お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
俺様社長と美人秘書の恋愛駆け引き!
高野は、不況により経営が苦しくなった自社を守るため、夏目に親会社になって資金援助をしてもらえるよう頼みます。夏目は交換条件として高野の身体を要求し、一晩だけの約束だったはずが、なぜか自分の秘書になるよう求められるのです。高野は自社の貢献のため、仕方なく夏目の秘書になりますが、有能で切れ者な夏目にだんだんと惹かれていき……
夏目がどうして高野を気に入ったのかというと、以前、夏目が大学入試を受けた際に、高野に助けられたからだったんです。一晩だけのつもりが、実はずっと想いを抱いていた相手だったことが分かり、自分の秘書にしてしまうのです。男前な社長さんにも、そんな可愛いところが意外にあるんですね。
でもそんな二人の関係はあの一晩以来なかなか進展しません。
「性奴としてではなく、有能な秘書として認めてほしい」
夏目に抱かれたいが、身体ではなく仕事で認めてほしいと思っている高野。夏見の気持ちがみえなくて昔の男に唆されてしまうのです。
昔の男に、夏目はお前に惚れてるから、きっとお前が金をねだれば簡単に金を出してくれると言われ、夏見の気持ちを探るために誘いにのってしまいます。
そしてそんなお願いをきいてしまう夏見社長。また高野を抱くことを条件に十五億払うことを約束します。「君の前ではただの一人の男なんだ」というのが伝わってきた瞬間でした。社員にとってはまったくもっていい迷惑な話ですけどね。
「俺の爪先に口づけて、愛してるって言ってみな」
爪先に口づけるだけでは済まず、舌を這わして指の間まで舐めてしまう高野さん。すごくいじらしいです。高野は本心で「愛してます」というのですが、夏見には届かず切ない。二人ともこんなに想い合っているのにどうしてすれ違っちゃうの! そんな二人にきゅんきゅんwww
残念だったのが、結局最後まで高野は夏見を名前で呼ばなかったことですね。名前を呼び合って結ばれてほしかったです。