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軍神の力を宿す堅物騎士×救国のオメガの、異世界トリップラブ!
gunshintora wa hanayome omega wo amayakasu
母親の死をきっかけにオメガに覚醒し始めた受けがバース性のある異世界へ飛ばされ運命の番をみつける話。
他の方が詳しくあらすじなど書いて下さっているので感想だけ。
いきなり異世界に飛ばされた元役者漣(受け)と蓮を救国のオメガを王太子の嫁として迎えに来た軍神イルファン(攻め)の話です。
ここでは、運命の番だからといって番えるとは限らないということが語られており、常々オメガバース設定の話では気になっていたことで、出会った時すでに相手に番がいたら実現しない可能性もあるということがちょっとリアルに感じました。
今作ではお互い番がいるわけではないけど立場的に番になるわけにはいかないという状況が二人にとってつらい状況でした。
最近男性から性的な目で見られることが多くなり不思議に思っていた元役者の漣は信頼していた所属していた事務所の社長にまで襲われそうになり、逃げている最中突然異世界に飛ばされます。
こちらの世界にきて初めて自分がオメガだと知らされ、今までの慣例の則り、異世界から来た救国のオメガとして王太子の子を産んでほしいと頼まれる漣。
男である自分が子どもが産めると聞かされても、なかなか受け入れられないのは当然だと思うけど、それでも逃げ出したりせず自分の置かれた立場を理解しようとする漣は嫋やかなようでいてすごく強い人でした。
そしてこうと決めたらなんと言われても貫き通す頑固な人でもありました。
王宮へ移送される道中、ずっと自分を気遣ってくれていた隊長のイルファンに惹かれていくのは仕方ないと思ってしまいます。
見つけた瞬間、漣が運命の番だと気がついたイルファンですが、大恩ある王太子の嫁候補であるため絶対に結ばれない、結ばれてはいけないと思っています。
王太子に対抗する勢力がイルファンのことを目の敵にしているのを知り、王太子の子を産むことがイルファンにとってもいいことだと王太子を受け入れる決意をする漣も、運命だとわかっていながらみすみす他の人に奪われるのを見ているしかないというイルファンも、どちらにとっても辛い。
前半の王宮に行くまでの旅路はゆっくりと進むのですが、王宮についてからは怒涛の展開で行きつく暇もなくハラハラし通しでした。
王宮は王太子アルダシールと王太子の従兄弟バルラージの勢力に二分されていました。
穏健派のアルダシールと強硬派のバルラージ。
王太子であるにもかかわらず、従兄弟の勢力に押され気味でいつその地位を奪われるかわからない緊張した状態の中、王宮についたら王太子にすぐに嫁ぐことになるのかというとそうでもなく、漣は取り合いになってしまいます。
王太子は王になる器をもった人でしたが、従兄弟の方はクズでした。
ただ、悪知恵だけは働くので常に王太子側がピンチで、イルファンはアルダシールに漣を譲るならまだしも、バルラージに奪われるなんて絶対に許せないという態度ですが、状況が刻一刻と悪くなっていって、もうドキドキハラハラでした。
漣たちを窮地に陥る一端を担う形になるオメガのティヤムですが、本当に気の毒で助けられたのはよかったです。一瞬でいいから自由になって運命の番がみつけてくれないかと思ったと語っていましたが、人質がいるとか弱みがあるわけでもなく、終わったら始末されるような扱いだったのに何故イルファンに素直に助けを求めなかったのかがちょっと疑問でした。
とはいえ、皆がそれぞれできることを頑張った結果平和な国になりそうな結末になり本当に良かったと思えました。
惜しむらくは、二人の子供が見たかったなー。子供も軍神だったら・・・なんて夢をみてしまいます。
表紙の攻めさんがカッコよくって購入。安心して読めるオメガバースもの、「本編240P超+あとがき」です。さらっと読んでしまったのと、サブキャラの行く末が気になったので萌にしました。
1年前に母が亡くなり、ようやく高校を卒業。お世話になっていたプロダクションの社長に卒業祝いをと言われてお出かけしたのですが、社長が人が変わったように襲ってきて必死に逃げていたところ、猫に招かれるように行った先の公園で信じられないほどの強い光につつまれ・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ユーネス(軍医、イケメン)、王太子(イケメン)、国王の甥、ティヤム(途中で助けた美人さん)等々。王太子カッコいいし、いいわ人物出来てるわと思ったんです。もう一活躍欲しかったなあ。
**以下 てっきり思い込んでしまった内容
ティエムが王太子とくっつくかと思って・・・
ちょっと肩透かし食らった感じです。
軍神さんはご立派、清く正しく強く、そして虎もふ、みっしり、お耳ぴるぴるで文句ございませんです!
