あーちゃん2016
iroakusakka to kouseisha no kitakugo
A5サイズで4段にわたってびっしり・・・SSは好きだけど、ルーペが欲しいと思ってしまう文字サイズ。
そして本編より5割増しぐらい、難解な二人の心の動きw。「あーめんどくさいこの二人」とやっぱり思ってしまったので萌。本編で正祐の弟が正祐宅にかくまわれていたお話の後日談です。
大吾の家の窓辺で、正祐は「高瀬舟」、大吾は「舞姫」を読んでます。心に染み入って涙ぐむ正祐を見て、大吾は「そんなにも弟というものは愛おしいものなのか?」と聞いてきて・・・
弟に対するプチ嫉妬と、大吾への恋心を再認識するお話でした。「弟にあんなに丁寧に飯を作ってたんだから、俺にも」という大吾に対し「一度この家で炊事したら、最後です」と言い切る正祐。
「おお、君にもそんな読みができるのか」と大吾同様、感嘆いたしましたw
B5サイズの用紙を4分割してそこに2段組みでびっしり。
紙の大きさとしては4つ折りにして文庫本に挟み込むにはちょうどいいサイズなんだろうけど、さすがに年寄りには読むのが辛い文字サイズ。
そしてお話は、森鴎外の「高瀬舟」と「舞姫」の文学談義に絡めての、東堂の正祐の弟へのちょっとした嫉妬心やら、正祐の東堂への気持ちやらが詰め込まれた漢字ばかりのお上品な会話文で、これはこれで本編で登場したアバンギャルドが過ぎる作家さんのようにお若い方には、一読で漢字変換して理解するのが難しそう。
胸焼けするほどの甘エロおまけペーパーはよくあるけど、こんな風に違った方向で胸焼けするようなおまけペーパーもアリなのね。
雀影様
こんにちは、あまりに嬉しかったので申し訳ありません、コメントさせていただきました。店によって違うのかなと思っていたのですが、雀影様も厳しい文字サイズだったのですね(笑)そして若くないですが、私も「一読で漢字変換して理解するのが困難」でした。お恥ずかしい限りです・・
雀影
あーちゃん2016様
コメントありがとうございました。
ペーパーも、4つ折りにして挟み込んである方が管理は楽ですが、あの文字の大きさは、、、
先生にはせっかくサービスしてたくさん書いていただいてるのに申し訳ないと思いつつ、やっぱり、ちょっと…ですね。