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エロス:★★★★★(MAX!)
好み度:★☆☆☆☆
『その天国みたいな体とやらを、俺も味わってみてーな。
無実の証人と引き換え条件にしたら安いもんだろ?』
藤原音緒は、東峰高等学校の音楽科ピアノコースに通う高校生。
校内コンクールで優勝し、夏休みにはドイツへ短期留学をする予定だったのだが、
前日に何者かに強姦され、おまけにバッグの中には見に覚えのない血のついた包丁が…!
その結果、傷害罪の疑いで少年鑑別所に送られてしまった音緒。
音緒にはまったく見に覚えがないのだが、包丁には音緒の指紋がついているし、刺された相手も音緒に刺されたと証言していると言う事で、無実を証明する事ができない。
そんな中、偶然、鑑別所で同室となった斑冬慈が、どうやら音緒の事件について、何か知っているようなのだが、その情報提供料として、音緒の体を要求してきて…。
私が初めて読んだ刑務所(少年鑑別所)もの小説。
上記に軽くさわりのストーリーを書かせてもらったのですが、
この小説、かーなーりエロいです(爆)
受である音緒ちゃん、ヤラレ放題です。
まずは、物語が始まる前から顔も知らない犯人によって犯されてますし、
その後は、同じ鑑別所内の少年達複数によって輪姦され、
同室の斑には、何度も陵辱され…。
そんなこんなでかなり痛いです。
その分エロ度は高めになりますが(笑)
(そして、私としては、エロいのはエロいので大好きなので全然バッチコイですが(笑))
物語自体は、
自分を犯した犯人は?
自分に罪を擦り付けた犯人は?
被害者を刺した本当の犯人は?
以上の謎を解きながら読み進めていく事になると思うのですが…、
…私自身、推理小説が好きだからって事もあるからか、
犯人自体はすぐに分かります(汗)
ただ、斑のポジションには意外性があるかも?
(私は、まさかそんな…?!っと思いました。)
でも…
個人的には、攻には夢を見ている傾向があるタイプなので、
斑のそのポジション的なものもどうだろうっと疑問もあるのですが…(汗)
そんなこんなで、
個人的には、無理矢理受が組み敷かれるような本が読みたい!ともかくエロ度が高めのやつが読みたい!
っと思う場合にお薦めする本です。