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tatarigamisama no itoshigo
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
溺愛ものをというテーマだったらしく、
攻めの祟り神様が拗らせ溺愛であります。
なかなかぐいぐい来るのに、
受の奏くんは免疫なしの真っ白さんなので、
進展せずにヤキモキします!
ストーリーの山場は、宿敵登場なのですが、
これがまた強いんだか弱いんだか分からない!
この辺の盛り上がりがイマイチなのですが、
後半はとにかくいちゃいちゃで、
その点ではテーマを完全補充v
物語的には盛り上がりには欠けるのですが、
流石高岡さん、きっちり最後まで読ませてくれます。
最後はSSに電子書籍書き下ろしまで、
幸せオーラ出っ放しですv
悪い印象はないのですが、
もう少し事件の盛り上がりが欲しかったかなと、
評価は「萌×1」で!
高岡ミズミ 先生の描かれる異形のものや神様系の出てくるお話、大好きです!
祟り神とあるのでそういうシーンもあり、悲しい出来事もありますが、基本はすごく甘いお話です!
不思議系のお話好きならお薦めです!私は大好き系です!
そしてそして、甘さの元は、祟り神様の人となりがチャーミングだからです!
祟り神さまは、夜尾(やび)様として祀られている黒羽という大鴉。
悲しい過去を背負っているけど、基本素直で優しい性格の攻様です。
鴉の習性がところどころ出てくるところもツボです!
二人の出会いは受の奏が子供の頃なのですが、奏と出会えてよかったなと心から思います。
信じる心、何が正しいか自分の目と心で感じられる奏の人柄は黒羽の救いになっていると感じました。
心にきゅんっときました。
切ない甘めの和風ファンタジーです。
昔話や言い伝え等が好きでしたらぜひ!
コミコミ特典の番外編SSがまた最高に甘くて可愛いのです!
お久しぶりの高岡先生。めっちゃ好きなお話でした・・・可愛い。可愛すぎる祟り神様が大好きでした。こんなお話、他にないわ!というような圧倒的なものは無かったので、神より萌2です。くすくす幸せな本編220P弱+後日談26Pほど+あとがき。
高校卒業後、町役場で働き始めた奏(かなで)。晩御飯を用意して母の帰りを待っていたところ、母の同僚から「母が倒れ、緊急オペ中」との連絡が。病院でオペが終わるのを待っている間に思い出したのは、幼い頃に交わした祟り神との約束「20歳になったら魂をあげる」というもの。明日20歳になるので、死ぬのは自分だという思いに駆られ、約束を交わした神社に向かい、現れた祟り神様を持って帰る羽目になり・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
仁(受けの幼馴染)、仁の婚約者とその父ぐらいかな。
**好きだったところ
何と言いましても祟り神様。オムライスが好きだったり、たこ焼き食べて熱がったり、もう可愛いったらありゃしない。神様系で、ちょっと古めかしい言葉遣いで、人の世にあまり馴染んでない方が、テレビ見るなどでだんだん妙な知識を得ていくくだりって最高に好き。
祟り神というおっかない名前がついてますが、ジ〇リの祟り神様みたいにおっかなくないです、なんてったって麻々原先生の手によるイケメン!!!麗しい・・・。長髪和風イケメンで狩衣姿がとても凛々しいのに、Tシャツ半パンも嬉しそうに着こなしていて、あーー頭かきむしるぐらい可愛い!!!
大興奮で申し訳ございません。受けさんもきりっとしたタイプで、祟り神様をなんとかするべく、きっちり頑張る方で大変好みのタイプでした。
攻め受けとも大好きで、ああ幸せなお話だった・・・高岡先生、麻々原先生、大感謝です!
