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決して悪くはないです。ただ、私はどうも好きになれませんでした。まあ、『中立』ですが、多少は『萌』に近いということで(でも決して『萌』じゃないんです)。
アイドルユニットの片割れ・陸久(受)は、生意気でタカビーだと嫌われて、仕事も干され気味なのに、陸久が思いを寄せる、ユニットのもう1人・南人は、役者として成功していくんです。
ある時、陸久に舞台の仕事が回って来て、そこで年下の劇団員・桐島(攻)と知り合います。そして、陸久はだんだんと桐島に惹かれて行くんですが・・・
陸久がなぜ、『生意気』だと嫌われる羽目になったのか。そこに南人が絡んでるんですね。陸久は南人に言われたとおりに『生意気で高飛車なアイドルというキャラクター』を演じてただけなんですよ。
とにかく陸久は南人が好きで、南人のいうことには無条件で従ってしまいますから。そして、必然的に周りから嫌われてしまう陸久のフォローを南人がすることで、南人の株は上がり、それがユニット2人の仕事面の明暗を分けることになるんです。
でもなあ、これ三角にしなくてもよかったんじゃないかと思ってしまったんですよ。単に南人が悪役の方が、ありがちでつまらないかもしれませんが、気分はよかったと思います。
まあ三角関係、ですから爽やかにとは行かないのは当然なんですが、陸久と南人の顛末(結末)が、何とも後味が悪かったんですよ。もちろん、桐嶋と陸久は最終的にはハッピーエンドなんですけどね。
あと、表紙イラストやタイトル文字から、私はなんとなくコメディっぽい印象を受けましたが、実際にはこれはシリアスでしょう。