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omegaverse no fukanzenseiteiri
著者は、官能場面を存分に書きたくてオリジナル・ルールを作ったみたい。
「覚醒Ω」・・電流が走る設定が面白い。
シリーズ3巻、エロ多めR15。
カクテルキス文庫の義月作品は、必ずハピエン。
変わり者のαの攻/貴嶋龍が、ついに「運命」を認めて、陥落。
覚醒Ω・篠原樹希のフェロモン勝ち。
このシリーズは、視点を抗うα側に置くと、無駄に抗う様子が滑稽で楽しめると思います。
でも中途半端で終わった感を否めない今作。
篠原樹希のその後を知りたくて、シリーズ3冊を読みましたが、
樹希は、婚約のまま結婚に至らず、子もできないまま。
①オメガバースの不完全性定理: 篠原樹希は運命の番と出会い、環境激変。
⓶オメガバースの双子素数予想: 双子のチヨとサエ、自立編。千代を見守る優しい樹希
③オメガバースのP対NP予想: 安芸と恋人の過去。樹希の登場は名前だけ。
方程式風のタイトルだけど、中身はややこしくない普通のBのLでした。
やや不満足な〆だけど、校正不良少ない。ストレスなく楽しめたので「神」。
イラストを書いてる星名あんじさんが好きで、星名あんじさんで検索してkindle unlimitedで読めたので読んでみました。
一応、あらすじとレビューもざっくり読んで、嫌なシーンはなさそうだと思って、シリーズの中でこちらにしたんですが、攻めが好みじゃありませんでした。
まず何人か出てくるアルファ達の口調が好きじゃなくて、これはもう作家さんが合わないのかなーという感じがします。
攻めは周りの人達には丁寧な言葉づかいで接しているものの、受けに対してHの時に傲慢な感じが好みじゃなかったです。
攻めは今まで誰とも本気で付き合った事がない超優秀なアルファで、受けが初めて本気になった相手というストーリーなんですが、攻めがそれをなかなか自覚せず、攻めが受けに飽きたら他のアルファにやるって感じの会話を受けに聞かれちゃったりして、いずれ飽きたら捨てられると受けに思わせて、悲しい気持ちにさせるのが続きます。
そこからの、やっぱり受けを他の人に渡したくない、受けのことが好きだーって攻めが気付くのを期待してたんですが、よしヤッター、やっと気付いたーって感じの盛り上がりみたいなのがなく、直前に拒否してたくせに、「気が変わった」って言うだけで、俺のものにするって言い出して、「えーそれだけ?」って感じでした。
自覚してからの溺愛もなくて、オメガバースゆえのアルファがオメガに独占欲を見せて可愛がるとかがほとんどなく終わっちゃいました。
他の設定とか登場人物とかも、中途半端に出てきて何だったの?って感じなとこも多いです。
受けは発情が止まった珍しいオメガで研究のためって事で連れてこられてましたが、ほとんどその研究の話が絡んでこないので、実は攻めが受けを連れてくるための口実だったのかな?とも思いましたが、そういうわけではなかったようです。
でも最初、部屋に空きができたから入れたって感じで、他にも研究に協力してる人が他の部屋にいるかのようだったのに、全く出てきませんでした。
双子のオメガは自分たちを助けてくれたアルファが好きなのかな?と思うんですが、攻めを含めた他のアルファとも一緒に5人くらいでHしてたのは何だったんだろう?
最後の方で受けが発情中なのに1週間も休めないからと言って会社に行こうとしますが、発情中に休めないの?とか、薬があまり効いてないみたいだったのに、会社行けるの?って思いました。
細かいところをあげるとツッコミどころがたくさんありました。
受けの仕事の成果を自分のものにしていた上司の話が最後に出て、攻めがそれを知ってるようだったので、上司は攻めにギャフンと言わされるのかなと期待しましたが、何もなかったのも残念でした。
なんか攻めが好きじゃないな〜と思いつつ、溺愛に変わるところをみたくて読んでたのにそれもなく終わっちゃって、これ読まなくていいやつだったなーと思いました。
最初の方に入ってるイラスト2枚はカラーでしたが、挿絵は白黒で、普通にマンガでみかける絵よりも線が少なくて簡単な絵って感じがしました。
オメガバース大好きなので食いついちゃいました!
