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ryuousama no okiniiri busaiku nakimushi dekiai ni tomadou
表紙の雰囲気がほんわか優しく柔らかい感じで好きだなーって最初に思いました。
異世界トリップです。
・↑受けが不細工という設定で「実は美形」「異世界では美形」じゃないのが好感
元の世界でも不細工、異世界でも不細工。
珍しくて新鮮に思いました。
その設定から受けの性格をじめじめ女々しい感じの繊細くんにしているのと、そんな自分が愛される=嬉しい、というのを書いているので、自然で説得力もあり、いいと思いました。(そのキャラを萌えと思うかどうかとは別の話になりますが)
・↓「名前も知らないし容姿も優れてないし会話もしてなくて人柄も知らないけど、スパダリがひと目見てフォーリンラブMY運命ってなって抱きます、溺愛します」「こんな自分なのに溺愛されてる、嬉しいな、愛されて嬉しいな」
特別な何かを主人公が頑張って成し遂げたわけでもなく、努力して魅力を感じさせたわけでもなく、容姿も客観的にみて魅力的でもないけど、竜王様が初登場時から「この相手は番なのでハァハァ抱く」「竜王様、この者で間違いないのですか?」「YES、もう我慢できない。なんて魅力的なんだ興奮する、はやく抱きたい。ひと目見てフォーリンラブMY運命」みたいな。この溺愛形式は私の苦手なパターンかもです…(個人の趣味ですみません)
・↑愛がいつか冷める、というのを愛される側が意識して付き合う部分は好き
竜王様に過去何人ものお気に入りがいて、近くにおいて愛でていると相手の魂が変わっていって愛が醒めてしまう、愛はずっと続かない、期間限定で短くて数か月、長くても~年、と先にきかされる、というのはエモい
・↑弟キャラやカエルといった名脇役キャラ
いいですよね、最初こうだと思ってたら実はこういうキャラだったか、みたいなキャラとか、竜王様の従者のカエルたちとかいい味しててジブリアニメを連想しちゃいましたよ(千と千●の神隠しみたいな)カエルキャラいいな。なごむ。
※注:これはWeb小説・ラノベに耐性がない人の感想です。
まずはじめに、あまりに文章がポップで驚きました。読みなれていない自分はかなり戸惑いました(*_*;。小説独特の間がなく、比喩表現や詳細な情景描写、含みを持たせた文章、余分な修飾等はほぼないです。
その代わり、登場人物たちのセリフやモノローグがものすごくストレート!ど直球!今のところ出てくる人(人以外も)みんなが素直で純粋に飾り気のない言葉を放ってくれるので、読んでいて恥ずかしくなるくらい響いてきます。
ストーリーも次々にエピソードが放り込まれ、テンポよく進んでいきます。こちらは上巻なので起承転結の承の中盤くらいまでかな?小さな疑問や不安が生まれたりしていますが、大きな波乱はなく、とにかく竜王様の溺愛っぷりが美味しいです( *´艸`)
陸は竜王様への気持ちの傾きがちょっと早いかな?と思いつつ、まあ今までの境遇を考えれば納得かな・・・切ない。少しずつ前向きになっていくのがいい。
自分的な推しは可愛らしいカエルたちです★わちゃわちゃと騒ぐ様子にとてもほっこり~(*´ω`*)。イラストの三匹も最高!彼らが最初に出て来た場面から、どっぷりこの世界に浸かってましたね。
上下巻をまとめて買い、上巻を読み終わった後は、まだもう一冊分この世界に浸かれるんだ・・・!と嬉しくなりました。世界観にはまれると、すごく心地良く一気に読めます。
Web小説に耐性がないのに警戒しつつ本を手に取ったのは、書店の推しがすごかったのもありますが、感想を探すと応援購入との声が多かったからです。Webで全文公開中なのに売れている、ファンに愛される作品なんだろうと読んでみたくなりまして。
結果は買って良かったです。紙でも読みたいファンの気持ちも分かるなーと思いました。
ずっと虐げられてきたからこそ、ほんの少しの愛情に泣き喜ぶ。
私達は例外はありますが自分以外の人の行為や愛情を受けて育ってきました。それが、幼い頃から顔が整っていないだけで両親に煙たがれるなんて…それでよく真っ直ぐに育ったな!!お姉さんびっくりだよ(笑)でもそれが陸の生まれ持った素質なんでしょうね。
お話は読みやすく、大人になって忘れてたことに気づかされる一文もありました。
