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一見穏やか年下腹黒イケメン× おっとりお人好し大学生の元義兄弟の再会ラブ♥
hanryo wo mukae ni rainichishiashita
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
毎度お馴染み、アメリカ人青年×日本人美青年のシリーズになります。
ちなみに、共通点は攻めがアメリカ人で受けが日本人美青年というだけなので、シリーズと言いつつ全くの別物として、それぞれ単品で楽しく読む事が出来ます。
が、このシリーズ、毎度「お約束」とも言えるとあるパターンが決まって(?)おりまして!!
攻めはその都度「傲慢」だったり「不器用」だったりと属性が違うのですが、受けは必ず「清楚系美人」で童貞処女です。そしてそして、清楚で処女なのに意外と妄想が逞しく、身体は超敏感。エッチでは受けが(敏感故に)パンツの中で射精しちゃって、死ぬほど恥ずかしがる所までがセットでお約束になっております。
なんだろう・・・。この大いなる安心感。
内容です。
両親の離婚で、離れ離れになった元義弟・グリフィン。
離婚に伴い7年間暮らしていたアメリカを離れ、日本で大学生になった翼ですが、そんな彼の大学にグリフィンが留学生としてやってきます。
ますます逞しく、野性味あふれる青年に育ったグリフィン。
しかし別れの時に、逆上した彼に押し倒された過去がある翼は、再会を素直に喜べずー・・・というものです。
今回はですね~、かなりの執着腹黒攻めと、おっとりお人好しで素直な受けと言った所。
若さ故に暴走して、翼に距離を置かれてしまったグリフィン。
今度こそ翼を手に入れる為、用意周到に罠を張り巡らせて日本まで迎えにやってきました!!と言った感じの再会ものになります。
こちら面白いのが、罠を仕掛けられる翼の視点で書かれてる所なんですね。
過去の出来事からグリフィンに対して警戒心を持っている翼。距離を置こうとしてるのに、住んでいるアパートが取り壊されたり、グリフィンが「とある病気」を発症しちゃった事により、気がついたら一緒に暮らして、毎晩同じベッドで寝て、濃厚なスキンシップも許さなければならないように・・・。
これ、読者側からは、明らかに騙されてるのが分かるんですよね。
なのに、乳首を粘着質に弄られたりしながら「これも治療の一環だし・・・っ」と素直に受け入れてるのが、もう楽しくて仕方ない!!
何故、乳首を弄るのが治療になる・・・。
ここで「いくら何でも分かるだろー!!」と思われた姐さん。
翼は並外れて素直でお人好しなのです。そして、神香作品の受けはこれでよろしいのです!!
素直で清楚な受けが、攻めに騙くらかされてエロエロな事をされちゃったりして、でも信じ込んで一生懸命頑張ったりするのが最高なのです。
このパターンだと「騙されてる受けがかわいそう・・・」と後味が悪くなりそうなものですが、そこの所はなんとも可愛らしい落とし所になっているのでご安心下さい。ラストではワンコに変化してるグリフィンにも萌えました。
あと、いつものお約束。受けが下着の中で射精もしっかりございます!! 楽しみにされてる姐さん(私だけ?)、ぜひご堪能下さい。
ラストがちょっぴり駆け足気味なのが残念と言えば残念ですが、とても好みの作品で楽しく読めました。
母親の離婚でアメリカから帰国して6年。大学4年の翼(受け)は6年前まで義弟だったグリフィン(攻め)が来日したことで久しぶりに再会します。驚く翼は、帰国する前日にあった気まずい記憶が思い起こされるのですが、全くそのことを感じさせないグリフィンと再び友人としての付き合いが始まります。
翼はシングルマザーだった母親に連れられて小学校に入ってすぐ渡米します。母親がそこで知り合った男性と再婚し、義弟になったのがグリフィンです。グリフィンはとても翼に懐いてくれましたが、次第に独占欲をあらわにするようになり、それに性欲が加わるようになってきます。もともとゲイの翼ですが、グリフィンは好みではないこと、アメリカでも義理とは言え兄弟はタブーだということもあり、緊張した毎日を送っていたのですが、両親が離婚することになり、翼たちが帰国することを知り焦ったグリフィンが我慢できなくなるです。
帰国後手紙で謝罪するグリフィンに対して気にしていないと返事をしますが、実際はとても気にしていて、グリフィンに再会しても最初はずっと緊張しています。
翼は小さい時は女の子と間違われるくらい可愛い顔をしていましたが、今は女性に間違われることはありません。ただ、家庭教師先や塾の学生から告白されたり電車内で痴漢にあうなどゲイ受けする容姿なのは自覚しています。
グリフィンは日本文化を勉強するという名目で来日します。実際は、6年前焦って翼をおびえさせたことを後悔し、今度こそ手に入れるため来日したのでした。
