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昔、自分の父親が起こした事故の被害者と偶然の再会を果たした幸弘。
その被害者・支倉はでその事故で両親・弟を亡くし、本人も足に怪我を負い車椅子での生活を余儀なくされていた。
幸弘の働くレストランの新オーナーとして紹介された支倉に、幸弘はてっきり自分に復讐するために近づいてきたのだと思い…。
早い話が勘違い物語なんですけども(爆)
自分のせいで店に迷惑がかかるのかもと考えた幸弘は自分にできることならなんでもするから!と支倉に直訴し、支倉はならばとその身を差し出すようなことをさせて。
身体を繋ぐ行為自体は1度きりだったのだが、道具などでいたぶられたり。
けれど、支倉の屋敷でそうして過ごすうちに、支倉の今まで見えていなかった部分が見えてきて。
支倉の生い立ちにまつわるエピソードを料理長とかから聞いたりして、いろいろ思うようになって。
いつしか、復讐に対する自己犠牲的なところから逸脱していくような幸弘。
ヒドイことをする人なのにやさしい部分が見え隠れして。
全ては幸弘の勘違いから始まったような物語でもあるんですけども。
この勘違いさえなく、最初に話し合っていればすんなり解決したような。
でも。
本編の中でもあるんですが、この勘違いがなければこういう恋愛関係には至らなかったようでもあって。
近づいてお互いに見えてきた部分とかもあっただろうし。
そう考えるとこれはこれで物語が成立してるんですよね。
支倉の事故後に持っていた感情とか、そういうドロドロした部分がもっと見たかったような気も。