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37°8' no yokubou
作家さんの新作発表
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宇敷恭司(七星の担任 ギャンブルで借金がある)×徳大寺七星(母親の再婚で一人暮らしをする高校生)
母親が再婚することでマンションに一人暮らしをしている七星は、担任の宇敷が男と痴話喧嘩の末、家から追い出されている現場に遭遇します。自分のマンションに宇敷を招いた七星は、宿代代わりに気持ちいい事を教えてやると体をいじられてしまい、それまで恋愛に関して初心な七星も次第に宇敷を意識し始めます。そんな中、宇敷がギャンブルによる借金を背負っていることが判明し、七星は今まで距離を置いていた身内を巻き込み事態を収束しようと画策します。
先生×生徒モノかと思って読んでいたら、後半はまったく違う話になっていて「アレ!?」と驚いてしまったのですが、まぁそういう意味では意外性のある作品だったと思います(苦笑)。前半は先生×生徒モノで、学校とプライベートでは態度が全然違う宇敷と、しっかりしている様でどこか子供っぽいところもある七星の“体から始まる恋愛”的な話なのですが、宇敷がギャンブラーであることと、七星の(母親の)実家がどういう家業なのかが明らかになる後半からは、先生×生徒モノはどこへ!?といった感じの別シチュエーションの話が始まります。私はどちらかというと後半からの展開の方が好みだったので、その方向転換はむしろ歓迎だったのですが、先生×生徒モノを目当てにしていた人は「何か違~う!」となってしまうかもしれません。
ストーリの意外性という点もいいと思うのですが、やっぱり私は最初の先生×生徒モノの意味があったのかな!?という点が引っ掛かってしまいました。それに宇敷、七星それぞれのキャラ自体は嫌いではないのですが、二人のやり取り(Hも含め)にあまり萌えを感じられなかったのが残念でした。
少々?マザコン気味の高校生七星は、担任の宇敷が同棲の恋人と痴話ゲンカをしているのを目撃してしまう。
次々に見えてくる宇敷の学校とは違う崩れた一面に興味をひかれる七星の無垢な身体に宇敷は快楽を教え込んだ。
遊ばれているとわかりながらも遊び人でろくでなしな宇敷の優しさに惹かれていく七星だったが
……
全体的にきゅるん☆なテンションでございました。
学校では人気の担任の先生が実はゲイでギャンブラーでロクデナシで。
主人公は冒頭から母親大好きをぶちまけおうちは超お金持ち。
わー。なんていうかわー。
こういうぶっとんだ設定は嫌いじゃないのですが、主人公たちのテンションと感情にはなかなかついていけない今日この頃。
昔はわりときゅるん系も好きだったことを思うとコレは年的な問題なのか否か。
深くは考えないことにしよう。
おかあさんを名前で呼び捨てにしている主人公は「生まれた時から恋してる」なんて言っているけどこの恋心というか守ってあげたいって気持ちが母一人子一人の生活から生まれた義務感って理由付けだったらもうちょっと萌えたかもしれない。
しかも彼は宇敷といい感じになったとたんにあまりにもあっさりとおかんへの思いは恋じゃなかったって手のひらを返すのがなんともフクザツです。
展開にはいろんな魔法の力(BLマジック☆)が働いているけれど、個人的に一番ひっかかったのは唐突すぎる「愛してる」発言でした。
お前らいつの間に。とりあえず何回か寝たら愛してるでいいのいか。
個人的に「愛してる」はこれぞというとき以外には使って欲しくないという妙なこだわりです。
色々あって最終的にいはラブラブいちゃいちゃ(えろえろ)な二人。
主人公初心者なのに最初からそんなに飛ばしていいのかなあといらん心配をしてしまう(笑)
お、お幸せに?