックをリピートしてしまいましたw

書き下ろし番外編小説『パンツ』も
斑目さん…相変わらずで何よりでしたw
SSの為、本番までは書かれていなくて残念でしたが
いたす直前までに、またうっとり。
今更ですが、奈良千春さんの挿絵も本当に良いんですよ…。

はぁ、ちょっと動悸が治まらないです…。
中原さんのお書きになるエロオヤジを、もっともっと聴きたいー!!!




2

もっと聴きたかった

ちょうど、タイミングよく、こういった関連のドキュメンタリーを見たあとに聴いたドラマCDだったので、色々と考えさせられました。内容もCVも良かったので、原作も即購入しました。既読済です。

まずは、ストーリーについて、中原先生の世界観、こういうやさぐれた男臭い、人間味のあるお話が初めてだったのですが、とても面白くてハマりました。特殊な世界で、簡単には心を許さない、信用しない。人に言えない過去があったり、病気であったりでまともに就労できず生活に困窮している人たちが大勢いて・・・何のしがらみのない、逃げ場所を求めて辿り着いた場所。俗にいう人生の落伍者、自己責任かもしれないけれど、皆、プライドを持って生きていて、なぜか憎めない人たち。

そして、最期は誰にも看取られることなくたった一人で・・・そんな境遇の男達の面倒を見る医師、坂下先生を見守る謎の多い斑目さんと双葉、人間くさい男達の熱い物語。

"人間らしさ"や"自由"を求めつつも、孤独は辛いし、根本的に人間は1人では生きられない。こういった世界だからこそ."繋がり”を求めている。

この坂下の親切、思いやり、お節介が、凍った皆の心を溶かしていく・・・皆、坂下先生が大好きなんですよね。対峙して坂下自身も彼らの存在に癒されていたりする。

この一生懸命な坂下を支えるのが斑目さんと双葉、一方でこの二人がおふざけで坂下をからかう絡みが絶妙に面白い。一方で変わり身の坂下と斑目さんが強く求め合う濃厚なHなシーンもすごくいいのですよ。

CVについて、坂下先生の水島さん、最初、もう少し落ち着いた声(クールビューティ)の方の方がいいように思ったのですが、何度も繰り返し聴いているうちに、水島さんは振り幅が広いので、意外と良かったです。和彦さんの斑目さんは言うまでもなく最高!どエロ満載!ただ、30代には聞えなかったですが、お芝居が上手すぎでとてもよかったです。双葉のちーくんは、ドンピシャでお芝居のうまさに感心させられました。そして、おっちゃん!もすごくよかったです。いい味を出していて可愛らしくて、最期は泣いちゃいました。

斑目さんが坂下にポツリとささやくような思いやりのある言葉があったかい。とくに好きなのが、坂下がやらかした度に自暴自棄になったときに言う、"嫌いじゃないぞ"ってやつ。この優しい声の和彦さんの斑目さんが大好きです。

BLあるあるか、お医者さんは、手術後は興奮するって本当なのかな。双葉のケガの術後のHシーン、なだれ込む感じ、和彦さんの斑目さんにジンジンきましたよ。

総括すると、ときに現実を見せつけられて辛い場面もありますが、ほっこりしたり、笑いありの、たまらんHありの大満足のBLでした。

命の価値、お金に代えられないものがある。そして、互いにないものに惹かれ合い、尊敬し合う二人、それぞれの医師としての生き方、何が正しいかなんて人それぞれ。私もこういった方々のために何ができるか・・・考えるいい機会になりました。

★4つにしたのは、制作側、尺のせいかもですが、原作の後半部分のお話が聴けなかったのがとても残念でした。2枚組にしていただきたかったです。

全作CD化して欲しかった。このCVですべてのお話が聴きたかった。そして、また、同人誌でもいいのでこの三人さんに会いたいです。

1

日雇い労働者な攻めって…さすが中原一也さん原作w

なんか妙に汗臭いCDでしたw
日雇い労働者な攻め(井上和彦さん)と美人医者な受け(水島大宙さん)のコンビです。

原作未読ですが、まずストーリーが面白かったです。
さすが中原一也さん原作。BLにあるまじき日雇い労働者たちが集まる街が舞台です。日雇い労働者な俺様攻めを登場させて、おもしろおかしい話に仕上げてました。おもしろいだけじゃなく、ところどころでシミジミするエピソードも組み込まれてて、全体的なバランスがとても良かったです。
やっぱストーリーは大事だね、うん。
主人公はそこで開業してる美人医者。水島さんが掃き溜めに鶴な気の強い美人医者を好演されてました。
井上さんとの掛け合いがとにかく楽しい。
井上さんが放つ、下品すぎる下ネタに、何回吹き出したかwお下品サイコー!王子様なセリフより、「俺のバズーカがどーのこーの」ってセリフのほうが、私は好きだw
それにいちいち怒ってる水島さんがかーわーいーいー。

原作も読みたいですね。

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