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chuujitsu na buka no midara na tanoshimi
どういう経緯で知ったのかは覚えていませんが、
あらすじを見て興味が湧き、古本で購入しました。
一章あたりのページ数が20ページ以下で、中には5ページ前後のものもあり、
短く区切っているので、本を読むのが苦手な私には読みやすかったです。
全部で230ページほどありますが、16章に細かく区切っている作品は初めてです。
常盤さんの視点で書かれています。
水無瀬さんからどんなに屈辱を受けても、秘書として必要不可欠な
存在なためであるのと、水無瀬さんの想いが半信半疑ということで、
少しでも水無瀬さんのことを知ろうと、水無瀬さんに向き合う姿勢は、
芯のしっかりした人だと思いました。
一方、水無瀬さんの開き直りぶり、豹変ぶりには、
思わず感心してしまいました。
常盤さんと同じように、何だか憎み切れないと思いました。
屈折した愛情表現はどうしても理解できませんが、
常盤さんの写真を部屋に飾ったり、
常盤さんを想う気持ちに好感が持てました。
読み終わった後は、全編に渡ってエッチなシーンばかりを
書き連ねた印象が非常に強いです。
今回の評価は、あまり迷うことなく「萌」です。
水無瀬さん視点で書かれた部分もほんの少しありますが、
水無瀬さん視点のものをもっと読んでみたいと思いました。
秘書×若社長の下剋上ものです。
仕事のできる男水無瀬に全幅の信頼を置いている真紀。
父親が急死し、若くして会社を継いだ真紀は、慣れない社長で不眠症気味になっていた。
そんな真紀に対し水無瀬は「ぐっすりとお休みいただくために、今夜はたっぷりと可愛がってさしあげます」と言いながら・・・。
水無瀬が子供ああやすように言い含めながらも、真紀にいろいろと仕掛けるかわいい腹黒さがいいです。
少し天然の真紀のことがかわいくてしかたがない感がにじみ出ています。
真紀も最初は戸惑いますが、だんだん水無瀬の調教にプライドの高さもなくなりつつ・・・。
でもさすが秘書。2人のとき以外はそんな素振りは一向に見せません。
一見水無瀬が真紀を翻弄しているように見えますが、じつは水無瀬のほうがヤラレっぱではないでしょうか。
愛情たっぷりの慇懃無礼な言葉攻めに萌えます。が、基本的には、甘々でほのぼの感がそこらじゅうに漂ってます。
もっと水無瀬の腹黒さが前面に出てもよかったかな。