少しの接触でもビクつく翼が怖がらないように、以前のことは気の迷いだったと告白し警戒されないように、今回は焦らずゆっくり翼を手に入れるために画策するのです。
全体的にはほぼすべてグリフィンの策略の中でストーリーが進んでいく感じでした。読んでいる最中はそれとは気が付かせず、でも怪しい怪しいと思いながら読んでいく感じでした。
グリフィンの周到な策略には頭が下がります。モデルをして金をため、金に糸目をつけず蜘蛛の巣のように策略を張りま巡らせます。人の好い翼はあっさりとひっかかり絡めとられていくのです。
母親の再々婚により翼には新たな義弟・光太がいるのですが、これがどうみてもグリフィンと同じく翼狙い。翼を心配して上京してくるのですが、お互い相手が翼狙いということを敏感に察知し険悪な雰囲気に。が、グリフィンはそれすらも利用するのです。
グリフィンは表向きには翼のことは今では何とも思っていないふりをしています
が、アパートを追い出された翼に同居を提案したり、塾の生徒の付きまといや痴漢除けのボディーガードをしたり、光太が来た時は牽制したり結構バレバレです。
翼視点なので、翼は自覚していなかっただけでずっとグリフィンが好きだったことがわかるのですが、それを自覚するのが結構唐突であっさりしすぎでちょっとびっくりしました。いきなり、好きだからこそ辛いみたいな描写になって、ちゃんと自覚した描写あったっけ?という感じで思わず前に戻ってしまいました。ちょっと拍子抜けで、そのあたりがちょっと不満に感じました。
二人がくっついたのはよかったですが、結局それ以外の人が中途半端になってしまったのが気になりました。
例えば、グリフィンを気に入ってしょっちゅう行動を一緒にしていた翼と同じゼミのの美結とか、大学は上京するので一緒に住もうと提案してきていた光太のこととか。
特に光太に関しては絶対荒れると思うのですが。その辺りのバタバタも読みたかったです。
私は執着攻めというのが大好きなのですが、グリフィンの小さい時からこの人と決めてよそ見することなくずっと想い続け、お互いが最初で最後っていうのが(堂々と他の人だと勃たないと宣言してましたが)とても好感が持てました。
電子書籍特典のSS「伴侶の愛に満たされています」
グリフィン視点。
アメリカへの留学を来月に控えた翼とともに帰国する予定のグリフィンが、来日してきた当初のことを思い出すという内容です。
本編ではわからなかったストーカーと化したグリフィンの行動が垣間見えます。
翼は知られてないと思っていたけれど、実は住所も電話番号も知っていて、人を雇って様子を調べていたとか、翼に関しては一歩間違えれば犯罪に走りそうなくらい重い愛情が伝わってきました。
結局嘘がつけなくて今までのストーカー行為を告白してしまうけど、何をされても許してしまう翼の度量の深さというかグリフィンには甘いだけのらぶらぶな二人で、ご馳走様といったところでした。
「伴侶」になるまでは絶対に帰国しないぜ!という意気込みとか、そもそも勝手な伴侶認定とか、思い込み激しい溺愛執着攻めだなっていうのが伝わってくるタイトルに惹かれて読んでみました。
7年前、若さゆえに暴走して翼(受け)に逃げられちゃった元義弟のグリフィン(攻め)。
機が熟したとばかりに来日し、今後こそ翼を逃すまい!としてるんですね。
突然の再会で、グリフィンを前にどうしても逃げ腰になってしまう翼に対して「あれは間違いだった。兄弟愛を恋愛感情だと思い込んでいただけだった」とグリフィンは詫びるんです。
そんな矢先にグリフィンが倒れてしまい、元かかりつけ医師だという人物が開設してるメンタルクリニックをグリフィンと翼は訪ねます。
そこで「現在のグリフィンは、一種の幼児退行状態なので、今夜から一緒に寝てあげてください」と言われてしまい……。
一緒に寝て何も起きないはずはなく、キスされまくり、乳首コネられまくり、ちんちん触られまくり。
だけど「これも治療の一環」だと思って堪える翼。
それからもアドバイスを求め、カウンセリングに通う二人……。
私、初読時に嫌悪感を覚えながら読んだんです。
というのも、どうせこの医師もグリフィンに買収されて、グリフィンに都合の良い事ばかり言っちゃってるんでしょーと。
医師の倫理観、どーなってるの?!
それが可能なら、医者なんて信用できんわ……!と。
そしたら最後に丸っとそこも種明かしされてて、その用意周到っぷりときたら予想以上!
最初に感じてた嫌悪感は杞憂に過ぎなかったとわかってから再読すると、改めて翼の驚異的な鈍感力を心の底から楽しんでウォッチすることができました。
そして色々画策しまくった腹黒グリフィンの「翼以外の相手にはどうしても勃たなくて」がかわいくて、もう全部アリだな!と思いました。
だけど初エッチで、目を見張るほどの巨チン×処女なのに解しもしないで、おまけにローションもなしでズブッといく展開には、ちょっと目が点……。
ふつーに流血沙汰よね。
親の離婚で離れ離れになった、元義弟と元義兄の再会ラブです!
