Dr.フロイトのカルテ

Dr.フロイトのカルテ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
檜原まり子 

作家さんの新作発表
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イラスト
今市子 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
価格
¥580(税抜)  
ISBN
9784062557450

あらすじ

Dr.フロイトは、名探偵だった!世紀末のウィーンを舞台に、フロイト先生の天才的な推理と大胆な手腕が冴える! 異色の歴史ファンタジー!!ジークムント・フロイトという名をご存知だろうか? 精神分析の祖といわれる名医にして、僕、フェリックス・セントジェルジのもっとも敬愛する恩師だ。そして誰も知らないことだが、悩める人の心を救うだけでなく、数々の謎を暴き、解決する名探偵でもある……。世紀末のウィーンを舞台に、若き日のフロイト博士が医学生フェリックス青年を伴って奇想天外の活躍をする歴史ファンタジー!

表題作Dr.フロイトのカルテ

レビュー投稿数1

これはよい匂い系

精神分析の祖と言われる、ジークムント・フロイト。
彼は医学生フェリックスの敬愛する師匠だ。
悩める人の心を救い、時には先進的すぎる理論で周囲を驚かせる先生は、時には謎を解明する名探偵にもなる……
フロイト博士と彼の弟子が活躍する歴史ファンタジー。

みんながフロイト先生を大好きすぎて楽しかったです。
特に物語の語り手で、弟子のフェリックスの先生への世話焼きっぷりはすごかった。
お金がないなかやりくりをしてご飯を作ってあげてネクタイを結んであげて、君はどこの世話女房だ。
そんな彼に対して先生は、大事なあずかりものだから一人前の男にしてやらなければという使命感らしきものを持っているらしく、そのあたりのすれ違いもなかなかにときめきます。

意識とか無意識とか、気がついたらなにもかも性関係に結びつけちゃう先生が、実は女の人苦手で暗い過去があるっぽい(すべては語られていません)というのは大変おいしかったです。そんなこと言われたら嫌でも色々深読みしたくなるよ。

個人的にはとても好きな作品でした。
続きでればいいのになー。って思ったけど2004年刊。うーん。

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