イラスト入り
damatte ore ni aisarero
複数プレイものは読んだことがなかったのですが、作者が栗城さん、表紙の三人が楽しそう、ということで読んでみました。
主人公は少女漫画家の与田。高校時代の初体験の失敗で女性恐怖症をこじらせ、いまだ童貞。
そんな与田に密かに想いを寄せていた幼馴染の蕗野と編集者の脇が同時に告白。
「どちらかなんて選べない」と困る与田に、蕗野と脇は「選べなんて言ってない」と迫り、あっという間に与田をその気にさせ、三人でのセックスに持ち込んでしまいます。
一対一の絡みが2回と、三人のプレイがあり、複数もの初心者の私はお腹いっぱいに。でも、明るいエッチで、楽しんで読めました。二人でしているときに、待機中の一人に見られるシチュエーションは、かなり刺激的。複数プレイはいろいろ刺激的のバリエーションがあるんだなあ、と勉強になりました(笑)。与田は蕗野と脇に挟まれて大変ですが、気持ちよさも二倍で、一番おいしいポジションかも。
蕗野と脇が与田を好きでたまらなくて、与田も二人を好きな気持ちが伝わってくるので、愛があるなら三人もいいのかも、と思ってしまいました。与田は優柔不断ではあるのですが、美人で小悪魔な蕗野と純情熱血の脇、両方を好きになって、体でも二人を受け入れるので、よく言えば、器が大きいのかも。悪く言えば、欲張りなのかな?ふんわりした性格の与田を憎めなかったです。
与田は責任重大ですね。三人で仲良く恋人関係を続けていくためには、与田が蕗野と脇を同じように愛し続けないといけないのですから。でも、困ったときは、蕗野と脇が助けてくれるのかも。ライバルなのに、ベッドでの連係プレイは息がぴったりだったので(笑)。