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tomadoi no yukue
知之(攻)×直実(受)で、なんと20歳差ですよ!でも特に無理は感じませんでした。
母を亡くし、引き取ってくれた祖母も亡くした直実は、父に拒絶されて父の幼馴染である知之を保護者として、一緒に暮らすことになります。
最初は、健気な直実がひたすらに知之を思い、いつか知之も絆され・・・という話かなと思っていたら、そうじゃなかったんです。王道といえばそうなんですが、それだけじゃなかったんですよね。知之の方がいろいろなものを背負っていたんです。思ったより複雑な作りでした。そこがよかったんですが。最後の方の知之の、直実の母に関する独白がちょっとブラック?というほどでもないんでしょうか。
ひとことでは言えないのですが、とにかく好きなんですよね。柊平さんはもともと『年の差』が多いですが、その中でも断トツ好みです。
受けに惹かれながらも過去の負い目から素直にそれを表すことができない攻めと、攻めへの恋愛感情を自覚したての思春期の受け。
全体的に、攻めのトラウマ解消の過程、という感じかなぁと。
脳外科医の攻めは、過去に幼馴染(受けの父親)を密かに愛しており、そしてその人の妻(受けの母親)の手術を担当、本人とお腹にいた胎児(受けの弟)を救えなかった、という辛く複雑な過去を持っています。
よく考えると受けの両親は親としてあまり受けのことを大切に思っていないような・・結果的に受けに一番愛情注いでいるのは攻めのような気がするぞ~
だから堂々としていいと思うな。
ここにすごく萌えた!というのは特にありませんが、作者さん鉄板設定?デキる男だけどどこか不器用な攻め、健気な受け、年の差、甘めエロ、は抑えてあるのでまぁまぁでした。