あらすじを読む限り、複数エロで来るのかと思いきや…。主人公×複数がなくて安心しました。
複数プレイも好きですが、攻めだけとラブラブは見ているこちらまで幸せになれます。
最後はラブラブになるんですけど、龍惺と樹希のお互いを意識するって描写がもう少し欲しかったです。
このお話の中で、双子Ωがお気に入りなので双子Ωのお話書いていただけたらなーと思いながら妄想しています。
オメガバース好きでタイトルに惹かれて購入しました。
初めて読む作家さんです。
なんというか全体的に説明不足でもやもやしました。
何のために攻めはオメガの研究の補助をしているのか?とか覚醒オメガとは?等
読者が脳内で捕捉しながら読まないと何の説明もありません。
受けは過去に発情期にアルファに強姦されその後流産、生死の境をさまようという経験をしています。
そのためにオメガなのに発情期が来なくなってしまっています。
そんなオメガが発情期を迎えると覚醒オメガになるのかなと思いますが、
そこまで壮絶な体験をしているならそのトラウマを乗り越えるのだって
大変だと思うのですよ。
でもそこを掘り下げることなくわりとあっさりと攻めのアルファのオーラで覚醒しちゃう。
だったら強姦からの流産なんていう重たい設定はいらなかったのでは…。
運命の番で本能で惹かれあうって言うのはわかるんですけど、
そこから恋愛感情をどう育てていくかという過程がオメガバースの
萌えどころなのに…。
お互いにもっと内面に惹かれあう描写が欲しかったです。
元々好きな作家さんでオメガバースと言うこともあり、楽しみにしてました。(オメガバースも大好き(*´▽`*))
が、何だろう・・・。
オメガバース設定が、悪い方に出てるような・・・。
ひたすらイライラしながら読み進める感じで、今回は個人的にちょっと合いませんでした。
う~ん・・・。貴嶋(攻め)、アンポンタン過ぎるでしょう。
内容ですが、オメガバースでシンデレラストーリーです。
広告代理店の下請け会社で契約社員として働く樹希。
Ωの為、仕事の実績は上司に横取りされ、待遇も悪い中、生計を立てる為に働いています。
そんなある日、撮影を見学に来た親会社の御曹司で社長の貴嶋。
彼と目と目が合った瞬間、強い衝撃を受けて倒れてしまいます。
実は過去の経験から、発情しない体質の樹希。
その特殊な体質を見込まれ、研究への協力を依頼されます。
そこで、貴嶋の豪邸で同居する事に。
その豪邸には優秀なαの使用人達と、蠱惑的な双子のΩが暮らしていて-・・・・と言うものです。
まずこちら、エロエロです。
双子が発情すれば、貴嶋や安芸(αの運転手)と複数プレイ。
まぁあらすじにある通り、セレブなヤリ部屋て感じで。
また、過去のレイプによる妊娠・流産で発情しなくなった樹希。
そんな彼が、双子と貴嶋達の濃厚な乱交をたまたま目撃してしまうと、何故か身体が熱くなり・・・と言った流れです。
う~ん・・・。
攻めの貴嶋がですね、なんかどうにも受け入れがたい。
Ωを下に見てる傲慢な攻めそのものでして!!
そもそも、樹希は「覚醒オメガ」と言う設定です。これと言って詳しい説明は無かったので推測ですが、発情期の無かったΩが発情すると覚醒オメガと言われ、強力な吸引力を放つ模様。
エロエロで人目を惹きつける超美人が「覚醒オメガ」みたいです。
で、貴嶋はですね、そんな覚醒オメガを手に入れ、楽しみたいみたいな?
自分が十分楽しんだ後は、使用人達へもお裾分けする予定で。
いやもう、この時点でダメだよ!!
一応、義月先生の作品ですが、こうゆう傲慢な攻めがわりとお約束なのです。
で、そんな攻めが、受けに本気になってしまうと言うのが萌え所。
振り回される受けに感情移入して歯ぎしりし、傲慢な攻めが受けに本気でオちる姿を見てスカッとする!
と、攻めザマァが最高なのです。
が、こちらはオメガバース。
多分二人は運命の何とやらで、本能の部分で強烈に惹かれ合います。
その為、貴嶋が樹希に強烈な保護欲や独占欲を感じて・・・みたいなくだりですが、本能だけでは納得が行きがたい・・・。
それだけでは無く、樹希自身に惹かれるしっかりしたエピソードなんかが欲しいです。
これ、樹希の方でも。
彼もこんな酷い攻めに惹かれる理由が、本能だけでは気の毒過ぎる・・・(つд`)
もっと(読者も納得のいく)貴嶋の良い部分を見せてー!!
そんなワケで、攻めのあまりのアンポンタンぶりに怒り心頭だったので、あまり萌えられませんでした。
でも、終盤のくっついた二人のラブラブっぷりや、樹希に本気になっちゃった貴嶋の混乱ぶりだったりは萌えたので「中立」です。