受けさんは異世界に跳ばされるわ、オメガと判明するわで、結構大変。でもちゃんと頑張る良い子です。王太子が、漣にもうちょっと絡むとか、ごねるとかあれば、もう少し嬉しかったんだけどな。
すいません、ひねくれ属性が発動してしまいました。フレッシュなお姐様方向けに、ルビーさんらしく優しめ内容ということで!
今回は金色の虎に変身する軍人と
救国のオメガとなった青年のお話です。
救国のオメガとして界渡りした受様が
攻様の運命の番となるまで
受様は早くに父を亡くし
母が闘病生活に入った15才の時に
家計のために自分にできる事をしようと
定時制高校に進学し芸能活動を始めます。
母の容体が悪化した結果
受様は契約満了の2年で引退しますが
芸能会社の社長は何かと気遣ってくれ
受様が最も信頼していた大人でした。
引退して1年、
高校を無事に卒業した受様は
社長から卒業祝いの会食に誘われますが
妙な手つきで身体に触れられた挙句
車に連れ込まれそうになってしまいます!!
実は受様は母を亡くした頃から
男性からねっとりした視線を向けられたり
後をつけられたりしていたのです。
豹変した社長の手を振り切るために
駆け出した受様は袋小路に迷い込み
そこに現れた美しい縞模様の猫に
誘われるように細道を抜けて脱出しますが
突如黄金の光のような雨が降り出し、
不思議な猫が発した光によって
今度は見知らぬ土地に導かれてしまいます。
気づけば密林のど真ん中にいた受様が
視線を感じて振り返ると
目の前には金色の巨躯の虎がいて
受様は気を失ってしまいます。
目覚めた受様はテントの様な屋内にいて
エギキゾチックな美貌を持ちながら
隙がなく意志の強そうな眼差しの青年と
対峙することになります。
この青年こそ今回の攻様になります♪
攻様はエイラム建国に力を貸した
軍神である虎の力を持って生まれた男で
受様が見かけた虎は攻様自身だったのです。
しかも攻様は大陸の大国エイラムの近衛将軍で
神託によって「救国のオメガ」の出現を知り
迎えに来たのだと言うのです。
エイラムには王国が危機に瀕すると
異世界から「救国のオメガ」が現れて
将来の世継ぎと平和と幸せをもたらす
という伝説があり
異世界から来た受様こそが
その「救国のオメガ」だと言うのです!!
この世界には男女の他に
アルファ、ベータ、オメガという性別が
存在していているのですが
その中でもオメガの男性は女性と同じように
妊娠・出産も可能という特殊な存在です。
「救国のオメガ」である受様は
次代を生す王太子の花嫁候補であり
攻様は王太子の命により「救国のオメガ」を
王都へと連れ帰る役目を帯びていたのです。
その上、受様が日本で
ストーカーもどきに会っていたのも
オメガとしての性質が原因らしく
受様が元の世界へ戻っても対処は出来ず
そもそも帰還を望んだとしても
王室の許可がないと不可能だと言うのです。
王都に向かう選択肢しかない受様ですが
責任を持って守るという攻様を信じ
共に旅する事を決意します。
見知らぬ世界で救世主となった受様を
待ち受ける未来とは!?
