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motoyanpapa to hitsujisensei
山下誠一郎さんのお声が好きで過去作品を視聴しまくっているのですが、アオハルものが好みのため、タイトルから苦手なタイプの作品かと思い込んで後回しにしていたことを後悔するくらい好きになれた作品です。
誠一郎さんは攻め、受け、シリアスからコミカルまでなんでもお上手だなと作品ごとに感心させられるのですが、
とりわけ、この日辻(ヒツジ)のような思いやりに満ちた役柄は声質とも合っているし、演技も、誠一郎さんのご本人が非常に気遣いされる方のようにお見受けするので、掴みやすかったのか自然で耳心地が良かったです。
お初の日野聡さん演じる鳩山京一は声も演技も男前でグッときました。
(テレビアニメを観ないせいで有名な方とは知らず、後から、ああ、あの有名な役を演じられた方か!と知るパターン)
鳩山のようなバツイチ元ヤン役は一般的な固定イメージがあるので、そういったテンプレートを感じさせられたら興醒めしたと思うのですが、不自然さがなくすんなりと受け入れられました。
鳩山の息子の日向くん役の天﨑滉平さんは、本当に小学生かと思うほど自然な幼い声で演じられていて、役柄的に子供感が誇張されていないのに可愛らしさが滲み出ていて好感が持てましたし、この演技力をもって小学生ボイスが出せるのは無敵に感じられました。
日辻がカミングアウトするところはやや唐突すぎる感じがしましたが、旧知の間柄であることや、隠して逃げる自分と決別したい想いの強さを考えると、あのタイミングで切り出すしかなかったように思えたのと、
誠一郎さんの泣き演技と日野さんの素っ気ない中に優しさが溢れる掛け合いが上手すぎて、違和感を引きずることなく聴き進められました。
ただ、シーンの切り替えが性急に感じられてしまい、これは目で見るコミックスをそのまま音声にした際のあるあるなので仕方ないとはいえ、少しの余韻は欲しかった気がしています。
設定自体は身近でも、内容が非現実的な茶番劇のような作品も多く見られるなかで、
こちらはノンケで子持ちの鳩山が、ゲイの日辻を恋愛対象として見る突拍子のなさを感じさせず、初めて結ばれるシーンの会話でも性的指向の異なる双方の不安や心情が描かれていたので胸にくるものがありました。
しかし、感動的な中にもエロさは期待せずにはいられないのがBL作品、痛さと恥ずかしさからなのでしょうか「死にたい...」と盛らす誠一郎さんの言い方に妙に可愛らしいリアリティがあり、日辻の身体をいたわりつつも切羽詰まった感じで押し進める日野さんの演技力でしっかり萌えさせて頂けます。
キャスト全員の演技がそれぞれの役にぴったりで最後まで楽しむことができましたが、原作を読んでいないと状況がわかりづらいシーンもあるにはあるので未読の方はご一読されてもよいかもです。
真に悪意のある人物はひとりも登場しない暖かい世界を堪能したい方にはもってこいの作品だと思います。
余談ですが、アフタートークの山下誠一郎さんが、まだ日辻先生役が心身に残っていたのか、いつもに増して優しい口調と穏やかな声の印象で、これは別作品のアフタートークでもその時に演じていた役が残っているように感じたことがあったので、収録直後は役柄によって無意識にトーンが変わってしまう方なのかもしれません。
それだけ役柄に入り込むタイプだからこそ、演技が視聴者の心に残るのかなと思いました。
原作未読です。久しぶりに日野さんの攻め声を堪能したくて購入しました。
再会モノの癒し系ファミリーBLでした。エロは最後にちょこっとだけなんですけど、まったく気にならなかったです。むしろ大満足!ストーリーが可愛すぎ (ღˇ◡ˇ*)♡
山下さんの受けは今回初めて聞きました。あの温かみのある落ち着いたトーンが急に「ニンジンさん」とか言うから、胸がもうドキュウゥ~ン!ですよw
個人的に運動会の場面が一番好きでした。頑張ってお弁当作ったり、大声で応援する鳩山くんがめちゃくちゃいいお父さんで素敵でした。
原作の方はまだまだ続きがあるようですので、いつかそっちも読みたいと思います。
もともと原作が好きで、CDドラマも買わせていただきました。
原作を見つつ、ドラマを聞いていると
初めて読んだ時の印象と
声優さんの演技一つ一つが噛み合ってて
本当に素敵な作品です。
キャラの個性も立っていて、大好きな作品です。
個人的には、鳩山くんのシングルファーザーとしての悩みがありつつも、日向くんの為に成長しようとする姿や、日辻先生がゲイだとカミングアウトしたときも、優しく受け入れてくれる懐の大きさが、
とても大好きです。
是非とも聞いていただきたいです。