あらすじ
東京屈指の超名門校、秀麗学院高校三年の不破涼は天涯孤独、学院トップの成績を保ち、最高頭取の役職につくスーパー・カリスマ高校生。
その涼の相棒である花月那智は、踊りの家元の一人息子。
息を呑むほどに上品で雅、そしてその立ち居振る舞いは、いつだって高校生とは思えないほど大人。
しかしその裏の顔はなんと、泣く子も黙る『仕事人』。
そして、この無敵の花月にも、十年前からずっと心に重くのしかかっていることがあった。
しかも、その彼の心の傷に、さらに塩を擦り込むような、大事件が起こってしまう…。
涼は、そんな花月の力になってあげられるだろうか。
愛と勇気と友情が、ぎっしりつまった、感動の一冊!読み終わった時、誰もが心を洗われています。
門前に捨て子!?闇の仕事人・花月が大活躍
秀麗学院の名物トリオ(涼、花月、悠里)の一人、花月に大事件発生!なんと、花月の家の前に男の子の赤ん坊が置き去りにされていたのだ。驚く家族の前に、やがて母親が現れ、涙ながらに語る真実とは!?
秀麗学院高校物語 24