日本人男性として生きてきた受様が
救国のオメガとして異界の政争に巻き込まれる
異世界トリップオメガバースになります。
最近、小説でもいろいろな作家さんが
オメガバースを書かれていますね。
主軸であるアルファ&オメガの性質と
運命の番という約定を上手く活かしつつ
独自の枝葉付をする事で
運命の番の恋は様々に彩られています。
本作も知らないうちに攻様の国の
「救国のオメガ」となっていた受様が
自身のオメガ性と求められた立場に
時に悩み、時に傷つきながらも前を向き
運命の番を手に入れています。
そもそも、
主人公が救世主だった場合って
軍神である虎の力を受けて生まれてくるのは
王や王太子であり
救世主となる主人公はその伴侶というのが
鉄板かと思うのですが
本作の攻様は王でも王太子でもなく
普通の庶民なのですよ。
攻様は久しぶりに現れた軍神の化身で
生村を失うという悲しい過去を持ち
その際に彼を助けてくれた王と王太子に
多大なる恩義を感じていていて
受様に惹かれつつも気持ちを抑えて
王太子の花嫁候補として遇するのです。
受様は旅の中で攻様に守られながら
様々な人々接してこの世界を学び
王都へと辿り着きますが
王が病床に就く王都では
王太子派に王位を狙う王の甥一派が対立、
受様は政争に巻き込まれていくのです。
受様を手に入れる為の罠、
攻様を陥れる為の画策と
次々と押し寄せてくる難題の中
王太子の花嫁と軍神の化身という
立場と役目にありながら
互いに強く惹かれ合う2人に
どうなることやらと、
ハラハラ&ワクワクでした。
王の甥にして王太子の従兄の画策が
全て失敗に終わったことと
王太子がとっても良い方だったので
2人が番になってのハッピーエンドまで
楽しく読ませて頂きました (^_^)v
攻様は虎になれるもふもふさんですが
獣化した姿でのもふもふなシーンは
ありませんでした。
ここ最近読んだ本がもふもふ続きだったので
戯れシーンがなかったのは少し残念かな。
(不足分はコミコミ特典で補充♡)
悪役だった甥は力で部下を率いていたので
事が露見すると攻様の力によって
一気に彼の退路は断たれて
瓦解への道を転がり落ちるのですが
もし狡猾で計画的な男だったら
2人はちょっと悲惨な末路だったかも!?
受様を得た攻様は今まで以上に
王太子と国と民のために
頑張ると思うので
「救国のオメガ」の世継ぎは望めないけど
王国が平和と幸せに満ちる日は
そう遠くなさそうです。
今回はオメガバース繋がりで
淡路水さん『狼獣人と恋するオメガ』を
おススメとします。
こちらも攻様がもふもふさんです。
こちら、オメガバース+異世界トリップです。
めちゃくちゃ面白かったですね。
もう一気読みでした。
元々好きな設定が満載のお話なのですが、それにも増して、二人の運命とも言うべきものに萌えちゃって。
そう、愛し合う二人がどうしようもない事情で引き裂かれるのが、めちゃくちゃ切ないのです。
「そんなの間違ってるよ!!」と、真剣に憤り、二人が結ばれるシーンでは深く深く感動してしまう。
ついでに、息をつかせぬ怒涛の展開にも滾ってしまう
まぁそんなワケで、とっても素敵な作品なのです。
デビュー作から拝見させてもらってますが、個人的には今作が一番好みでした。
内容ですが、軍神の化身である軍人・イルファン×救国のオメガ・漣による、異世界トリップものでオメガバースです。
ここ最近、不特定多数の男に襲われると言う事態に悩んでいる、元芸能人の漣。
知り合いに襲われて逃げていたある夜、不思議な猫に導かれて異世界に来てしまいます。
