ラブ・テクニシャン!

love technician

ラブ・テクニシャン!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
伊郷ルウ 

作家さんの新作発表
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イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784829622483

あらすじ

アダルトビデオのシナリオライター・拓耶は、実はとってもオクテ。しかし、シナリオを書いたゲイビデオの撮影現場で、主演男優の田崎に抱かれることになってしまい!? 「こんなに溢れちゃって……吸ってあげるよ」自分が書いた卑猥なセリフを囁かれ、初めての快感に泣き乱れた拓耶。羞恥のあまり、その場を逃げだしてしまったが、実は昼間はエリートサラリーマンとして働いている田崎と再会して…? 最高のテクニシャンに迫られて、ウブな身体がとろけそう。

表題作ラブ・テクニシャン!

エリートサラリーマン兼AV男優
小説家志望のAVシナリオライター

レビュー投稿数2

攻めのもう一つの顔は、ゲイ専門のAV男優

ゲイビデオを見て、受けが抜くシーンがあるのが珍しかったです。
自分の書いたAVのシナリオの言葉通りに、攻めから責められるという夢?のシチュまであります。

秘書室長兼ゲイ専門AV男優(不吹篠司)・田崎孝太郎 俺様包容力攻め×AVシナリオライターで小説家志望・岸尾拓郎(23)天然流され意地っ張り受け
小説家志望だが、それだけでは生活が成り立たないので、AVのシナリオを書いてている。
ゲイビデオのシナリオを書いてみないかと誘われて、不吹の出ているゲイビデオを渡される。
書きあげて渡すと、ネコ役のドタキャンで自分がビデオに出る羽目に。
恥ずかしくて逃げ出すと、バイト先で田崎と再会して。

小説家志望で夢見がちないかにもな現代っこな拓郎と、昼間は秘書室長をしている大人な田崎とで、優しい大人のテクに翻弄されると言った感じで、始終攻めの方が上手です。
ノンケだと思っていたのにゲイビデオで抜いちゃって、不吹をみているとドキドキしちゃうし、気持ちいいしと、受けは流されっぱなしです。
自分がシナリオを書いたAVビデオを田崎に見られて、そのシチュ通りの言葉を言われて、自分も感じちゃってと、ある意味で夢のシチュ成就な気がしました。
それでも、道具や縛りやエグイ事は全くないので、AVと言う事で構える必要はないです。主に言葉責めに、徹しています。

最後の告白からのまとめがあっさり仕上げと言った感じで、状況に無理を感じました。
受けはそんなに素直な性格じゃなかったはずだし、攻めの仕事への気持ちもそんなに簡単なものだったのか等、色々と疑問が残る終わらせ方で、ネタが面白かっただけに勿体なかったです。
折角、攻めがゲイ専門AV男優だったので、もっとHがマニアックに濃厚でもよかったと思いますね。残念。

エロ:★3 AVビデオの設定を使った言葉責め、羞恥責め、後は意外に甘めで普通です。
総合:★3 最後が惜しい故に、面白かったんですが評価が下がりました。

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ノンケとゲイと

小説家志望。バイトやアダルトビデオ(男女)のシナリオを書く仕事をしながら小説を書いていた。
そんなある日、ゲイビデオのシナリオを書いてみないかと誘われる。
最初は断固として断っていたものの、「ビデオを見てからきめてくれればいいから」の一押しで、結局断りきれずにビデオを持ち帰る。
その中に映し出されていた男優(攻)に拓耶は目を奪われて・・・!?

設定としてはすごく斬新で面白かった。
話の進めかたや、魅せ方も上手い。
ただ、一番肝心な恋愛面が弱かったのがすごく残念でした。
前半練りすぎた分、最後の最後。大事なラストが「え~・・・・」な仕上がり。
視点が、受と攻の両視点でちょこちょこ変わるせいもあって、読み手がのめりこめないというのもひとつの要因かもしれませんね。
気になる存在。可愛いと思って。傍にいたい。
うっすらと考えればわからなくもないですが、伝わりきれてないのがものすごく。

ただ、設定が面白いのと、文章の読みやすさはおすみつき。
面白かったです。
先ほどいった恋愛という概念をはずすのであれば(一番肝心なんだけどね。

コトバ攻め。
正直、私はこれをされたら萎える・・・なタイプなんですが、好きな人は好きかも。
ついでにいうなれば、アダルトビデオのシナリオってあってないようなもんだとおもうんだけどどうなんでしょ。
役者の演技が棒すぎるっていうのもありますがorz

トータルは、「萌」にとどめます。
最後のまとめ部分を除けば(←しつこい)なかなかに面白かったです。

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