気づけば8巻まで来ました。久我の年齢を越し、初期百目鬼の年齢を越し、現在の百目鬼の年齢に並ぼうとしています。最後はどうなっているのか… 楽しみなような怖いような(笑)
囀るのことを考えると自然と"健康"という言葉が浮かんでくるものです。
と、どうでもいい話はこの辺にして。
5巻を読んだとき以来のドキドキを味わった気がします。別に6、7巻がドキドキがなかったというわけではないのですが、やはり読者としては主人公ふたりの触れ合いを見たいもの。(当たり前ですが)
色々取り繕えなくなっている矢代さんに対し、一見考えていないようですごく考えていそうな百目鬼でした。ただとてつもなく空回りで、すれ違っていて切なくて苦しくて。ああ、これが囀るだよなあ…と。
空白の4年の月日については次巻以降描かれるのかな。
本誌の方もじ〜〜っくりゆ〜〜〜〜っくりと進んでいくので、コミックス派としてはかなり根気強く待った2年間でしたが読み始めてしまえばどうでも良くて、圧倒的な囀るの世界観に一気に引き込まれてしまいました。
ほんとうに面白い作品です。
タイトル通り、やや評価に悩むんですが…
シナリオは、普通です。すみません、普通だなという感想しか出てこないくらい普通です。
だからこそ(?)キャストのおふたりの演技力の高さが際立っていまして…エッッッシーンのときは作品に入り込むというより、演技がうまい!すごい!と別の意味で興奮しました。お芝居だけでいうなら圧倒的神評価です。
阿座上さんは言わずもがなですが受けの鈴木さん…やばすぎて思わず一時停止案件でした。わたしは男はじで初めて聴く声優さんにハマることが割とありましたが(八代さん、堀江さん)今回も例に漏れずでした。天才か?今から鈴木さんのCD漁ってきます。
アフターディスク、恐らくあるでしょうがさらに上手くなっているのだろうなと思います。お芝居を聴くのが純粋に楽しみです。
13弾推しなのでそちらメインの感想になります。
前作が"良"すぎたのでアフターディスクへの期待がとても高かったのですが、まあ今回もその遥かに上を行ってくれました。ヨシキさん自身も感じられるくらい什タマコンビは反響が大きかったようで、やってやろうという気合いが見えるというか。とにかくお芝居に圧倒されます。堀江さんも一年ほどブランクがあったことなんてまったく信じられないくらいの演技です。ふたりとも上手いなあ…ほんとに。
さて内容についてですが、本編では前作の伏線回収がメインとなっています。什三のまわりのことが判り、それを必死に健気に真っ直ぐに受け止める地球。これは包容力というより、絶対にくっついて離れないという強い意志みたいなものでしょうか。それが結局什三にとっては一番嬉しいものなんだろうな。好きという感情とか守りたいという思いとか、什三と付き合い成長した地球が見られて涙腺が緩みました。
アニ限ではクラスでのふたりの立ち位置とか他人との距離感とかがわかっておもしろかったです。濃いめのプレイメインなのはわかっていましたがそれも含めてこちらも聴き逃すのは本当に本当に勿体なすぎるので必聴です。プレイ…めちゃくちゃエロいですよ。
フリトは今回も楽しいお話がたくさん聴けました。仲良しなおふたりが良いですね。キャラとは逆に堀江さんの独特な言語センス、堀江節が随所に散りばめられていて聴くほどに癖になります(笑)面白い人ですね。