リューイに愛される健気な陸は私でも可愛がりたくなる。
執着攻めが好きな私が数年ぶりに買ったBL小説でしたが、重苦しさがあまりなく、陸が幸せになる過程を見守れるお話です。
私は買って良かったと思う。
こちら、web小説は苦手な姐さんにも、ぜひお勧めしたい作品です。
失礼ながら素晴らしい完成度とはいかないのです。ちとクドクドしい部分はあるし、微妙に引っかかる所もある。しかし、それを差し引いても、心に響く素敵な作品である事は間違いないと思うのです。
表紙やタイトルから受ける印象を、いい意味で裏切られると申しましょうか・・・。
甘い溺愛ものであるのは確かですが、その裏にあるのは、愛し、愛される喜びや共に生きる事の素晴らしさ。一途に相手の幸せを願う気持ち-。
そんな、読んでいてハッと胸を突かれるような、心に響く部分がある作品なんですね。
たどたどしい所は確かにあるのですが、それ以前に、文章自体に人を惹きつけるパワーが感じられると言うか・・・。
これが、たまたま私と波長がぴったり合ってなのか、多くの方が感じるのかは分かりませんが・・・。
とにかく、甘くて切なくてキュンときて、深く感動させられる・・・。
とりあえず、不細工な主人公がスパダリに溺愛されてるだけという、薄っぺらい作品では無いのです。感動作なのです。
内容です。
爬虫類に似たブサイクな容姿から、家族に冷遇され友達も居ない高校生・陸。
ある日、不思議な光に包まれた弟を助けようとして、共に異世界へと-。
そこでは、弟の海斗は「勇者」扱いながら、陸は牢に閉じ込められと、悲惨な境遇に置かれます。
絶望しかかった陸ですが、不思議な水に包み込まれ、そこからまた異世界の城へー。そこには陸を「愛らしい」と熱望する竜王様が居てー・・・といったものです。
前後編に分かれていて、前編になります。
まずですね、こちら異世界トリップもので、溺愛ものになります。
主役の陸ですが、ブサイクなばかりにかなり悲惨な生活を送ってきたんですね。個人的には、ブサイクだからて、これ程実の子供を冷遇する親はどうなんだ!!と思いますが。
親からは居ないも同然の扱いをされ、学校でも嫌われ者な陸。
そんな彼が、異世界では竜王様に溺愛されてと、なんだかすごく心がすく展開。
ーなのですが、ここまではよくあるパターン。
しかしですね、こちらの作品、実はここからが本番と言ってもいいのです。
実は陸は、竜王様の無聊を慰める相手「お気に入り」として召喚されたのです。
人間の魂はとても変容しやすく、魂が歪んでしまえば竜王様の心も冷めてしまう-。
ここの所がとても切ないのですが、同時にキュンキュンさせてくれるのです。
今まで誰からも必要とされなかった自分が深く愛されと、竜王様に惹かれていく陸。でも、人の魂が変容するのは止められない・・・。
ここで見せる陸のあまりの健気さや心の美しさに、深く感動するのです。一緒に居られなくなっても、今のこの幸せな思い出さえあれば大丈夫・・・みたいな決意が、もう切なくて切なくて( ノω-、)
また、竜王様の方もですね、陸を深く愛おしむ気持ちの合間で、苦悩してるのが切ないんですね。魂が変容してしまえば、否応無く冷めてしまう自分の心に対して。
他、ダークホースになるのが一緒に異世界トリップしちゃった弟・海斗になります。彼は一見、お兄ちゃんを嫌ってるように見えますが、実はかなりの拗らせ系。言動の端々に、お兄ちゃんに対する結構な執着が透けて見えます。
彼の活躍は後編でになりますが、兄弟ものも大好きな私はかなり滾りました。
あと、カエル姿(人間大)の眷属3人組だったり、陸に懐く王子様だったりと、サブキャラもとても魅力的だったりします。
ちょっとでも興味を持たれた方は、「ムーンライトノベルズ」の方でも読めますので、とりあえず読んでみていただきたいです。
溺愛物であり、成長ものであり、人の心と心の繋がりをあたたかく綴る作品でもある。
あと単純に、健気な受けと、そんな受けにメロメロでめっぽう甘い攻めのお話でもある。
ホント、陸の泣き顔を見て「どうして泣いてるのだ・・・!?」とオロオロするリューイに、「幸せ過ぎて・・・」と答える陸。
やめてー!キュン死にしちゃうから!!
実は、まだまだ萌えた部分を言いたくて仕方ありませんが、いい加減レビューが長すぎるのでここまでにしときます。もっと文章力があればなぁ・・・。
とりあえず、愛し合い共に生きる事って奇跡だよなぁ・・・と、しみじみ思いました。