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トンデモ系の設定の話で、こんな純愛が見られるとは思ってもいませんでした。
笑いあり、涙ぽろりありの話です。
受けが両腕を怪我をして、食事から排泄まで世話をされる描写があるので、苦手な方はご注意。
野獣・若槻玲(18)純粋一途攻め×ヤクザ・東条英次(30)単純天然硬派受け
恩人の組長に言われて、ヤクザの英次は化け物がいると噂の島へ買収の為に乗り込んできた。
ジャングルでターザンのような野性味のある美形の男・レイに会って、助けられる。
運命の人と言って迫られるが逃げ出した所を、両腕を怪我してしまってレイにまた助けられて。
英次のような綺麗な人を見た事がないと言って、レイに一目ぼれされる。
ジャングルに住んでいますが、父親は学者で、エロ本がたっぷりあるのでその辺の偏った学習はばっちりです。
でも、無理矢理がない。手を出さずに、英次のことを思って自慰で我慢しちゃうのです。
この忍耐力というか、愛に感心しちゃいました。
見た目が綺麗なので、ガタイをよく見せる為に大きなコートに肩パッドまでつけている英次。
それを聞いているだけでギャグ系かと思うでしょうが、涙が出るような悲しい過去を持っています。
施設育ちで、顔が綺麗だから施設のおばさんがおかしをあげるのと引き換えにキスを迫られたり、男女問わずに悪戯されそうになったり、工場で働いてもおっさんに言い寄られて嫌で刺して、刑務所でも面がいいから狙われて、自分を守る為に最終的に顔をナイフで抉ったと言う壮絶さ。
顔がいいというだけで、苦労して生きている人です。
それなのに子供のように純粋で、広田組長に拾われてから組長一筋で生きています。
レイも英次も孤独で、お互いの孤独を癒し合う仲になります。
それだけじゃ終わらずに、島のバケモノも関わってきて、とにかく驚きの展開です。
ご都合主義かもしれませんが、ハッピーエンドになってよかったです。
エロ:★3 攻めの自慰を見てしまうシーン有。誘い受け有で、お互いを求め合う感じです。
総合:★4 ただのコメディーじゃなくて、純愛に驚かされました。