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omega no junketsu
キャラさん初オメガバースとのこと。オメガバースはあまり得意ではないので
評価は下振れ気味ではないかと思います。
(得意ではないんですが、みずかね先生の挿絵を見逃したくなくて)
多分、王道、健気受けの切ないお話で、オメガバース、
健気受けがお好きな方にはたまらないんじゃないかと思います。
本編のみ、ショートなし220Pほど(書下ろし)+先生のあとがき です。
妊娠、出産はないですが、格差社会(アルファ、オメガ)のため
受けがひどい目に遭ってたところが地雷でしょうか。
舞台は現代日本と同様。フェルナンド国出身の和臣は、
SNSに自分の写真をアップしていたところを
攻めに発掘され、来日。初めて会うところからお話が始まります。
祖父にノルウェー人の血、父がフェルナンド人、母が日本人で
黒髪にエメラルドの瞳と言う、凄い美人さんなので、面接合格し
攻めさんが経営する事務所に所属することになり・・・・
攻め受けの登場人物以外は
モデル仲間二人、秘書さん、悪党1名が出てきます。
発情設定あるので、色っぽいシーンは少なくはないです。
** 以下はよりねたばれ & 個人的感想
フェルナンドではオメガに対する態度が劣悪で、
親ですら、子供がオメガとわかったら縁を切るような書かれ方をしていて
正直、なんちゅう親じゃ とめっちゃ腹が立ちました。
日本ではオメガを守る法律があるという設定ですが、和臣は
自分はベータだと言い張り、オメガであることを隠そうと頑張ります。
発情期を抑えるために薬を使うなどしていて、やっぱりオメガは痛々しい。
最後頑張って、攻めさんにも助けてもらって幸せを掴み取るので
よいのですが、それまでにある悲壮感というかせつなさというか
そっちの印象が強くて、読後感があんまり温かくないように感じました。
最後の1文はとっても余韻ある文で大好きなんですけど。
もちょっとハピハピな話、例えばモデルとして大成功を収めた後日談とか
あれば、本全体の印象が変わって嬉しいのですが・・・
もう少し甘め話が欲しいーと思う本でした。
正しくシンデレラストーリー!
不幸な生い立ちの主人公が、
白馬ならぬ高級車に乗った王子様に見初められるお話。
とにかく健気なΩの和臣が、
出会ってしまった運命の人を想い、
幸せになりたいと願い、
それを掴み取っていくお話。
しかしどうも物足りなく感じてしまうのは、
全てがトントン拍子に進み、
多少の障害も出てくることには出てきますが、
それもあっという間に解決。
仲間は皆いい人だし!
この辺はスピンオフとか番外編とか期待してしまうし!v
もう少し、過去の辛いところとか、
『おしん』形式でたたみ込んでくれると、
(今の若いお嬢さん方には通じないか⁈)
後半のはぴはぴ度が際立ったのかも。
特に驚く事も起こらず、想像通りにお話は進み終わるので、
ん?と、少々肩透かしの感が。
それでもやはり、不幸だった健気な和臣が、
スパダリに愛されて、とことん幸せになる姿はいいものですv
ストーリー的には中立に近いのですが、
王道らぶらぶハッピーエンドに、「萌×1」!
秀先生のあとがきにキャラ文庫初オメガバースと書かれていました~。
みずかね先生のイラストが素敵です♪
美形健気受(Ω)とスパダリ攻め(α)。
オメガなので悲惨な生い立ちが切なくなりますが、健気受け大好きなので、子供時代や出身国での仲間との生活等、もっと読みたかったな~と。
ストーリーは、もどかしいのがまたいい感じで、どうなるのどうなるのと読み進めました。
描写のエッチさは健在です!
脇役の同僚モデルキャラもいい感じなので、これだけで終わるの勿体ないな~と。
序章な感じでした。
こちらと他人同士購入で特性リーフレットが全員サービスなので、どんな番外SSになるかも楽しみです!
秀香穂里さんによるオメガバース小説。
ご本人が『書きたくて書きたくて』という設定だったそうで、さすがに勢いのある筆致です。
内容は、とある欧州の小国でオメガとして産まれ、差別され犯され、悲惨な生活、悲しみに満ちた人生を歩んできた美貌の青年・和臣が、今まで守られ助け合って生きてきたオメガ仲間たちに送り出されて、まっさらな新しい人生を歩むために身分も名前も全てを偽って日本にやってきて…
…という設定。
つまり、いわゆる「不憫受け」ものですね。
出会うは、アルファとしての魅力十分の、美しく、逞しく、優しく、懐が深く、情があり、もちろん財力も、という正にMr.パーフェクト・高宮。
つまりは同時に「スパダリ攻め」ものでもある。
2人の恋愛は、100%王道です。
実は過去に2人は一度出会っていて、和臣はそれとは知らずあの優しい日本人の国・日本に憧れてやってきたのだし、一方高宮は実はずっと和臣にもう一度会いたいと探していたのです。
だから2人は元々「運命の出会い」だったのですね。
オメガの発情や犯され体を売っていた過去を浅ましく思い、隠さなければ、と思いつめる和臣の姿は本当に不憫。だからこそそんな和臣の過去や性を全て知った上で、何年も探し求め受け入れ、番になってくれと懇願するアルファの高宮の愛情深さが、本作を完全なるハッピーエンドの作品にしています。
可哀想な受けが、上流の攻めにとことん愛され求められるお話が読みたい方に大おすすめ。
もちろんエロも濃厚です。しかし和臣の清純さも高宮の優しさもは決して損なわれません。
みずかねりょう先生のイラストも素晴らしく美麗です。
オメガバース設定ですが、全体的にさらっと読める。
和臣の生い立ちにはオメガならでは苦悩もあるが、あまり悲惨さは感じられない。なぜだろう…。
唯一、かわいそうと思ったのはオメガが判明した後の両親との関係。
自分の子に、そんなに掌返しする?
あとは文章で気になるところがいくつかあって、ストーリーに入り込めなかったところもあり、中立の評価。
最近は小説をあまり読んでなかったので、私の読解力のせいかと思ったが、同じような文章が繰り返されてたり、明らかな誤字も。
Hなシーン、快感でうわごと呟いてるのは和臣に違いないのに、「高宮」って書かれてたり。
和臣の両手は頭の上でまとめられてるのに、高宮の髪を掴んでる。すぐ次の文章ではやっぱり両手は高宮に押さえられてる。
え? 一度放して、また摑まれた? でもそんな感じじゃないんだけど…、てな感じで気になって仕方なかった。
誤字は脳内で訂正して読めばいいんだけど、色々打ち明け合ったあとのシーンだったので、引っ掛かる文章が続いたのが残念だった。