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hisoyaka ni netsuppoku
作家さんの新作発表
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これは・・・作品としては決して悪くはないんですが、いろいろと不快なことが多かったんです。再読しようとは思いませんね。
私は『痛い作品』がとにかくダメなんですが、一般に『痛い』と言われていても、私にとっては『痛い作品ではない』というのも多いんですよ。多分、『痛い』の捉え方そのものがズレてるんだ思います。
いわゆる『痛い系』と言われる作家さんは初めから読まないので、今まで(自分の基準で)『痛い作品』のカテゴリに入る作品はほとんどないんです。でも、あえて選ぶならこの作品がいちばん近いかもしれない、というくらいなぜか苦手です(いや、『痛い』より『気持ち悪い』かもしれない・・・)。きわめて個人的に、精神的イタタ・・・な作品でした。
ただ、未読の方のために、一般的には『痛い作品』にはまず入りませんと言っておきます。トーンで言えば『甘い作品』なんでしょう。
とにかく、二岡が一番理解不能でした。悪役がいるのは構わないんです。それがとことん最悪なヤツでも、改心しようとも。ただ、この二岡は、その異常な執着具合よりも、執着の理由そのものがわからなかったので、意味不明な(『敵』として作っただけの)キャラクターにしか見えませんでした。だから気持ち悪かっただけで終わってしまった気がします。
あ~、でも念のために、柊平さんは私の好き作家さんのおひとりです。ただ、それでも苦手な作品もあるということなんです。
父親の復讐を果たすため、憎い男の愛人になることを決意した受け。
せめて最初の相手は自分で決めたい、と選んだのが攻め。お互い強く惹かれあい一年後に再会の約束をする。
受けが家族思いのしっかり者。屈辱に耐え一途に目的に向かう強さがとても良かった~。攻めと再会した時も、健気にも攻めへの思いを隠し弁解もせず、復讐へ専念します。その結果強姦されてしまったり・・
攻めは受けに強く執着しつつも、俺が助けてやる!とばかりにかっさらったりするのではなく、見守りながら力を貸す、みたいなスタンスで大人の包容力を感じさせます。
悪役がなかなか手強くて怖い相手です。フフ・・今回はこれで引き下がるが次はどうかな?的な終わり方。
家族人質にされるとキツイよなぁ・・
「ひめやかに激しく」
それから3ヶ月後位のお話。やっぱり悪役はまだ諦めていなかった!
ここでも攻めの包容力が光ってます。いいですね大人な彼氏。
そしてHが甘々。
この作者さん、甘々Hの描写がすごく上手で赤面してしまうw