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yasashii otook
「顔のない男」シリーズの番外編です。
二作目「見知らぬ男」で音彦が主演する「葉山孝太郎」シリーズも三本目の撮影になりますが、わざとNGを出してくる共演者に音彦はいらだち、飛滝に愚痴ってしまいます。明日からの二日間がオフだという音彦に、飛滝がちょっと昔の執事に扮して、お坊ちゃまである音彦の世話をするという話でした。
音彦に現実を忘れさせて疲れを癒しているのかと思ったら、実は更に…というのが素敵でした。
音彦の視点なので、飛滝が本当は何を考えているのかは分かりません。ですが、音彦が飛滝に愛されている、大切にされていると伝わってきて素敵でした。あとは、ベッドでは演技を放棄した二人が微笑ましかったですし、飛滝を日常に戻す魔法の言葉も良かったです。大好きです。