個人的に兄弟ものや年下わんこ攻めにあまり食指が動かないのですが、神香うらら先生ならば…と思い手に取ってみました。
出会いは攻めのグリフィンが8歳、受けの翼が10歳の時に親同士の再婚で出会いました。グリフィンが外国人の父親の連れ子で、翼が日本人の母親の連れ後です。
そこでの初対面からグリフィンは大人顔負けのキザなセリフで翼を狼狽させます。
ふたつ上の年上の翼に「あんまり可愛いから」なんて言い、8歳にして攻めの片鱗をみせてます笑
グリフィンはすぐに翼に惹かれて、愛情表現もストレート。翼より好きな子はいないよ、と告白までしてます。
翼はのらりくらりとかわしていたのですが、翼が16歳になった時に再度告白されてキスをされちゃうんですね〜。ちなみにこのシーンは口絵になってますが、すごく良いです…!
そんな時に両親が離婚して、グリフィンとは気まずいままアメリカと日本の距離に別れて、次第に手紙のやり取りもなくなって…グリフィンは焦ったでしょうね。
ここで、タイトルの伏線回収です。
グリフィンは来日して、翼と同じ大学に留学してきます。翼を手に入れるため。
翼は当然気まずい思いをするのですが、グリフィンに「兄弟愛を恋愛感情だと勘違いしていた」と告げられて、それなら距離を置くのもおかしいよな、元義兄弟だし、と納得します。グリフィンにひそかに惹かれていた翼はホッとする反面がっかりするんですけどね。
ちなみに翼は男性からモテモテで、日本に帰国後に母が再婚して、現義弟になった光太にも不埒な目で見られていますし、バイト先の塾の教え子からも告白されています。
受けが同性にモテる描写が大好きなのでありがたかったです…!
グリフィンの嘘に騙される翼が天然すぎて心配になりました。
翼ほど騙されてはないですが、「え、あれもそうだったの」と思うこともあり…好きな子を手に入れるために用意周到すぎるグリフィンの策士ぶりに驚きました。
ただ、グリフィンにはだまし討ちみたいな形ではなく正攻法できてほしかったな…、とちょっと思ったので星4つでお願いします。
とんでも小説、だと思います。
少なくとも私にとってはとんでも設定と展開で、「いやいやいや、ないでしょ!」ってツッコミ入れながら読み続けましたwなので、こういうあり得ないお話を、「それはそれ」として楽しめる人にはお薦めなのかもなぁと思いました。
舞台は現代ですがリアルさは皆無で、攻めが受けをものにするために策略を練るんですが、その計画と実行内容、それに対する受けの反応が全くもって現実味が無くて、自分的に読み終わりはしたけれど、あまりにも現実と乖離しすぎていて、キャラクターがとか構成がとか、それ以前のお話でした…。
せめてファンタジーだったらもうちょっと受け入れられたかなー。
いやまあ、かといって嫌いってトコまでは行かないんですけども。
うーん、でもなあ~…
腹黒策士攻め好きなんですけどね。
なんだろう、年下だからかな?結局受けに甘えてるし、受けも弟可愛さで甘やかして。
ツメも甘いし、隠し事も出来ないし、ヤンチャで独占欲が強くて甘えん坊なシベリアンハスキー攻めですね。
しかしグリフィンの計画は見事でしたね。21歳ですよ!
過去の失敗を取り戻そうと紳士の仮面を被って。
翼はグリフィンをあんなに警戒していたのに。
あれよあれよと気がついたら同居して、恋人のフリをして、グリフィンの治療のために同衾して体をまさぐられ。
ついには翼の片想い状態に。
翼が体から落とされたのか、恋の駆け引きに負けたのか?あんなに好き好き言ってたグリフィンが、あれは勘違いだったと言い出したら…。
現義弟VS元義弟対決もまさかそんな都合よく活用されて!弟ホイホイな翼ですね。
最後にグリフィン視点があります。
俺は決してストーカーじゃない!いえいえ翼は呆れて許しても、やっぱりストーカーじゃない?
2019年のバースデーフェア対象の1冊。日本人かと思ってたら攻めさんがアメリカの方でした。分かりやすく腹黒攻めなお話、本編230P超+あとがき。さらっと読めたので中立としました。
小学生のころ、アメリカ本社での研修に行く母に連れられていった翼。アメリカで結婚→離婚の上、日本に戻り、日本で大学生活を送っています。ある日その通う大学に、アメリカで義兄弟関係にあったグリフィンが留学生としてやってきて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受けの大学仲間少々、受けの義弟(日本人、母再婚相手の連れ子)、攻めかかりつけの心療内科医ぐらい。
**
今回は分かりやすくて、あんまり驚かなかった腹黒さん。腹黒を推してくるなら、「うわ!」とめっちゃびっくりするぐらいスーパー腹黒か、わかりすぎて可愛くって笑ってしまう腹黒か、どちらかに振り切ってほしいなと個人的には思いました。わかりすぎるんだけど、可愛いと笑える度合いが少なかったのかな。難しい。
途中出てきた受けの義弟ともっとガチでバトルした方が面白かったかもしれないなーと思った一冊でした。ちょっと残念。