「祟り神に魂を渡す契約」と、おどろおどろしい作品かと思いきや、これが意外と甘々でした。
祟り神とは思えないほど、健気で純粋な神様。
そして、天涯孤独で寂しがりやの主人公ー。
この二人の優しい毎日が、何だかとてもあたたかくて癒されるんですよね。
とりあえず、甘々で優しくてほのぼのと、とても楽しく読めました。
内容ですが、祟り神として恐れられている大鴉の黒羽(夜尾様)×天涯孤独の青年・奏による、優しくてあたたかいファンタジーになります。
夜の神社で大怪我をした奏。
現れた祟り神の夜尾様に、「二十歳になったら魂を差し出す」約束をして助けて貰います。
そして二十歳の誕生日の前日ー。
約束自体が夢だと思っていた奏の元に、母親が倒れたとの連絡が入りー・・・と言うものです。
で、慌てて神社を訪れると、当時死ぬのは実は母親だったと言う事実を夜尾様から告げられる。
更に、恋愛経験一つ無い奏は「気の毒よのう」と、魂の分割払いで許して貰えると言う流れです。
とまぁ、ここまでのあらすじだけで、いかに神様が受けに甘いかご理解頂ける事と思いますが!
幼い頃の約束ですが、シングルマザーで一生懸命、奏を育ててくれている母親がですね、「奏が二十歳になるまでは」と言ってたんですね。
その為、「お母さんが悲しむから、二十歳までは待って」と黒羽に頼んだ・・・。
しかし、その時に死ぬのは実は母親の方で、黒羽は約束の二十歳まで、母親の命を伸ばし続けたと言う経緯なんですね。。
で、分割払いと言うのが、キスする事。
社も朽ち果て力を無くしていた黒羽。
奏とキスする事により、力を取り戻して人間の姿をとれるようになるー。
ここからがですね、ほのぼの甘々パート。
この黒羽ですが、祟り神と言いつつ、何だか可愛くて笑わせてくれると言うか。
いや、純粋で子供のようと言うか。
二人は奏の家で一緒に暮らす事になるんですね。
すると、やたら偉そうな態度で無邪気な言動を繰り広げてくれる黒羽。
Tシャツとハーフパンツを貸して貰えば、「奏と同じ格好になったぞ」と上機嫌。
一緒に買い物に行ってたこ焼きを食べれば、熱すぎて目を丸くする。
そして、奏にフーフーを要求し、「うむ、礼を言うぞ」と満足気。
いや、神様、可愛い過ぎるでしょう!!
素敵なのが、母親を亡くし、孤独を感じていた奏がですね、そんな黒羽と過ごす毎日に癒されて行くと言う所なのです。
また、黒羽が実はとても深いんですよね。
母親を守り続けて来た彼は、彼女の奏への深い愛情も見続けて来たー。
その事を語るシーンなんかには、ジンワリさせられたりして。
と、ほぼほぼカップルにしか見えない、まるで新婚生活みたいな日々を過ごす二人ー。
すると、そこに現れる、とある人物。
彼は、過去に黒羽と何やら因縁がありそうで・・・と続きます。
このオチですが、若干アッサリ片付き過ぎな気がしちゃうんですけど。
この悪役っぷりに反して、意外と弱っちくて、ちょっと拍子抜けみたいな。
もうちょっとバトルが激しいものなら、更に盛り上がっただろうになぁと。
ただ、ここで見せる、互いへの深い愛情が素敵なんですよ~。
ここまで、精神的に強いのって、黒羽の方だと思ってたんですよね。
それが、土壇場で見せる奏の強さにシビれると言うか。
個人的に、この「実は弱いと思ってた方が強いんですよ」と言うパターンが大好きでして。
あと、奏の幼馴染みで片思いの相手・仁も、とても素敵なキャラでした。
ついでに、悪役である対立相手・時雨も、なんだか複雑なものを抱えていそうと萌えてしまいました。
実は、黒羽の事が・・・と深読みしたくなっちゃうんですけど。
いや、私だけですかね?
と、ちょっぴり引っ掛かる部分はあれど、全体的にはとても好みの作品でした。