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人気の「君主サマ」シリーズ待望の新作登場!!
kunshusama to shinkenshoubu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
本シリーズはSD養成所の俺様な鬼教官と
強気な訓練生で赤チームのリーダーのお話です。
養成所に持ち込まれた真剣とあるモノによる
泥法騒ぎと怪異減少が解決するまでと
訓練生の戯れで起こるプチ騒動を収録。
受様は高校を卒業後
特殊ボディガードを要請する
SD養成所に入所します。
SDはSP以上過酷な任務につくために
心身ともに高い能力が求められ
赤、黒、青の3クラス20名は2年間
複数の外国語や武術の習得に
励む事となります。
訓練生にとって教官は
(逆らおうとしても敵わない)
絶対的な存在です。
受様は赤チームのリーダーですが
やんちゃで負けん気が強く
事あるごとに赤チームの担当教官である
攻様に向かっていきますが
連敗記録を伸ばすばかりか
ペナルティ(お仕置き)を受け続けても
リベンジに燃える日々を送っています。
そんな日々の中、
食料や燃料などの物資から
訓練生への差入等を届ける定期便が
変わったお客様を同船させてきます。
それは国からの預かりもので
鬼の怨念を宿す為保管場所を転々とする
という曰付きの2本の日本刀でした。
オカルト嫌いの受様は
あまり関わりたくない話でしたが
照明の不具合が頻発したり
夜中に黒い影が目撃された上
食料の盗難騒ぎが起こり始めます。
受様は
青、黒のチームリーダーとともに
食料泥棒を捕まえようと
真夜中の巡回を開始します。
食料泥棒は誰なのか!?
怪異の原因は日本刀なのか!?
国家訓練施設であるSD養成所を舞台とした
鬼教官と訓練生のラブコメディです。
基本は南の孤島で
訓練生をシバキ倒す俺様教官な攻様に
負けん気の強い訓練生の受様が
いろいろな場面で戦いを挑んだり
事件に巻き込まれたりする中で
恋が進展していくお話になります。
本シリーズは初版のプラチナ文庫を
ルチル文庫でリメイク発刊ですが
本作の時間軸は
初巻『難攻不落な君主サマ』直後
まだ2人が初々しくバトルってる頃の
書き下ろし新作となります。
初シリーズで2人がまとまるまでの
あれやこれやを見てきていても
2人のバトルはついでも楽しく
今回も日常訓練に加え
妖刀と食料泥棒に絡めた騒動に
好奇心旺盛な受様が果敢に挑む(笑)様が
大変面白かったです (^o^)/
食料泥棒は
定期船に紛れ込んで侵入した黒い獣で
こちらはリーダー3人が捕獲、
怨霊付きの日本刀に関しては
受様と攻様の活躍にて解決されます。
日本刀に関する顛末は
長く続いた怨霊騒ぎなわりに
2人には危険な賭けだったとしても
わりとサクっと決着が着いた感じで
ちょっと物足りない感じもしますが
真夏発刊を意識した
オカルトチックな面を意識しつつ
まだまだ攻様への恋を認められない受様に
悲しく散った恋を追体験されて
自覚を促す展開なので仕方ないかな(笑)
旧シリーズはコンプなので
今後も2人の新たなバトルとともに
黒リーダーの恋が読めると嬉しいな (^-^)v
今回は本作同様なかなか恋を認めない受様で
中村春菊さん『世界一初恋』はいかがでしよう?
本作の受様と似た状況にニマニマです。
先日の真崎先生の作品が好きだったし、蓮川先生だし♡なので、シリーズめっちゃ途中と知りながら購入。シリーズおっかけで読んでる方がもちろん楽しいんだろうと思いますが、これ1冊でも十分楽しかったです。サブキャラがしっかりいて、教官も生徒もすごく性格が分かりやすかったからかなと思ってます。色っぽいシーンが少な目なので、それでも大丈夫な方、そして竹刀ふるうサド気味教官wときゃんきゃん鳴く犬系若者に興味ある方は是非。せつなさたっぷりというよりかは、「きゃんきゃん鳴く子犬を溺愛しつつ苛める教官」を楽しむといった感じかな。「本編220Pほど+後日談25P超+先生のあとがき」でした。
お話は、日本領海の中ながら南海の孤島にあるSD(セキュリティドッグ)訓練所のグラウンドで、強風+大雨の中、軽く30分ほど訓練生が待ちぼうけをくらっているシーンから始まりますw 教官である藤村が訓練生全員、グラウンド待機といったためなのですが、ようやく現れたと思ったら、スクワット500回やったら建物に入ってよしと宣い・・と続きます。鬼教官w
攻め受け以外の登場人物は
名塚塁:フランス人とのハーフ、金髪きらきら超美形!もちろん蓮川先生の挿絵あり!!!
鷹野宗二郎:18歳なのに超落ち着き、貫禄のある男。正義感の塊みたいなタイプ。
石原先生:訓練所医務室の先生(♂)。年齢不詳w
この3人のお話もシリーズであるんじゃないかと思うのですが、未調査です。
***********以下は 内容に触れる感想
本編は妖しい日本刀が訓練所に持ち込まれて、それに関する騒動に巻き込まれるというか自ら巻き込まれに行くお話でした。きゃんきゃん鳴く子犬が、五月蠅いと感じる時もあるのですが、この子は細身ながらも強い!のと、ちょっとテレっとした時やしゅんとした時の表情を蓮川先生がまた可愛らしく描いてくださったせいか、好印象でした。
鬼教官も竹刀ふるう系ですが、子犬を可愛いと思って構い倒しているので、くすくす笑えて楽しかったです。そう、お仕置きと称して抱きつぶすタイプですね。
SDとして活躍するシーンなどは皆無で訓練話がちょっと入るぐらいなので、鬼教官と子犬のじゃれてる話とお考えいただいたらよいのかなと思いました。さっくり読めて楽しかったです。
シリーズモノと知らずに購入しちゃいました。
ルチルの他の新刊と一緒に購入したら、シリーズものだったみたいで、前作読んで無いのですが・・・
全寮制ってところに惹かれて。
でも、前作未読でも楽しめました!
これだけでも大丈夫です~。
全寮制で個性豊か仲間たちとワイワイわちゃわちゃな感じが楽しめました!
日本刀に乗っ取られるとかの不思議設定というか、オカルト展開よりも、仲間たちとわいわいしてるのを読むのが好きでした!