Dom/Subの話はまだまだオメガバースとかと違って新参者〜って感じで商業系だと方向性が定まり切らない印象があってストーリーも設定も良きだけどもっと深くまで掘り下げて設定をして欲しいなぁってもどかしい思いをすることがありました。この作品でSwitchが出てくるんですけど、この設定が大好きなんですよね。現実で言うなら男にも女にもなれない人。だからこその苦しみというかもどかしいところが描けるのが良いですね。あとは、セーフワードの言葉のセンス、カラー(首輪)を外したい(体)と外したくない(本能)っていうところが描かれていて、ああ!コレコレってなりました。
「相手を信頼できなければ誰にも愛されないよ」というセリフが心に刺さりました。恐怖心で縛る関係はうまくいかないということ、周りを見れば君にも見えてくるはずだ。という思いが読み取れてよかったです。
なんていうか性癖に刺さりました。求めていたものが全てここにある感じですね。