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mimi to shippo to koi no yamai to
池戸先生の初モフ作品とのこと。王道と思いますが、切ないところあり、色艶シーンでの耳、しっぽ攻めや、しっぽでの感情表現が好きだったので、萌2より萌にしました。本編230P超+あとがき。
空腹で目覚めて、くちなし山の木のてっぺんから転がり落ちた白狐の化身である森羅(しんら)。何事かと山神様に問うてみると、代々守ってきた東条家当主がどうやら森羅のことを大切に思わなくなったからだと告げられます。このままでは力を失い消えてしまうと知った森羅は、東条家当主の夢枕でお告げをし、一安心。しかし翌朝もまったく効果なく当主である孝章(たかあき)は祭壇を見向きもせず・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
女子高生(孝章の患者、熱烈なファン)、山の神様(いい味ある)ぐらい?女子高生頑張ってます。青春だ。
****好きだったところ
受けさんが恋愛感情というものを知らない方。(狐出身なので当然っちゃ当然) 撫でられて気持ちよくなって「ふん、仕方ない、撫でられてやるか」といった態度なのですが、しっぽが全く感情を隠せずにぶんぶん振られているところが大好きでした。耳もめっちゃ弱くて攻めさんから「はむはむ」されると、へにゃへにゃになってるしねー。根っこは駆け引きできない純朴ちゃんで、可愛らしかったです。
それがあれやこれやで離れなきゃ・・となるところは、分かっていても切ないー。
後半せつなさ増し増しですので、せつない系モフモフがお好きな方には、大変良いのではと思いました。
女子高生が攻めさんに絡んできますので(対象外扱いですが)、どんなんでも女子はイヤと言う方はご注意ください。いい子です。きっと素敵な伴侶を見つけると思うな。
攻めさんの印象はやや薄く、ひたすら森羅が可愛く健気で、途中うっかり泣いてしまった1冊でした。