デリケートな挑発

delicate na chouhatsu

デリケートな挑発
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
15
評価数
7
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
きたざわ尋子 

作家さんの新作発表
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イラスト
藤崎こう 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
モノクロームの契約
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784592874010

あらすじ

雪村瑞保が執着心の強い元恋人・北村亘と別れ、アルバイト先の会社の創業者である神野成亮と暮らし始めて三ヶ月が過ぎた。
瑞保は大学三年になり、隠居していた神野も社長の座にもどることになった。
そんな折、別れたはずの亘が金を使って瑞保の携帯番号を調べていた事実が発覚する。
瑞保を諦めきれない亘は、いまだに瑞穂の周辺を嗅ぎ回っているようで…。

表題作デリケートな挑発

社長
大学生・アルバイト

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

元彼再登場‼

シリーズ第2段。

前作で恋人同士になり、同棲生活継続中の2人。
瑞保は大学生活がスタートし、神野は社長業に復帰。
毎日、心も身体も愛情いっぱいに埋め尽くされ、愛される事を覚え始めた瑞保は、大学でも、今までの注目以上に目立ち始めます。
いい傾向なんだけど、悪い虫に狙われかねないような、色香ムンムンな瑞保。本人は全く意識ゼロだからか、神野も心配なんです。

元彼の行動も気になり、偵察も含めた意味合いで、大学に、弟の友哉を送り込んできた神野‼
愛されちゃってますねから瑞保は(笑)
ベタ惚れ状態といった感じで、独占欲丸出しの神野は、時間も場所も関係なく瑞保を求め、その、甘やかし方というか
愛し方は、執拗なくらいのエロスを、ご披露してくれています(笑)

そして懸念されてた元彼•亘も再登場。
未練タラタラで、自分にはあくまでも非はないといい…
相変わらず瑞保のせいばかりにします。
しかも、お金を使って身辺調査までさせていて、瑞保が好きだから…心配ゆえだったと言っても、悪質というか、やり方が姑息というか、本当に駄目人間で、好きにはなれないキャラでした。

複雑で本当は嫌な、瑞保の気持ちそっちのけで、神野の考えで、亘を会社のアルバイトとして雇い始め…
自分を近くで観察させるという目論みかと思いきや、荒療治ながらも、実は瑞保の為でもあって…
独占欲たっぷりで、包容力ムンムンな大人の男の考えは深いです♡
お前の愛し方では、瑞保は幸せにできない事をしっかり見せつけてくれました(笑)
もっと、コテンパンにやってくれても良かったんですけど…
神野甘いなあ〜と感じながらも…常に自信満々な俺様な亘には、自分の無力さを感じれただけでも、今は充分だったかもしれません。
また、男を磨いて登場してくるので、どの位いい男になって再登場になるか…神野のライバルになれる位の器になっているかが見所になります‼

とにかく、ちょこちょこと邪魔が入りながらも、相変わらずラブラブでエロ度は高めな2人なわけで…
蛋白そうに見えていた瑞保も、無自覚に色香を漂わせ、神野を誘惑している所がニヤリでした。
ただ、萌えきれないのが…前作同様イラストの苦手意識が勝ってしまっているところ…。
本当にお好きな方には、大変申し訳ないんですけど、神野はそこまで思わないんですけど、瑞保の絵柄が特に苦手で気になるから、テンションが上がり切らないんです…すみません。

ストーリーは普通に楽しめる感じなので、さらりと読めます。
前作の出会い〜恋人までのドキドキ感も少なかった為、評価は中立になっています。
ラブラブ年の差カップルが読みたい方には良いかと思います。

1

シリーズ2作目。

『モノクロームの契約』の続編になります。

う~ん、もともと内容が詰まっているシリーズではないんですが、それでも1作目は結構面白かったんです。好きなんですよ。
でもこちらはホントに中身がないですね。キャラクターで持ってるというのか。

前巻で瑞保(受)とCPになって、社長に復帰した神野(攻)。幸せな同棲生活を送っているんですが、そこに瑞保の元彼・亘が絡んできます。瑞保を諦めきれずに(親の金で)瑞保のことを調べて回るんです。
それを知った神野が、亘をバイトに雇うんですね。

言うなれば『亘退場』の巻?神野といるときの瑞保の表情を見て、自分といるときとのあまりの違いにショックを受けるわけです。
結局、亘は本気で瑞保が好きだったんでしょう。やり方はとんでもなくマズかったけど。それで『いい男になって戻ってくる』宣言をして去って行くわけですね。

しかし、やっぱりこのシリーズはイラストが非常にツライです。
もともと藤崎さんの絵柄は苦手なんですが、それ以上にまったく作品・キャラクターのイメージに合ってない。挿絵が小説を邪魔したら意味がないどころじゃないとひたすら残念でした。

2

ひたすら甘い

こちらの作品は、「モノクロームの契約」の2作目にあたります。
前作でめでたく恋人同士になった瑞保と神野。
可愛い恋人(生き甲斐?)ができた神野は、社長復帰を決め、一方瑞保は、神野から与えられる愛情や安定した関係により、本来の自分を取り戻し、「綺麗になった」と評判です。
そんな二人の前に、瑞保をあきらめきれない元彼亘が現れます。
親から貰ったお金で興信所を使い、瑞保の身辺を探り、「遊ばれてるに決まってる」と決め付ける亘は、身を引く気配がまったくありません。
そんな亘に対して、神野は、自分の会社でアルバイトをすることを提案して…。

亘の登場により、一波乱ありそうな気配を感じましたが、神野のほうが一枚も二枚も上手で、特に大きな波乱もおきず、全体的にラブラブな作品として、安心して読めました。

神野が、亘に対して、「裏付けのある自信がついたら、正面きって奪いに来な。」と口にするシーンがあるのですが、自己満足ではない、男としての自信を持っているところが、神野の魅力なんですよね。時々、いたずらっこだったり、駄々っ子だったりするところがまたキュートです。

オフィスでイタズラされて、(メロメロにされちゃった割には)プンプン怒ってる瑞保が可愛かったです。相手の反応に怯えず、きちんと言いたいことが言えるようになったのは、やっぱり神野との関係のおかげなんでしょうね。

ひたすら甘いお話を読みたい時や、イイ男にうっとりしたい気分の時にどうぞ。

1

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