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yoru ni owarete
ワイルド系ヤクザのエロオヤジ×跳ねっ返り美人受けです。
若くして組長となり、その上の全国でも有数の広域指定暴力団の本家からも期待されるほどの器量の男なのに、京也の前だと、ちょっとへたれ気味のわがままな大人になるのがなんともいえません。尻にしかれっぱなしです。
京也が久々に日本に帰って来る機中で、男が亡くなった。死ぬ直前その男に抱きつかれたことで、ある事件にかかわってしまう京也だが・・・。
少しだけ、事件の内容が出て来ますが、内容的にはほとんど不動と京也が「好きだヤラせろ」「イヤだ別れる」といろいろありながらもいちゃいちゃしているものです。
愛人でも恋人でもなく、「不動のオンナ」である立場の京也の心情はかなり複雑ではありますが、不動が本家に呼び出されていない間に、舎弟たちにパソコン教室を開いて面倒みている姿に、すでに姐さんとしての力量を発揮していたのではないかと。
また、2人の馴れ初めはなかなか強烈です。
2人は子供のころ同じ擁護施設で育ってます。そのころから綺麗な顔をしていた京也は、目の前で両親を殺され自閉症に。一方不動は一家心中の生き残りで、手のつけられない不良だった。当時12歳だった京也は、ヤリたい盛りの不動に、強姦されてしまいます。
その後施設を出るまで、関係は続いていたらしのですが、不動の情人になったのは、大人になって再開してからみたいです。が、2人がどうしてこんな関係になったかは、詳しくは書かれていないので、その辺がとても残念です。
その話を聞いた不動の舎弟たちが謝ろうとすると京也は「不動にはきっちり責任を取らせましたから」というのですが、 どんな責任を取らせたのかがとっても気になるところです。
京也はルポライターなので、また、取材に出掛けてしまいます。いつ戻ってくるかわからない京也をひたすら待つのが不動です。不動は京也を追いつつも、最終的には腕の中へ帰ってくることを知っています。
出会って17年たっても、不動はますます京也に惚れまくり。とにかく不動の京也大好き攻撃には、ワンコ系の可愛らしさを感じるのは私だけでしょうか。
ルポライターの京也は、日本に帰国する飛行機の中で白人男性に抱きつかれた。
旦那様と会う前に、男たちに拉致されそうになったところを、旦那様に助けられた。
京也の旦那様は双龍会の組長・不動勲。
腐れ縁のふたり。
12才からの腐れ縁で不動によるはんぱない遊び場慣れした不動によって、女を知らずに自身が女になってしまった京也。
京也は、寂しがり屋だということを知ってる不動は、一緒にいるときは京也の身体を何度も貫きしつこく、京也の身体が悲鳴をあげるくらいだった。
2人が離れていても浮気をしないくらい互いを信じあえるというのは、羨ましい。
帯『焦らすなよ、おまえに飢えているんだ』
全体的にB級テイストな雰囲気の漂う作品。
ヤクザ不動[攻]×ルポライター京也[受]は同じ児童保護施設で育った幼馴染みで京也が12歳の時に不動が強姦して以来のくされ縁。
不動は俺様で傲慢なんですがちょい天然入ってる位の傲慢さ、京也は美人ですが危険な外国地域を取材する骨太なちょいツンデレ。
冒頭で京也が謎の外国連中との事件に巻き込まれたり、銀座で不動がいきなり発砲したりと初っぱなからB級の匂いがします。
俺のオンナと言い放つ不動に、気が強くて簡単に意のままにはならない京也ですがなんだかんだでいいカップル。
ちなみに何かありそうだった事件は最後にえ……?って位あっさりな解決。
割に呑気なヤクザで、エロはそこそこあります。
挿絵の甲田さんもまあ上手いって訳じゃなくて正直微妙な画力なんですが、頑張って描いてるなあって感じでそこもB級度アップ。
そういう意味ではこの作品には合ってる挿絵だとは思いましたです。
トンチキまではいかなくて、平均して最初から最後までB級っぽかったので統一感みたいなのはとれてました。
キャラ立ちはしてるので、このカップルでもう一作位続けると面白さが出てくるかも。