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datte unmei janai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
元ホストのホストクラブオーナー×医学生の年の差です。
瀬戸口と牧生の最初の出会い、再会、人間関係など色んな点でまさしく運命としか思えないような事が多いです。
牧生も瀬戸口からホストよりも自分の抱き枕としてのバイトを持ち掛けられ、普通なら断るべきなのに惹かれる事があり引き受ける事にしました。
瀬戸口は年上らしく余裕があるようで、牧生を他の人とは違う「キオちゃん」と呼び最初の方から独占欲丸出しです。瀬戸口は大人の余裕などをフル活用し、牧生を溺愛します。彼の負担にならないような生活をしています。
瀬戸口が牧生へ想いを伝えたものの、牧生はすぐには返事をしません。いつか来るであろう別れなど気になる事があり、恋愛経験も乏しい牧生にはこれが恋なのか分かっていません。
ただ、数時間離れているだけでお互い寂しくなるくらい想い合っています。でもまだ付き合っていないという状態です。
瀬戸口の元カノが物語を引っ掻き回してくれますが、それが終盤なのでちょっと駆け足感が強いです。病院の副院長もただお金のあるダメ医者でしかなく、力があるのかよく分からない人物でした。全体的に甘々なのでちょっとしたスパイスとなっているのがいいですが、あっさりと解決してしまい残念でした。
予想ができてしまう部分もあるものの読みやすく、また読んでいても飽きる事がなかったです。年上から溺愛される作品が好きな方にはオススメです。
瀬戸口のお店で働いている靖人や上林、牧生の幼馴染でもある勝信など脇キャラも魅力的です。イラストもふんわり甘々な物語に合っていて良かったです。
桜木作品、読書はかなりご無沙汰です。
寮物をむさぼり読んでいた頃の『真夜中の学生寮で』以来かもしれません。
実際あとがきにも久しぶりの仕事とありまして。
そしてやはり桜木さん、舞台は北海道(苦笑
受けは20歳ながらもウブな医大生の牧生。
攻めの瀬戸口はホストクラブのオーナーで31歳(去年30ということで)。
瀬戸口が女性と別れる場面に偶然居合わせたというのが出会いで、その後牧生が生活のためにホストクラブの面接を受けた際に再会する2人。
うまいなあと思ったのは、最初に瀬戸口が牧生とコンタクトを取ろうとする為に用意した言葉。
これがなかったら牧生のような子は厚かましいと遠慮して、瀬戸口へ連絡なんてしなかっただろうと思うので。
いかにも接客業に慣れ、人タラシのような瀬戸口らしいくだりでした。
ただ、ほうほうと読めていたのは本当に前半のその辺りまでで、読みながらだんだんとこちらの熱が下がってしまいました。
この作品昔の出し直しではないと思うのですが漂う雰囲気がどこか古いというか、うまくいえないのですが、胸がモヤつくというか…
残念ながらのめり込むようには読めませんでした。
書店で表紙買いするほどだったので、残念です。
帯の文言は「勤務内容、抱き枕」です。
添い寝ではなく抱き枕というのが何だか気になりました。
いくつかの運命としか思えない不思議な巡り合わせ。
これまた不思議な抱き枕のアルバイトの勧誘。
でも瀬戸口には抱き枕のアルバイトを牧生が引き受けたくなる何かがあります。
1浪して医学生になった時田牧生は居候している部屋を出ようと思い、給料のよさそうなホストで稼ごうと考えます。
面接先のオーナーは、前日に公園で出会った美しい青年・瀬戸口統士でした。
瀬戸口は牧生をホストの面接では落とすけれど、抱き枕のアルバイトとして勧誘します。
牧生は抱き枕、兼ハウスキーパーの契約をして瀬戸口と同居することになります。
知り合ったばかりなのに瀬戸口はとても牧生に優しいです。
瀬戸口は元ホストで自分の店を経営しているため、学生の牧生と過ごす時間は少ないです。
牧生が瀬戸口に恋人ができたら仕事が終わると考えるのと同じように、牧生に彼女ができたら困ると思い至った瀬戸口は恋心を告白してきます。
瀬戸口を恋愛の相手とは意識していなかった牧生に、瀬戸口は口説きたい、キスはしたいと言います。
