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kyouseidoukyo wa koi no hajimari
妹の杏里と別れさせるために同居を強制する久我×弟と勘違いされてしまった祥吾の勘違いの同居から始まります。
勘違いと言っても、祥吾は弟の健吾のフリを自らしてしまったので、勘違いしているのは久我だけです。祥吾は強制同居になった時に後悔しますがそれでも久我からの難題(家の片付け)をきちんとします。
健吾と連絡がついて杏里との恋が本物と分かると弟の恋の為にも身代わりを続行する事を決意。普段は傲慢なのに時折見せる久我の優しさに次第に祥吾は惹かれていきます。久我も妹の恋人と思いながらも、会社へ行きながらも家の手伝いをし、自分の家の片付けなども一生懸命する祥吾に惹かれていきます。
お互いにダメだと思いつつ我慢がきかず遂に肉体関係を持ってしまいます。久我も杏里に対し罪悪感を思いつつ、体を許してくれる祥吾は自分との方が運命と思います。
しかし、杏里からの電話で祥吾が健吾では無いと知り騙されていたと思った久我は祥吾を突き放し、祥吾も杏里と別れさせるために自分を抱いたのだと思い裏切られたと思います。結局同居は解消し、今までの生活に戻ります。
最終的に杏里の計らいもあり、仲直りし同居も再開する事になり、祥吾の家族も全ては受け入れてはいないようですが納得しつつあるようです。健吾も杏里の為にと頑張っているようです。
祥吾視点が多いですが、両視点なのでお互いの気持ちがかなり分かりやすいです。久我は初日に祥吾の事を気に入っています。一応杏里の恋人だと思っているので手を出さないようにという気持ちはありました。
ただ、早々にキスをし肉体関係を持つという展開にちょっと違和感がありました。あれだけ妹大好きというのにそう簡単に手を出すのだろうかと。祥吾も誰とも付き合っていないとはいえ、ノンケなのにそう簡単に体を許すものなのかとちょっと疑問でした。
お互い社会人ではありますが、ほぼ仕事面には触れられていません。祥吾は先輩にこき使われているというのが分かる程度です。
特に大きな事件もなくサラッとした印象です。2人の同居解消が事件かもしれないですが、切ないなと思う事もなく、結構あっさりしてるなという印象でした。