闇の鳴き声

yami no nakigoe

闇の鳴き声
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
18
評価数
4
平均
4.5 / 5
神率
50%
著者
蜜家シン 

作家さんの新作発表
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イラスト
にやま 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイデジタルノベルズ
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

勇樹は獣医の恋人・紘一と久々のトレッキングデートへ。気味の悪い「落し物」に遭遇した夜、キャンプ場で不気味な声を聞き…!?

表題作闇の鳴き声

27歳,獣医
25歳,パン職人

レビュー投稿数3

山の怪談

怖い話大好き、怪談大好き、な私です。
と言っても、モンスターものやゾンビ、スプラッタ系はあんまり趣味じゃなくて。
好みは、ゾッとする、薄気味悪い、という系統。
で、電子で見つけた本作。
読んでみたら…
思った以上に怖かったんですよーマジに。寝る前に読んじゃったよ…

主人公は、パン職人の勇樹。
忙しすぎる恋人の絋一(獣医さん)とケンカしてて、やっと仲直りのデートの約束ができた…という冒頭。
アウトドア好きな絋一に合わせて、山のキャンプ場で一泊する小旅行に出発するのだが…

目的の一つ、山のパン屋さんがどうしても見つからない。
帰りにもう一度探すことにしてとりあえずハイキングを開始するが、標識も何もない二股の道に出る。
とりあえず左に進み少し開けた場所で昼食を摂っていたら、ふと気づくと周りに鳥や動物たちが集まってくる気配が。
なごみを感じていた勇樹だけど、再び歩き出すと道に動物のちぎれた皮や骨が散らばっている。
急いでその場を離れてキャンプ場まで下りテントを張って落ち着いたのだが。

久しぶりの甘くて熱い夜を過ごした翌早朝。怪異が起こる…

山という異世界の尋常ならざるモノ。
2人は山のタブーを侵したわけでもなんでもないけど、不条理に選ばれてしまったのだろうか。
山にはやはり伝承があり、古い人たちはお供えをして山に入るという。
一度は助かった2人だけど、彼らは本当に免れたのだろうか?
本当の恐怖はこれから襲ってくるのではないだろうか?その時絋一は勇樹を護れるのだろうか?

本作は短編である事で、結末がどうにでも取れる仄暗さが増している。そこが成功だと思う。
怖い山の怪談です。こういうのがお好きな方におすすめ。

0

最of高でした

ホラーとBLが三度の飯より好きな腐女子です。

そもそも作品数が少ないホラー要素のあるBLなので、見つけたら絶対に買って読むようにしてましたが…………この作品はメッッッッッチャ良かったです。

他のレビューの方も書いているように、受け目線で基本進むので、少し攻めの印象は弱めですが……ガッツリBLでガッツリホラー! なので大満足です。
動物お好きな人は所々注意かな……。

読了後の2人がすごく気になる……!
後に引く感じの終わり方が上手です。

作者さん、こちら1作品のみのようで残念……
もっとこの先生のお話読みたいですね〜〜!できればホラーを……!

4

面白かった!

ひねりのない感想というか、タイトルですが。
こちらをはじめ何処でもレビューを拾えなかったので、賭け&新規作家様開拓のつもりで購入。結果当たりでした!

ホラーといっても、やっぱbのlがメインでしょうから~、と思ってよんだら、キャンプとかハイキングには当分行きたくなくなる位には怖かったです。
受けの性格や攻めに対する心情などに共感できましたが、攻めの方はそこそこ頼りがいがあってよい感じだけど、受けに比べて印象薄く感じました。
もともと出来上がってるカップルということもあってbのl部分より、ホラー感そしてpl(ペット・ラブ)の方が強いかな。

他の作品、書いてらっしゃらないんですかね。
もっとこちらの先生の作品読んで見たい~~ ←これが一番言いたかった!!

4

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