牧生には地元に帰って医者として働くという夢があり、瀬戸口に人間的な魅力は感じていますが瀬戸口とのこれからには迷いがあります。
牧生は瀬戸口を好きになっても自分からは気持ちを伝えることができません。
こんな気持ちのまま抱き枕を続けるのは、嬉しくもありせつないです。
牧生の欲情に気づいた瀬戸口から触れられて、さわりっこをするようになる二人。
でも急に瀬戸口は元カノとよりを戻したと、牧生に抱き枕の終了を告げます。
優しい瀬戸口の31歳の慎重な口説きが、20歳の牧生にどう響くのかが読み所です。
出会って早々に牧生にあだ名を聞いたのに、新しい自作の「キオちゃん」呼びをするのは瀬戸口の独占欲(?)。
終盤、残りのページが少ないのに急展開でびびりました。
牧生が頑張り苦境を乗り越えていきますが、その後の課題はまだ残ります。
最後の最後に課題の解決法が提案されたものの私の予想の斜め上をいったので、正攻法ながらしばらく消化不良気味になりました。
瀬戸口も牧生もスーパーヒーローかもしれないのでやり遂げそうではありますが。
恋のなせるワザで、この二人ならどんな形でも夢を叶えそうです。
表紙買い。○○の休日シリーズが気になっていたのですが、当作で「初めまして」の先生でした。表紙の印象通り、キレイで優しいお話です。攻め受けとも割合好きなタイプだったのですが、やっぱりちょっとだけキレイすぎたかなと思ったので萌です。キレイな優しいお話が大好きな方には、たまらんのではないかと思います。本編のみ260P超+先生のあとがきでした。あ、地雷としては攻めにほんの少々女子が絡むことかと思います。
大学入って少し経った5月。札幌の大通公園で安売りされていたパンを食べていた牧生は、横に座ったキレイな女性が怒って男性にキャラメルマキアートをぶっかけるのを見てしまいます。あんまりにも気の毒に思ったので、翌日のバイト面接に備えて買ったばかりのシャツを男性に「よかったら」と差し出し・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は、
攻めの母親代わりの人、ホストクラブ同僚二人、受けの家族と幼馴染等々。そこそこいますがキャラあるので困りませんです。
先に挿絵情報。受けはともかく、攻めのキャラが亀井先生の挿絵にぴったりーーーーーーーーーでした!
ゆるっと微笑む図が1枚あるのですが、キャラが先か先生の絵が先か・・と唸ります。
この微笑みで何人誑し込んだんだろう・・・そしてこの微笑みで、牧生に「抱き枕になって♡」と頼むのですわ。はあ。
*****以下はより個人的感想
受けさんは天然純粋さん。磨かれてないダイヤの原石らしく、ちょっと髪を整えてホストクラブの制服を着せたら、店中の女子の注目の的だった模様。家族中から愛され大切にされてきた子のようで、ほややん とした言動なんですが、途中からはひたすらその言動で攻めさんを無意識に煽ってます。攻めさん、すごいわ、大人。よく耐えてる。
攻めさんは、多分超一級の人たらし能力を持った方。めちゃめちゃ格好いいし、優しいし、傲慢とかでは全くないし、ちゃんとアピールしてくるし、やだな と思う点はほとんどなかったのですが、最後の女子とのいざこざ部分で「ごめん、ちゃんと向き合ってなかった」と謝ったあたりが、今一つ好きではなかったです。謝るような付き合い方すんなよ!と思ってしまって。まあ、受けさんの事をほんとに好きになったのでしょうから、これからは大丈夫なのかなーと思いました。
いいなあ、しっくりくる抱き枕が手に入って・・・いちゃラブな二人の様子を読んで、すごく羨ましくなった本でした。
偶然が何度も重なります。
牧生と瀬戸口の再会、2人とも南朋子と知り合いだったこと、莉愛と牧生のボランティア先の岸本の関係。
ご都合主義だと思いながら、タイトルを見て「そっか運命だ」と納得した。
あと、いくらなんでも抱き枕のバイトはあり得ない。怪しすぎる。
男でも断るべきだし、その場にいた勝信は友達なら止めなきゃいけないんじゃないかと思う。
瀬戸口の優しい喋り方と雰囲気が良かった。
牧生は純朴なかわいさで、瀬戸口がキオちゃんと呼びながらデレデレする気持ちが分かった。
出会いから再会のシーンまでが気に入り、そこを何度も読み返した。