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dorobouneko ni yoroshiku
前半50ページ目あたりまではワクテカしながら読んでたんですが、後半になるにつれてテンションが下がってしまいました。
期待した展開にはならなかったこと、期待した展開を裏切られる心地よさもなかったこと、この二つが理由です。
受けの主人公は、想像力豊かで愛情深い家族に育てられたフツーの高校生です。
攻めは10歳近く年上で、潔癖症で変人の俺様。
受けが攻めの家でハウスクリーニングのバイトをすることがキッカケになって、二人は出会います。
冒頭の展開で、変人俺様攻めのヘタレ化を期待しちゃったんですよねー。
オトナの計算たっぷりで受けに近づくこの攻めを、逆に受けがメロメロにして、無計算で振り回して、ぎゃふんと言わせてほしかったw
ビミョーにヘタレはするんですが、期待の斜め上でした。
魅力的な脇役たちを、生かしきれてなかった気もします。
主人公がはじめてコンドームを買うときの、自意識過剰ぷり焦りっぷりは、妙にリアリティがあって、笑ってしまいましたw
なんとなく変な話だった、という印象しか残っていない。たけうちさんは当たり外れがあるというよりも、何をおもしろいと思って読めばいいのか、わからない作品がある。これは、まさにそんな感じ。