そこで漣を迎えに来た軍人・イルファンにより、自身が国の危機に現れる「救国のオメガ」で、王太子の花嫁になるよう請われー・・・と言うものです。
まずこちら、ペルシア風の異世界が舞台となります。
元々、漣の居た現代ではオメガ性は無く、トリップ先であるこちらの世界でのみ存在してるんですね。
救国のオメガである漣だけが、元の世界でもオメガ性を持っていてと言う形で。
で、この救国のオメガですが、将来の世継ぎである子供を授ける事で、国を救うと言う言い伝えがあったりします。
そこで、王太子の腹心であるイルファンが、神託に従って現れた漣を迎えにき、更に王太子の元まで送り届ける役目を担っていて・・・と言う流れです。
ここ最近気付いたのですが、私は攻めと受けが共に旅すると言う設定に弱いのです。
王太子の居る首都を目指して、二人(+護衛隊)で旅をしますが、なんかやたらこのパートで萌えちゃいまして。
イルファンですが、金色の虎に変身出来る「軍神の化身」と呼ばれる特別な存在です。
とは言え、偉ぶった所なんかは無く、とにかく真面目で堅物と言った印象。
救国のオメガである漣を、王太子の元まで無事に送り届ける事に、強い使命感を持ってると申しましょうか。
そんな彼が、こう、漣を壊れ物のように大切に扱うのにキュンキュンなのです。
いやもう、過保護もここに極まれりと言った感じで。
で、そんな日々を経て、イルファンに惹かれて行く漣。
彼は突然異世界へと飛ばされ、更に自身がオメガだと告げられ、最初は強い拒否感を持つのです。
が、そんな中でも人に対する優しさや思いやりを忘れない所が好印象なんですね。
で、この二人のやりとりなんかがとにかく胸キュンなのです。
もう、初々しいカップルにしか見えてこなくて萌える萌える!!
また、運命の番を語るくだりなんかが、すごく素敵なのです。
決して結ばれない相手の場合もあるのだから、ある意味残酷だと語るイルファンに対して、それでも運命の相手に出会えた事自体が幸せだと思うと語る漣。
この会話、この後の展開を思うと、もう胸が締め付けられるんですけど・・・。
そもそもですね、私は読み始めて直ぐに、「はは~ん。これはイルファンが王太子でしたってオチでしょ!」とか思ってたワケです。
が、完璧にハズしてたんですね。
二人は互いに強く惹かれ合いますが、決して結ばれる事は叶わない相手なのです。
その特殊な生まれから、辛い過去を持つイルファン。
自身を受け入れ、実の兄のように可愛がってくれた王太子に対して、強い恩義を感じています。
どれ程漣に惹かれようとも、決して王太子を裏切る事は出来ないーみたいな。
また、イルファンの為を思うなら、王太子の子を産む事こそが自身に出来る唯一の事。
愛され無くてもいい、番になれなくてもいい、ただ自分自身の心の為に、愛し続ける事だけは許されたいと願う漣。
もう、本当に切なくて切なくて・・・( ω-、)
愛し合う二人は結ばれなきゃダメなんですよー!!
また、王太子がいいヤツなのです。
怒りのぶつけ所が無いじゃないか・・・!!
と、ここに、王位を狙う他の王族なんかが絡んで来まして、怒涛の展開が繰り広げられるワケです。
切ない展開に身悶えした後は、ハラハラドキドキと手に汗握らせてくれる・・・!!
もうお見事でした。
まぁ、二人の仲がわりとアッサリ許されちゃって、あれっ?となりましたが。
あと、聡明そうな王が、なんでバルラージ(王位を狙う悪役)なんかを可愛がってるのか、理解に苦しみますが。
と、ちょっと引っ掛かる部分はありつつも、とにかく二人の互いを想い合う、切ない心情に萌えまくりました。