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最後の最後まで、お花畑な世界でのお話でした。
ストーリー的には、もうちょいいにしえの戦国時代のシリアスな雰囲気を入れても良かったんじゃないかなァ…。
古事記をねじ曲げること自体はなんとも思わないんですが、ヤマトタケルを完全な善的存在にすることによって、逆に彼の魅力が損なわれてしまったような気がします。
古事記のヤマトタケルが大好きなもんで、悲しい。
ちなみにヤマトタケルはアホキャラです。
アホキャラそのものは好きなんだけど、政治的に大事な判断をしなきゃいけないとき或いは大事な人を守らなきゃいけないときに、直情的なアホアホ行動を起こそうとすることには萎えました。
一巻二巻は良かったんですが(最後には成長したヤマトタケルが見れるなと思ってたもんで)、でも三巻でもそのまんま、どころか更にアホ度が増してたような。
ラブに関しては、なんでもアリ展開になりました。
兄弟が近親相姦してるのは変わらないんだけど、そこにイサチヒコもタヂカラヲも混ざってこようとする展開。
こういうのは好き。