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訳あって夏休みの間だけ古い一軒家で一人暮らしをしていた高校生の加月。
一人きり不安に眠るある夜、轟音とともに空から何かが降ってきた。
しかもそれを追って怪しい男まで勝手に上がり込んできた?!
自らを隕石ハンターを名乗った男、京梧は加月の元に落ちてきた隕石を手に入れるまではここを動かないと勝手に住み着いてしまい・・・・・・
とりあえず最初に思ったのは沙野さんもこういう話を書くんだなあでした。
全体的に割とライトなノリでコメディ寄り。
隕石ハンターを巡る設定とか世界観はなにやら一つ突き抜けた感じがして、これはこれで嫌いじゃないです。
とはいえ、加月が一人暮らしをするようになった理由は一見コメディのようでも重いし、コンプレックスとかの描き方はああ、沙野さんだなあと。
なんとも微妙なバランス感覚の作品でした。
色々都合のよい展開に、正直おもしろかったかと聞かれると微妙なところなんですが、一回読んでみると沙野さんのイメージがちょっと変わって楽しいかも知れません。